< 2020年 9月>

やっぱり謎! ~サンゴの白化について考えてみました~ 2020/09/06

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どーも、リンです!
大きなニュースとなっている台風10号、現在は奄美地方を通過中ということで、
進路にあたる方々の無事を祈るばかりです
ここ石垣島でも、台風の影響が大きなウネリとなって海に現れています。
かなり離れているのに、やはり自然の力は圧倒的ですね

さて、それではブログの内容へ!
皆さん昨日のブログは読んでいただけましたでしょうか?
台風とサンゴの白化について、とっても分かりやすく説明されてまして、
僕も「フムフム」と勉強させていただきました

こういう勉強、大好きなんです笑 とまぁ、僕の趣味はさておき、
「サンゴの白化」について、僕も改めて考えてみたところ、
思い至ったのは「やっぱり謎!」ということです

その「謎」について、ご紹介していきまーす!
前置きが長くなり、申しわけありませんで
した

「サンゴの白化」。ズバリ、皆さんが想像されるのはこんな景色かと思いいます


ただサンゴの中には白化しにくいものもいます。
ハマサンゴの仲間や、


北部自慢のリュウキュウキッカサンゴなどです。


これがサンゴの特性(暑さに強い?)なのか、
共生藻の特性(排出されにくい?)なのかが、まず「
謎」。

同じ種類のサンゴで、ほぼ同じ環境にいるのに、
白化するものと、そうでないものがいるのも「謎」。

少し系統の違うソフトコーラルでも、この「謎」は生じます。
ウミヅタの仲間は白化するのに、


ウミキノコが白化しているのは見たことがありません。
そもそも共生藻がいない? 触手で食べものを獲得できるから?


サンゴの仲間たちが所属している、刺胞動物というグループからも考えてみました。
同じグループにはイソギンチャクやクラゲがあります

まずはイソギンチャク。 白化するものも多い中、


ハタゴイソギンチャクの仲間は白くなっているのを見かけません。
それにイソギンチャクたちは、サンゴほど白化で致命的なダメージは受けません。
魚を捕まえて食べたりするからなのか? 
ちなみにサンゴもプランクトンを捕まえて食べたりします。


一番謎なのは、この「サカサクラゲ」。
同じ刺胞動物で共生藻も触手にいるのに、なんで白化しないのか!?
暑さを感知して、快適な環境に泳いで移動したりする?
同じく共生藻を触手に宿す「タコクラゲ」は白化するらしいです。
サカサクラゲより、よっぽど泳ぎ回っているのに!?
うーん、謎は深まるばかりですね


以上、本日のブログでした。
あーでもない、こーでもないとネチネチ言って、
結果「答え」もないという内容でしたが、いかがでしたでしょう?笑
少しでも、「へぇー、面白い。」と思っていただけたなら、嬉しいです

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サンゴ「白化」のメカニズムと台風の関係!!えっそうだったの??2020/09/05

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こんにちは~~!ななです(^O^)/
さて世間は明日から明後日にかけて沖縄~九州地方を最大勢力で通過するであろう台風10号の話題でもちきりですね・・・
今年最強クラスの台風が上陸ということもあって非常に心配です(+_+)
気象庁も会見を開いていましたね
通り道となってしまう地域にお住いの方々はぜひぜひ念入りな対策・準備をされてお気をつけてお過ごしくださいませ。
被害が最小限にとどまることを遠く石垣島より祈っています

前に自分が書いた記事が台風が来てしまった時どうしたらいいの??という内容でブログを書かせていただきました
そちらもぜひともご覧くださいませ

沖縄旅行で台風が来た!!どうればいいの~~??

というわけで今回も台風絡みで1記事!!題して
サンゴ「白化」のメカニズムと台風の関係!!えっそうだったの??編~~

少々前の話になりますが、今年は台風が来るのが例年より遅く7月はとうとう台風が来ないまま終わってしまいました。
そのあとできた台風4号も沖縄本島付近には接近しないまま通過するなど今年は台風が全然来ないのかな~なんて考えていたのが懐かしいです。
よくダイビングに行かれると「台風が来ないとサンゴが危ないんだよね~~」なんて話を聞いたことがある人はきっと多いハズ!!
でも台風が来ないとどうなるのか??サンゴはいったいどうなるのか??詳しく説明できますか
そんなところを今回は深掘り!!!

 

サンゴって!?

サンゴは、イソギンチャクやクラゲと同じ刺胞動物と呼ばれる「動物」で、小さな個体がいくつも集まって群体というまとまりを作り上げています。
一つひとつのサンゴは下図のようにポリプと呼ばれる本体と石灰質の骨格の部分で作られています。
これらが枝状、テーブル状、塊状、葉状などに成長し、それが幾重にも積み重なって「サンゴ礁」という複雑な「地形」を作りあげています。
ポリプには触手があり、ここに小さな褐虫藻と呼ばれる藻類が棲んでいます。
褐虫藻が太陽の光を固定しサンゴにエネルギーを与え、褐虫藻は安全な棲みかを手に入れているという共生関係にあります。

 

サンゴはとってもナイーブ!?

サンゴに高水温などのストレスが与えられると、褐虫藻がサンゴの体内から外に出てしまいます。
褐虫藻がサンゴの体内からほとんどいなくなり、透明なサンゴの白い骨格が見える過程が「白化」です。
白化したサンゴはエネルギーを十分に得ることができなくなります。
この状態でも実は2~3週間ほどは、褐虫藻がサンゴの体内に戻れば生きることができるのですが、褐虫藻が戻らなければ死んでしまいます・・・
ただし水温が30度以上などになれば必ずサンゴが死んでしまうということではありません。
野外で白化しているサンゴを確認しても、その原因は必ずしも水温だけとは限りません。
「結果」として見ている白化が同じように見えても、その状態に至るまでの「過程」が分からない場合が多く、またそれを引き起こした「原因」が複数にわたるためです。
例えば赤土流入などにより、水温が上がる前に褐虫藻が弱ってしまい白化が引き起こされている場合もあります。
さらにサンゴの種類によっても異なり、波、流れ、紫外線などの影響によっても異なるため一概に「30度以上≠白化≠死亡」とは言えないんです。

 

台風とサンゴの関係

台風は災害を起こし農作物などに影響を与えます。
ですが適度な強さの台風は、海水をかき混ぜて水温を下げ、分厚い雲がしばらく強い日差しを遮り、サンゴが受けているストレスを和らげます。
台風が接近しなければ、沖縄では広範囲で白化が起こることが考えられます。
最近では2016年くらいにほぼ台風が八重山諸島地区に来なかったので石西礁湖のサンゴが大部分白化してしまうという現象が起こっています。
海水温が以上に高くなってきた主な理由は地球の温暖化です。
世界のサンゴの白化は過去30年間に増加してきています。

おわりに
最近では白化という言葉がテレビや新聞でも報道され目にすることが多くなってきました。
その反面、当たり前のように頻繁に起こる防ぎようもないことと受け止められつつあることも事実です。
白化が始まってしまうと私たちができることは限られてはしまいますが、例えば今残っているサンゴを折ったり蹴ったりしないように心がける、今残る環境をしっかりと残そうとする考えを持つだけでも全然違うはずだと僕は信じています。
沖縄のサンゴ礁という素晴らしい環境はずっと残ってほしいものですね~~!!

ではまた(^^)/

 

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水中写真をレベルUP☆ 「タイトル」をつけてみよー♪ 2020/09/04

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今日のブログはカメラネタ!はりきって参りまーす!!

これまでのブログはこんな感じです!
・過去画像を編集! こちら
・夜空の撮影! こちら
・WB(ホワイトバランス)で遊ぶ! こちら
・フィルター効果で遊ぶ! こちら
・ピンボケ写真からの脱却! こちら
・ピンボケ番外編:「ソウル撮り」! こちら
・構図のお話 Part 1! こちら
・構図のお話 Part 2! こちら
・構図 番外編 「縦構図」のススメ! こちら
・光のお話 Part 1! こちら
・光のお話 Part 2! こちら
・「良い写真」 を撮るために必要なものとは? こちら
・おウチで出来る、写真のトレーニング! こちら
・背景を意識した撮影! こちら
・写真は根性? こちら
・フィッシュアイレンズのススメ! こちら
・撮り方のコツ 「クマノミ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「マンタ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「サンゴ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「地形」 編! こちら
・撮り方のコツ 「群れ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ハゼ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「カエルウオ(ギンポ)」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ウミウシ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ウミガメ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ダイバー」 編! こちら
・撮り方のコツ 「甲殻類」 編! こちら

今回は撮り方のコツというよりは、撮った後の楽しみ方のご提案です!
ズバリ、写真に「タイトル」をつけてみよー♪ という内容です

お気に入りの写真に、自由にタイトルを付ける。気分はまるで「写真家」です
最初は気恥ずかしいかもしれませんが、やってみると、これが楽しい!

「あーでもない、こーでもない」と頭を捻って、「これだ!」というタイトルが決まった時、
今まで以上に、その写真に愛着が湧いているかと思います!

それでは!まことに恥ずかしいのですが!!
僕も自分の写真に「タイトル」をつけて、ご紹介したいと思います!!!

No.1「大空を、泳ぐ。」
べた凪の日、雲が映って空のそうな水面で息継ぎをする亀さん。
「大海を、飛ぶ。」と迷いましたが、僕はコッチで。
皆さんはどちらが好みでしょう?


No.2「狙い撃ち!」
撮ってる時、まるでスナイパーのような気分だったので


No.3「背中で語る」
マンタの雄々しい後ろ姿があまりにもカッコよかったので


No.4「見てないで、ちょっと手伝ってよ
せっせとお世話をする雄のカクレクマノミ。
時にはこんな事を思っているのかなー?なんて


No.5「吸い込まれそうな、その光」
もう見たまんま、ストレートに!タイトルが浮かばない時もあります!笑
プロの写真家の作品ではありませんからね。気楽に楽しみましょ


No.6「至福のひととき」
素敵な景色を目の前にして、あまりに気持ちが良かったので
サンゴたちも光のシャワーを浴びて気持ちよさそうに見えました


No.7「今日のご飯、何にしよ?」
これはちょっと自信作です笑 
僕の今の気分を見事に代弁してくれています「あー!お腹すいたー!!」笑笑


以上! 「タイトル」 を付けてみよー♪ でした!!
読み返すと赤面必死の内容ですが、いかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたなら幸いです

皆さんも是非!お気に入りの写真に「タイトル」を付けてみてください!
「これは!」という作品はフォトコンテストに出してみてもいいでしょうね

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

スペシャルティ(SP)科目


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