石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
今日のテーマは「ライセンス講習(OWライセンス)」
通常の講習と異なる点は、今回ご紹介するゲスト様が、昨年同時期ごろにうみの教室人気No.1のプレミアムコース(マンタコース)にご参加いただいていること
「プレミアムコース」にご参加いただいたゲスト様は、1年以内に再来店していただいた際にライセンス講習にチャレンジすると様々な恩恵を得られます!!
その1つが料金が安くなる点
本州での相場価格や沖縄方面での平均相場価格に比べお安い値段で受講可能に
いろいろここで語るとごちゃごちゃしてしまうので詳しくはこちらからチェックしてみてください(うみの教室での値段変化の表がありますよ)
C.ダイビングライセンス取得講習
1年前の感覚を思い出しながら講習がスタートしていきます
陸上でじっくりと思い出しながら新たな技術習得のために励んでいきますよ
体験ダイビングであれば、説明が終わったらいきなり本番!!といった感じですがライセンス講習は違います
まずは非常に浅い場所から練習スタート
これなら安心して臨めますね
浅い環境下での練習が終わればいよいよ船で大海原へ
最初はスキューバではなくスノーケルでの技術を練習しますよ
水中だけでなく水面でも気を付ける点は多いです
特に海での事故は大半が水面で起こりますからね・・・
いよいよダイビング本番です
船から勢いよく海へ〜〜
きれいなフォームの入水ですね
水中でも様々なトラブル対処はじめ、潜るにあたって必要な技術習得を目指します
そのうちの1つがコンパスナビゲート
自分自身を正しくナビすることができますか??
これはすでにライセンス持ってる方でも怪しい感じ??(笑)
でもやっぱり中心は浮いたり・泳いだりの練習が中心になっていきますね
水中での重さの感覚は陸上とは全然異なります
浮き沈みの感覚を徹底的に身体に覚えさせていきます
意外と大切な泳ぐための感覚です
その感覚が掴めればどんな環境も自由自在に泳ぐことが可能に
地面が離れていたって問題なし
体験ダイビングとは一番違う点ですね
自分で泳げるって楽しい〜〜
講習の合間には春ならではのコブシメとの出会いがあったり
ニモとの記念撮影もできました〜〜
無事講習が終わったので追加のFUNダイビングではマンタポイントへ
バッチリ観察できてサイコーの講習&ダイビングになりましたね!!
これからはこの資格を活かしてどんどん潜ってくださいね〜〜
また遊びに来ていただけることも楽しみにお待ちしていまーす
ではまた!!
追記
「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい
こちらが最新動画です
絶賛開催中の春だけのキャンペーンに併せてうみ教メニューの1つの紹介動画作ってみました〜〜
ダイバーの方もノンダイバーの方もぜひ一度ご覧くださいませ〜〜
石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
1番人気のプレミアムマンタコースのキャンペーン詳細はこちらオープンウォーターライセンス講習のキャンペーン詳細はこちら
「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!
講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ
ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
時折更新している海ネタではないブログですが、みなさまご覧いただけていますか??
長すぎて見てなーい( ;∀;)
えぇ~そんなこと言わないで読んで~~( `ー´)ノ
知らないこと絶対あるから~~!!
というスタンスでここまでお送りしてきました。
自分でも知ってる~と思ってた内容に新たな発見があったりでとても面白いです。
新たな発見をみなさんとこれからもやっていこうと思ってますのでよろしくお願いしま~す
ちなみに最近取り上げた内容はこちら
さて今回のブログは
【9割以上の人は耳が抜ける】耳抜きできない・・・を克服☆編~~!!
ということで耳抜き(圧平衡)についてです。
今までの耳抜きのやり方をここで振り返るきっかけにしてみてください。
・刻々と変化する水圧に耳管内の気圧を合わせること
そもそも耳抜きとはなんだろう?
なんでダイビングのスキルとして学ばなければいけないのだろう?
ダイビングをしたことがある方なら言うまでもないことかもわからないですが、水中では水圧というものがかかります。
人間が住んでいる陸上はたいてい1気圧ですが、水深が深くなるにつれて少しずつ圧力は増していきます。
水深1mにつき0.1気圧ずつ増え、水深10mだと1気圧増(つまり2気圧)となり肺は水圧で小さくなって他の部分も圧縮されてしまいます。
肺は呼吸器から口へつながっているため体積は小さくなっても呼吸を続けている限り気圧の変化には対応しているのですが、体で唯一閉じられた空間の耳管は「圧平衡」とも呼ばれる耳抜きをしないと激痛とともに鼓膜に支障を来すことにもなりかねません・・・
周囲の水圧に合わせて耳管内の圧力を変えていくためには耳抜き(圧平衡)が必要となるわけですね。
唾を飲み込んだり、アゴを動かすだけで耳が抜けるという方もいますが、「耳抜きができない!」と嘆いている方はそれができないから悩んでいるわけですよね・・・
でも耳を抜くための手法というの実はいくつかあります。
耳抜きの基本スキル
鼻をつまんで行う方法
・バルサルバ法
鼻をつまんで、声門(声帯)を開いた状態で肺の空気を鼻から息を出そうとする動作を行う方法。
肺からの圧力によって耳管を解放させる要領です。
ダイバーが汎用する耳抜きの一つで、唯一確実に治療や訓練が可能な耳抜き方法。
適切にできれば、ビギナーに最適な方法と言えます。
・フレンツェル法
鼻をつまんで、声門を閉じ、舌根(舌の奥)を上に持ち上げる動作を行うことによって耳管に空気を送り込む方法。
バルサルバ法を習得したダイバーは経験を積むにしたがって自然に習得することができるエキスパート用の耳抜き方法で、耳への負担が少なく最も安全かつ理想的な耳抜き方法です。
・マウスフル
鼻をつまんで、肺から口の中に空気を送り込み、頬の筋肉を使って空気を耳管に押し込む方法。
アプネア競技のベテランフリーダイバーがよく用いる手法です。
難易度が高い耳抜き方法で、少々強引に耳に空気を送り込んでしまうことがありうっかりすると耳に障害が起きてしまうことが・・・
スキンダイビングで息を止め、一気に深度を下げて潜る協議には有利な点が多いですが、呼吸をしている一般のダイバーにはあまりお勧めしません。
・トインビー法
鼻をつまんだまま唾を飲み込んだり、アゴを動かしたりする、鼻をつままないで耳抜きをする「嚥下法」に限りなく近い方法。
嚥下法よりも有利な点があるが、逆に言えば嚥下法ができる人でなければこの方法も良く抜けないことに・・・
嚥下動作を行うと口蓋筋群のひとつの口蓋帆帳筋を収縮させて耳管を解放させるのと同時に、軟口蓋(のどちんこの周囲)が跳ね上がる動きが起きて、その結果鼻孔から少量流出しようとする空気を、鼻をつまむことによって耳管へ送り出すことができるという仕組み。
※やり方が悪くてちゃんとできていない
初心者で耳抜きができないという方は、バルサルバ法にしても何にしてもできていないことが多いです。
しかもベテランダイバーの中にも実際にはしっかり耳抜きができていない「耳抜き不良」ダイバーが意外に多いんだとか・・・
耳に圧力をかけていくと、耳管が開いて鼓膜が膨らみ始めます。
そうすると耳に「プス」とか「ポッ」と音がするのですがその音が聞こえると耳抜きができたと勘違いしてその時点で耳抜きをやめてしまう人がいます。
これは実はNG
途中で圧力をあげなくなってしまうので少ししか鼓膜が膨らんでおらず耳が抜けたとは言い切れない状況だそうです。
この音を耳抜き完了の目安にしている人が多いですが、音は耳管が開いただけ。
音がした後もゆっくりと圧力をかけていくと、どんどん鼓膜が膨らんでいって4~5秒後に
鼓膜が膨らみ切ります。
この鼓膜が膨らみ切った状態を医学的に「耳抜きができた」と言うんですね。
※タイミングが遅い
耳抜きは潜降をするときの必須スキルなのですが、耳に圧を感じてから耳抜きをする人が多いように思います。
ですが実際は圧を感じてからでは遅い。
特に水深10mまでの気圧の変化率は非常に大きく、その中でも浅い水深ほど変化が激しくなります。
つまり潜り始めの浅い場所ほどこまめに耳抜きをすることが必須というわけですね。
それなのにも関わらず圧を感じてから耳抜きをするとなると変化の大きさに耳抜きがついていけなくなってしまって耳が抜けにくくなってしまうというわけ。
まずは水面で一度耳抜きをしてから潜降を開始して、圧を感じるよりも前にこまめに何度も耳抜きをしてタイミングを逃さないことが鼓膜にとってとても重要です。
※「生まれつき耳管が細い」は都市伝説!?
耳抜きができないのは生まれつき耳管が細いからだと思っている人が非常に多く、インストラクターや一般の耳鼻科医でさえそういう人もいるようですが、耳抜き不良の患者を多く診てきた権威によると耳抜きの良し悪しは耳管機能によって異なるだけで太さとは何の関連性もないのだそうです。
耳管開放症などの状態で耳管機能が悪い人は耳抜きもよくできない傾向があるようです。
しかし耳管機能が極端に悪い人はそもそもダイビング適性が無いわけで、逆に言えば現在鼓膜が完全に正常であればダイビングで支障がない程度に耳抜きができる最低限の耳管機能は持っているということ。
訓練や治療でほぼ100%耳抜き不良は治るのでNever Give UP!!
ただし子供のころの中耳炎の跡が残っている人は潜ることはできないので悪しからず・・・
※マスクが合っていない
そもそもマスクのサイズが合っておらず鼻をつまんでいるつもりでしっかりつまめていない場合も(笑)
鼻をつままなくても鼻の穴をふさぐように指で押さえれば耳が抜ける場合もあります。
でも耳抜きが苦手な方こそしっかり鼻はつまみたいところ。
もしマスクの上からしっかりつまめないようであれば、つまめるマスクに取り換え必須!!
※潜降スピードが速すぎる
ウェイトが重すぎたり、体重がさほどない小柄な方がスチールタンクを使う場合に重みで潜降スピードが速くなってしまうことが。
すると耳抜きができないうちに潜降してしまい「抜けない!」という事態に・・・
中性浮力を確保するということも必要です。
※口から空気が漏れている・・・
鼻をふさいでも口が空いていれば耳には空気がいかない。
耳抜きをするときは口もしっかり閉じていることが必須。
ダイビング中はレギュを咥えているはずなので、完璧に口を閉じるというよりかは、しっかりと咥えられていればOKです(^O^)/
鼻水をかむときにあまり口をあけませんよね。
つまり鼻がかめれば口から洩れるということは起こらないはず!!
※オトヴェントで練習
オトヴェントは耳抜きの練習をするのにとても有効です。
バルサルバ法をしようとすると強く息む人もいますが、オトヴェントを使用してグレープフルーツふらいの大きさになるまで2秒間、膨らむ状態を保つのに同じ強さで2秒間息むというのと同様に、ゆっくり時間をかけて耳抜きをするのがコツです。
一気にはダメ
※早め早めに耳抜きをする
潜降するスピードが速いと耳抜きができずトラブルに陥りがち。
それを避けるためにも痛くなる前、耳への圧を感じる前に耳抜きをしていくのが鉄則。
特に水深が浅いところでは水面で1回、その後50cm潜降するごとに1回、水深3mぐらいからは1m潜るごとに1回といった感じで耳抜きの回数を多くすることがポイントです。
※痛みを感じたら痛みを感じないところまで浮上する
痛みを感じたら急浮上するのではない。
痛みを感じなくなる所まで息を吐きながらゆっくり上がってそこでもう一度耳抜き。
そこから再度潜降に挑戦という流れ。
それでまた耳に圧を感じたら少し浮上して圧を感じない水深へ。
これを繰り返しながら行えば、コツがわかって耳抜きもできるようになるはず!!
今回は耳抜きについて触れてきました
中性浮力なんかの技術と違い、耳抜きに関しては当日の体調がものすごく影響してくる要素なので今まで苦労していなくても突如できなくなることも・・・
今回の内容ぜひ頭に入れておいていただけるといいかなと。
耳抜きの方法も挙げてるので次回のダイビングの際に普段とはちがう耳抜きの方法を試してみるのもちがう面白さがあるかもしれませんね~~(あくまで安全の範囲内で!)
ではまた!!
追記
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石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
先日石垣島にて市から「今年は雨が少ないので節水にご協力を〜」なんて広報されていましたが、今日の夕方ごろドカッとしっかり目に雨が降りました
明日以降も2〜3日お天気はご機嫌斜めかしら・・・
これで水不足が解消されると良いんですけどね
さて今日のテーマは「OWライセンスコース」
先日ダイビングは初めてながら体験ではなく、ライセンスコースにチャレンジするゲスト様がいらしてくれましたのでご紹介〜〜
右も左も分からないことに挑戦するって勇気がいりますよね!ちょっとドキドキするし
それでも大丈夫です!!!うみの教室では丁寧にレクチャーしていきますよ
器材セッティングの様子ですねー真剣です
講習のスタートはいきなり船ではありません
気持ちの面でも安心できる浅い場所での練習からスタートしますよ
ここでさまざまなトラブルに対処する練習を行なっていきます
ダイバーたるもの1人でなんでもできるようにならないといけないので、やることはいっぱいです
浅い場所での練習を一通り終えたらいよいよ船にて大海原へ
歩いて入っていくビーチとは違い船では海に入る方法も習得していきますよ
船縁から勢いよく海へドボーン
通常なら呼吸のできない環境なので最初は怖さを感じることも・・・
ただ体験ダイビングとは違って浅いところで十分にトラブルに対応できる技術は練習しているので、自信を持ってトライできます
緊張気味ではあったものの無事地面まで潜り切ることができました〜〜
やったね
船で行く講習でもビーチにて行なった練習を復習していきます
+αで浮かびながら泳ぐ練習が入ってくる感じですかね
意外とやってみると難しい浮かんだ状態でのバランス取り
背中のタンクが重たいのですぐ体勢を崩してしまいます・・・
時間をかけてゆっくりと感覚を養っていきますよ
だいぶ慣れてきましたね!
慣れが出てくると心にも余裕が出てくるもの
向けたカメラにしっかりとポージングできるまでに
カッコいいです
講習最終日にはご家族全員大集合
お父さんはライセンスを既に持っているのでFUNダイビング・お母さん&妹さんはスノーケルとメニューはバラバラでしたが同じ時間を同じ場所で過ごすことができましたよ〜〜
ちなみに講習合間にお姉ちゃんはFUNダイビングを追加!そこでマンタポイントにも行けちゃいました〜
結果は大当たり〜〜
その様子がうみの教室インスタグラムにUPされているので(4/6投稿のフィードです)ぜひご覧くださいませ
www.instagram.com/reel/C5aTwELPpFb/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
迫力満点で必見の動画になってますよ
朗らかな春の1日に無事ライセンスゲット
3日間お疲れ様でした&おめでとうございまーす
全員でマンタも見れたし最高な石垣島時間になったかな??
今度はもっと暖かい時に遊びにきてくださいね〜〜
時期が違うと見どころも変わってくるから楽しいですよ
待ってまーす
ではまた!!
追記
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ダイバーに役立つ情報をお届け!!今さら聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
こんにちは~~!ネタブログのタネがそろそろ枯渇!?(笑)ななです(^O^)/
4月のスタートです春らしく全国的に暖かくなってきた感じがありますね
こちら石垣島も例外なく気温がグングン上昇してきてます
週間予報なんかでは予想最高気温29℃なんて言っている日も
暖かい通り越してもはや「暑い」となってしまいそうです(笑)
「暑い」といえば必ずセットで語られるのが熱中症の話題
今回は熱中症関連のトピックではないですが、その予防のためにも重要な水分補給に焦点を
題して【減圧症予防に不可欠!】ダイバーのための水分補給のススメ☆編~!!
ダイビングの側面からの水分補給の重要性
じっくりガッツリ語っていきますよ
長めのお堅い内容ではありますがぜひ読んでみてくださいね
夏になると毎年のようにニュースに上がる熱中症の話題
どれだけ取り上げられようが無くならないということは、どこか「自分には関係ないや~」なんて我関せずな態度があるのではないのかな~なんて思ってしまいます。
「暑い」ことによる脱水は陸上だけでなくもちろんダイビングでもとっても危険
ダイバーにとってなんで水分補給が重要なのか?またダイビングの旅行に出かける際の注意点についてバッチリ解説!!
体内から放出された水分量よりも摂取した水分量が少ない場合、脱水状態となります。
脱水は健康上のトラブルへと発展することがあるため予防が必要です。
ダイバーであろうとなかろうと健康状態に影響を与えるため脱水状態は絶対に回避するべき。
【脱水状態の症状】ひどい脱水症状の場合
・頭痛
・パフォーマンスの低下
・いらだち、錯乱
・疲労、筋肉の痙攣
・体温調節力の低下
・意識レベルの低下
・生命をおびやかすショック症状
・腎臓結石の原因となる可能性(長期的影響)
私たちダイバーにとって、脱水は減圧症発症のリスク要因となります。
どんな理由なんでしょう??
脱水状態では、血しょう量及び組織への血液が減少して血液の粘度が上がり血流が悪くなります。
血液は体に栄養を運搬し、ガス交換の役割も果たすので、血液粘度が高くなると窒素の排出に悪影響を与えて減圧症を発症するリスクが上がってしまうというメカニズム。
原則としてダイビングは脱水になるリスクを増加させてしまいます。
しかしDANヨーロッパによる研究では、多くのダイバーがその前後に十分な水分を摂取せずにダイビングをしているという結果に・・・
正しく水分補給をするということが問題になることはほぼありません。
ひとたび休暇を取りトロピカルな地域へダイビング旅行に出かけるとなると、ダイビングの回数は増え、天気が良いことも多いことでリスク要因が普段に増して増加します。
したがって、ダイビング旅行中の適切な水分補給の重要性はより増すことになりますね~。
ダイビング旅行というだけで脱水状態を誘発するリスクが高まるわけではありません。
ただダイビング旅行中のダイバーには、無意識のうちに通常よりも早く脱水状態になってしまう行動上・環境上のリスク要因があります。
例えば、ダイバーが飛行機に搭乗したときから脱水は始まります。
機内の空気は地上よりはるかに乾いているため体は搭乗中に刻々と水分を失っていきます。
しかし、多くの旅行者はフライト中に十分な水分を摂りません・・・
またフライト中に、コーヒーやコーラ、あるいはビールを飲む旅行者が多いですが、カフェインやアルコールを含む飲み物には利尿作用があるので脱水症状を引き起こしてしまいます・・・。
このため最終的にダイバーは軽い脱水状態で目的地に到着することになります。
ここまででまだスタート段階ですよ!!
ここからは旅行中に普段より早く脱水状態になる理由を考えてみましょうか!
①日光
ダイバーが好む南国では、暖かく晴れた天候となり、しばしば湿度が高くなりますよね。
このような状況では、汗をかきます。
汗をかくと体内の水分が失われ、水分がh級されない限りは脱水状態を引き起こします。
また日焼けをすると水分は加速的に失われます。
皮膚が赤く熱くなり(時には痛みを感じ)、体が反応して皮膚に水分を送り出す。
そして太陽と風がこの湿気を蒸発させてさらに脱水時症状が悪化するという負のスパイラル・・・。
②海水の塩分
海から上がってくると水(海水)が乾燥し、塩の結晶が肌に残ります。
結晶が肌から水分を奪い、太陽と風によって水分が蒸発することにさらに脱水のリスクを促進させてしまいます。
③ダイビング・発汗
ダイビング中はスーツにより体温を保ちますが、陸等での着用中に体温を下げることはできません。
暖かい気候下でTシャツを着ているだけですでに汗をかいているのであれば、スーツの下でどれくらい汗をかいているか?
想像は難しくないはず!!
④ダイビング:浸水利尿(尿生成量の増加)
ダイビング中には周囲圧の上昇や、冷水温によって手足の血管が収縮し、血液が手足から体幹に移動して体を暖かく保とうとします。
ところが、体はこの体幹の血液量増加を水分過剰と認識してしまうので腎臓は、この水分過剰に反応して多くの尿を生成することによって水分と塩分が失われることに・・・。
このためダイバーがダイビング中や直後に排尿したいと感じる状態は「浸水利尿」と称されます。
多量に排尿するのは十分に水分をとっているからだと思われるかもしれませんが実際には過剰な水分が失われています。
⑤ダイビング:圧縮空気の呼吸
さらにダイビング中に水分を失うもう一つの原因は呼吸している空気です。
シリンダー内の空気は乾燥しており体がさらに水分を失うのは飛行機の中と同様です。
また低水温の水中では、肺の中の空気を温めるためにりょい一層肺に負荷がかかるため水分損失量がさらに増加。
⑥アルコール
旅行中、多少のお酒を楽しむことは珍しくないかと。
当然飲酒してダイビングをするのは厳禁ですが、飲酒による酔いだけではなく、アルコールは脱水症状を加速させます。
アルコールやカフェインを含むものは利尿作用があるので排尿量は増加します。
ということは脱水状態へ。
⑦吐き気・下痢
飲みすぎや船酔いなどで嘔吐すると短時間で大量の水分と塩分を失い脱水を促進させます。
旅行中の下痢(不衛生な食べ物を摂取したために起こる腸感染から発症)には、同様のマイナス効果があります。
⑧服薬
薬(特に血圧の薬など)の中には利尿作用がある薬が存在し、脱水症状を引き起こします。
ダイビング旅行で脱水症状や減圧症のリスクが高くなるのはこれで理解してもらえるかと。
ただダイビング旅行中だ、ということだけで減圧症のリスクは増加しません。
しかし前述のようにダイビング旅行中、ダイバーの気づかないうちに脱水のリスクが高まります。
多くの場合、脱水の症状は軽度であることが多いので水を飲むことで簡単に解決することができます。
水に加えて経口補水液またはアイソトニック飲料を飲むと失われた塩分や電解質を補給することもできるとされています。
しかしながら、さらに重度の症状がはっきり見られる場合には直ちに医学的な処置を受ける必要があるので医師による診察を受けましょう。
脱水状態の改善を試みるよりも、脱水を予防する方がはるかに良いです。
最も簡単な脱水症の予防方法は、多量の水分を摂ることです。
ところが、大量の水を一気に飲むと血しょうの量が急激に増加しその結果尿量が増えるだけなので体組織に水分はいきわたりません。
このためダイビングの直前直後に1ℓの水をまとめて飲むのではなく、15~20分ごとにコップ1杯の水を飲む方がGood!!
この方法では、組織に水分が補給されて結果として気泡形成と減圧症発症につながるガス交換の抑制を防ぐことが可能に。
実際に必要な水分量は、多くの要因によって異なります。
しかし1日の通常水分量に加え、水を少なくとも2ℓ飲むことで十分な水分量を保つ助けになるかと。
また果物や野菜などのような水分の多い食べ物を摂るのも良いかもしれませんね!!
今回はかなりマニアックというかお堅い内容になってしまいましたね・・・
ただこれからの季節かなり大事になってくる情報ではありますので確実に抑えておきたいところ(^O^)/
正しく学んで・実践して安全なダイビングライフを!!
ではまた!!
追記
2024年度動画投稿更新3月10日より再スタート
「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい
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ダイバーの方もノンダイバーの方もぜひ一度ご覧くださいませ〜〜
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
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こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
今日のテーマは「ライセンス取得」
OW(オープンウォーター)ライセンス講習にチャレンジされたゲスト様をご紹介しまーす
以前からダイビングが気になっていたけど時間が無くなかなか挑戦できなかった・・・
ただ今回時間ができたので思い切ってライセンス取ってしまおうとご参加いただきました〜〜
人生初のダイビングということで聞くこと為すこと全てが初体験
1つ1つ丁寧にお教えしますので着実にステップアップ
1枚目の写真は顔が出せるビーチでの講習風景でした!
浅い場所で一通りのトラブル対処法を実践・達成できたらいよいよ船にて大海原へ
船から海へのエントリーも練習内容の1つ
写真に躍動感がありますね
ビーチに続き海洋編でもおさらい+αの練習が待っています
これはコンパスナビゲートの様子ですね
行きたい方向に進んだはいいけど帰ってこられないではただの迷子ですからね(笑)
自分の方向感覚では無く方位磁針を信用してバッチリしっかりナビゲート
数ある練習の中でも海洋編の中心はやっぱりこちら
自分自身で泳げると気持ちいいですからね
やってみると分かるのですがバランスを取りながら泳ぐのが意外と難しいんですよね
時間をかけて感覚を体に覚えさせていきます
どんな内容なの?流れはどんな感じ??はこちらからチェック
C.ダイビングライセンス取得講習
今回は他ゲストとの兼ね合いで講習の途中にFUNダイビング(遊びのダイビング)を追加
憧れのマンタポイントにチャンレンジすることも叶いました
そして今までいろんな場所で挑戦してもなかなかお目見えすることができなかったマンタ様に念願の遭遇
これは嬉しい瞬間でしたね
みなさんにもぜひ自分で泳いで見に行く感動を味わってもらいたいです
この春だけこんなキャンペーンもやっているのでうずうずしている方は思い切ってやっちゃいましょう!!
【キャンペーン】春のダイバーデビューキャンペーン♪
無事全行程を修了してのライセンスゲットです
お疲れ様でした&おめでとうございまーす
ぜひ資格を活かしてどんどん潜ってくださいね
次はさらなる楽しみの幅を広げるためにAOWライセンスを持つこともオススメですよ
またお会いできることを楽しみにお待ちしてますね
ではまた!!
追記
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