ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
こんにちは~~!!ななです(^O^)/
今年初めての石垣島ほぼ直撃台風だった3号
かなり大型だったこともありすでに通り過ぎて2日経った今でも少し風は強めかしら?!
ここまでの期間でなかなか来ることが無かった台風ですが、一部メディアではこれを機に頻発の可能性も高いんだとか
まぁ水温高かったですからね・・・
というわけで以降の台風のために今日はこんなテーマで
「沖縄旅行で台風が来た!どうすればいいの〜?」
沖縄旅行で台風は避けては通れない悩みの種
旅行日程で台風にあたる可能性はそこまで高くないとしても
いざどんぴしゃりの事態になると焦ってしまいますよね
そこで、まとめブログ的な形でお送りしたいと思いまーす
―――――――――――――――――――――――――
楽しみにしていた沖縄旅行。ふとニュースを見たら・・・なんと台風が接近しているではありませんか!!
あんなにハイテンションだったのに気分はガタ落ち、先のことを考えると真っ青になってしまいますよね。
そんな時ってどうしたらいいの??という方もこれさえ知っておけば大丈夫!
ではいってみましょう(-ω-)/
<もくじ>
①旅行出発前に台風が来たら・・・
②沖縄滞在中に台風が来たら・・・
③旅行最終日に台風が来たら・・・
たいがい旅行を申し込む際は、出発日の1~3か月前に予約をされるかと。
その時に台風が来るかどうかは残念ながら気象予報士でさえわかりません。
でも天気を気にしていたらどこにも行けなくなってしまいますよね。
そこで、出発前に台風が来た時にどう対処すればいいかをご紹介!!
1-1.旅行出発前日
旅行準備も整って、あとは行くだけになっていると思います。
当日飛行機が飛ぶかどうか・・・欠航が確定するのはよっぽどでない限り前日までには決まりません(決まっても前日の夜~深夜など)。
国内線は約2時間程度の短時間フライトが基本とされているため進路が台風によって妨害されていない限りは飛行機を飛ばすことができるからです。
お天気ニュースにくぎ付けで不安な時間を過ごすより飛ぶと信じて構えている方が賢明です。
少々ややこしいではありますが、欠航が確定せずとも、欠航が高確率で見込まれる場合は、1~2日前から手数料不要で便変更やキャンセル(取消)が可能となる「変更対象便」となる場合があります。
航空会社や旅行会社など予約先に、変更・キャンセルの取り扱いに関して確認をあらかじめしておくのがベスト!!
1-2.旅行出発当日
朝のニュースで台風が来てる!ということになると、早朝から電話が繋がる航空会社へ電話をする方が非常に多いかと。
ところが欠航が確定していない限りは「まずは空港へ来てください」と言われてしまいます。
なぜなら出発時間直前まで就航できるかどうか検討するためです。
飛行機は台風が直撃するかどうかというよりも風向きや風速で結構するか就航するかが決まります。
器材(飛行機の機種)によって最大横風制限が決められているためその値を超える場合は欠航となるんですが、それは最終手段。
勿論発着空港に直撃した場合は欠航になる可能性が高いかと・・・
もしくは遅延という形になることも否定できません。
ただし前項で説明をした「変更対象便」となっている場合がありますので、その場合は航空会社もしくは旅行会社(空いている時間なら)に連絡、空港のカウンタ―で便の変更をすることが可能です(ただし団体旅行の場合はすべて旅行会社の手続きとなります。また個人旅行の場合も貢献の種類によっては旅行会社でしか変更ができない場合もあります)。
なお旅行会社が営業をしている時間帯であれば、連絡をして状況を確認しましょう。
ただし欠航が決まらない限りはまずは空港まで行くというのが基本になります。
1-3.旅行代金のこと
さて出発時に台風で飛行機が飛ばない、となった場合の変更や取消の費用、払い戻しについてですが、まず便を変更して出発をする場合ですが、航空代金に関しては同日の振り替え便ということになり代金はかかりません。
※ただし空港までの交通費、もしくは滞在費(翌日便の振替で出発空港近くのホテルに泊まる場合など)は自己負担です。
次に台風により便が欠航となり(もしくは出発便が前項の「変更対象便」となり)旅行を取りやめる場合、もしくは旅行会社がツアーの中止を決定する場合(団体など)はツアー代金を全額払い戻してもらえます。
なお空港へ行かずに自宅で(飛ばないだろうと)判断して、万が一乗るはずの便が飛んだ場合は・・・キャンセル料が全額かかります(=返金がない)のでご注意を。
また欠航が決定するより前(ならびに前項の「変更対象便」になる前)の時点で、自分で判断して旅行を取りやめる場合は、通常通りのキャンセル料(国内旅行の場合、前日で30%、当日出発前50%が一般的)がかかりますのでご注意有れ!!
詳しくは、も吸い込みをされた旅行会社に要確認です。
―まとめ―
☆よっぽどのことがない限り出発前日に欠航にはならない
☆自己判断で自宅待機はしない
☆旅行会社や航空会社など屋や雲と②旅行の取り扱いを確認する
☆旅行会社が中止を決定した場合は全額返金しておらえる(キャンセル料は旅行会社による)
危ういながらも沖縄へ到着。
ところが滞在中に台風が直撃してしまった!!という場合についてどうしたら良いかご紹介していきたいと思いまーす。
2-1.観光スポットについて
まず沖縄では、台風が来るとほとんどの観光スポットやお店が閉鎖になります。
マリンアクティビティも同様で、もちろんダイビングやシュノーケリング、カヤックなどは強風や高波などで中止になります。
大型の場合はホテルから1歩も出られなくなることがほとんどですがそういった時でも対応できる代替案を用意しておくことをお勧めします。
具体的にはプールやスパ、ジムにお子様向けのプログラムなどが充実しているホテルを選ぶだどです。
ホテルによっては1歩も出なくても十分リゾート気分を味わえるところなどもありますので是非チェックしてみましょう。
2-2.レンタカーについて
沖縄に台風が直撃した場合レンタカーに乗って移動を、ということはまずできないと考えましょう。
海沿いを走るルートなども多いため、突風などで事故・・・という悲惨な状況にもなりかねません。
地元の人は台風が来るとほとんど外へ出ません。
車の運転は慣れているからと過信せずにやめておくのが無難です。
石垣島はとくに簡単に道路が冠水してしまう地区も多いので本当に立ち往生してしまう可能性大!!
2-3.アクティビティ・オプションの気になる料金のこと
出発前にアクティビティや体験を別途予約したけど、台風で行くことができない、中止になった、という場合の料金については、その申し込み方法や施設によって違ってきます。
基本的には利用者の都合でキャンセルや減員した場合は、キャンセル料がかかってきます。
ですが体験の中には陶芸や三味線体験など室内でできるものもあるため一概に台風=中止とは限りません。
よくクレームとして多いのが雨が降っていたため中止になるかと思っていかなかったなどの自己判断です。
ダイビングでも例外ではなく大雨が降ってやらないかと思った~なんて声を聴くことも珍しくはありません。
各参加条件やキャンセル規約についてよく把握しておき、申込時に台風が来たときはどうなるのか、全額戻ってくるのか、など確認しておくようにしましょう。
―まとめ―
☆観光スポットは(特に屋外)閉鎖になることが多い
☆施設が従事すしているホテルを選ぶ、代替案を用意していく
☆レンタカーは台風の時は基本乗らない
☆旅行前に申し込むオプション・アクティビティは台風時中止の連絡が来るか、返金してくれるかなどの確認をしておく
旅行中無事乗り切ったと思ったら、なんと最終日に台風が!
帰れるの?どうしよう・・・と不安になることはありません。
冷静な判断と行動で最後まで楽しい旅ができるようにある程度の自信を持っておけるとGoodですね。
3-1.便が飛ぶかどうかは出発前と同じ
もしも再守備に台風が来た場合、、異本的に空港では先にご紹介した流れで動きます。
搭乗予定の航空会社、もしくは旅行会社が対応してくれますので、まずは空港へ向かいましょう。
なお帰りに乗る予定の便が前日もしくは当日に「変更対象便」となった場合は、便の変更ができるようになりますので、前日の便で帰る、当日の遅い便に変更するなど旅行会社もしくは航空会社へ連絡して変更してもらいましょう。
※前日に変える場合に宿泊代など一部の払い戻しが発生するかどうかは、旅行会社に確認しましょう。
ただし旅行会社も対応でとても慌ただしいため、金額の決定は後日、ということもあり得ます。
3-2.欠航になった場合
万が一欠航になった場合は、旅行会社が宿泊債の手配や代替案を提示してくれるかと思います。
ただし電話がつながりにくいということが多いので、ホテルは直接聞いてみることもお勧めします。
なお空港で野宿・・ということも可能ではありますが(ただしすごく大きな台風の場合は空港が閉鎖されますので泊まれません)、小さなお子様連れや女子旅の場合はセキュリティ面も心配になりますので、できるだけホテルへ泊まった方が良いでしょう!!
何でも気の持ちようで出かける前ならガッカリしますが旅に出てしまえばこっちのもの。
仕事どうしよう・・・とか明日は予定が・・・などいろいろと都合はあるかもしれませんが
「沖縄へもう1日滞在できる!」とプラスに考えて動く方が気は楽になるかと(^O^)/
3-3.最終日に欠航になった場合の滞在費
搭乗予定便が欠航になり、臨時便などの振替輸送が飛ぶ場合は返金もしくは追加請求はありません。
ただし1時間前に出発する別の航空会社なら取れるなどで他社便や他のルートに変えて帰る場合は、一般的には追加の航空券購入となるため有料(しかもかなり高い)です。
旅行会社はホテルの手配などをしてくれますが、その往復の交通費、ホテルなどの滞在費なども利用者持ちになる場合がほとんどです。
ただ沖縄の場合は台風で足止めになったときは、業界で俗にいうところの「台風料金」という形で別途安い料金が設定されているところが多いです。
ですので、もし旅行会社が手配をする場合でも、予算を伝えてそれにあうホテルを探してもらい、手配してもらうようにしましょう。
なおレンタカー付プランでレンタカーを翌日まで利用する場合は、延長料金がかかります。
その場合は旅行会社にいくらなのか確認しましょう(これもレンタカー会社の通常の延長料金よりも安いケースが大半です)
―まとめ―
☆基本的には欠航の連絡がない限り空港へ行く
☆基本的に足止め時の滞在費は利用者持ち
☆台風料金のある救済ホテルへの滞在を希望する
いかがでしたでしょうか?
これを見ると意外にもじつは台風が来ても安全さえ確保できれば飛ぶことが多いんですね
台風時の対応に関しては正直ケースバイケースなのですが、少なくとも旅行会社・航空会社・ホテル・レンタカーなど予約先の電話番号は確認・メモしておきましょうね!!
次の機会では台風とダイビングの関係とかをUPしましょうかね
ではまた(^^)/
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
追記
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「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!
講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ
石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
今日のテーマは「AOW(アドバンス)ライセンス講習」
一番最初のライセンスであるOW(オープンウォーター)の次に目指すランクがAOW
このライセンスを持っていないと予約自体受けてもらえないというお店もあるくらい重要な位置付けのライセンス
その内容を少し覗いてみましょう!!
まずAOWは5本のダイビングを行うことで取得が可能です
5本のダイビングの内容はダイバーによって様々なところが面白いところ
DEEP・Navigation(ディープとナビ)は必修科目で残り3つを自由選択といった感じ
1枚目の写真は背中に輝くエンリッチド・エア・ナイトロックス
海外ではスタンダードになりつつある酸素多めの空気が詰まっているタンク
窒素が少ない分様々なメリットを享受できる優れもの
これからの時代はエンリッチ!!
このエンリッチには独自にライセンスがあるので題名の2つ同時というのはAOWとEANxの資格を取れてしまうという意味です
次に当店人気No.3の選択科目であるボート
ボートダイビングのいろはを学ぶ項目です
船の形が変わればエントリーの方法も変わるということで、やったことのないエントリー方法を実践
その名もジャイアントストライドエントリー
大きく足を踏み出してエントリーする方法です
やってみると意外と難しいかも?!
無事入水!!
当店人気No.1の選択科目はPPB(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)こと中性浮力
やっぱりランクアップするなら上手くなりたいですよね
中性浮力はダイビングの基本技術
基本技術なのにこれがまたなかなか難しい
呼吸の調整で浮いたり沈んだりをコントロール
この感覚を体に覚えさせます
中性浮力を掴めれば地面が無いようなところでも浮いた状態を維持しながら撮影ができちゃったりしますね
泳ぐ時にはもちろん必要な中性浮力ですが、留まる際にも思うようにコントロールできると上達を実感できるはず
必修であるナビゲーション
コンパスの使い方を今一度思い出して、自分自身の進むべき方向をナビゲート
迷子にならないためのこれまた必須技術
そしてもう1つの必修科目のディープでは18mを超える場所までレッツゴー
AOWライセンスは30mまで行くことが可能になるライセンスなので、深場ならではの変化や危険性を学びます
無事5項目をやりきってライセンスGETです
おめでとうございまーす
1日3ダイブのコマ数なので2日間で取得可能ですよ
まだ持っていない方はAOWを取って楽しみの幅を広げてみませんか??
さらにダイビングが楽しくなること間違いなし!!
ではまた!!
追記
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石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
もうすぐ6月も終わりますね!!もう1年の半分が終わるなんて信じられません
さて今日は最近続いたAOW講習がありましたのでその様子をお届けします
AOWとは最初に取るOWの次のランクにあたるものです
OWはダイビングのいろはを学び、AOWはその技術を活かして楽しみの幅を広げるライセンスなイメージ
5科目の内容を行うことでライセンスが取れてしまいます
DEEP・Navigationが必修科目としてありますので残りの3つを選択します
様々な科目があるので自分好みのものを選んじゃいましょう
カメラとか中性浮力とか魚の見分け方とか!!
その選択科目の中にEnriched Air Nitrox (エンリッチ)なるものがあります
通常の空気タンクに比べ酸素の割合が多いものをエンリッチと呼び、その分窒素割合が減るので体に優しいタンクというわけ
窒素が原因となる減圧症の予防をはじめ、水中滞在可能時間が伸びたりと良いこと尽くし
実際に見比べてみるとこんな感じ
ちょっとわかりにくいですね・・・
文章でいいますと13.6m地点にてエアー⇨60分に対してエンリッチ⇨115分と示されてます
およそ2倍近い時間この水深下に滞在することができることがこれで分かりますね
この時間も体に溜まる窒素量を計算して算出されたものなので、いかに体に窒素負荷が掛からないかを物語っています
エンリッチはAOWとはまた別に資格が発行されますので、AOW講習時に同時に取得がオススメ
これからの時代はエンリッチですよ
講習お疲れ様でした&おめでとうございます
そして別件
メモリアルなダイブを迎えたゲスト様もいらしてくれました〜〜
写真はうみの教室(当店)のみで50ダイブ到達記念のもの
いつもいつもありがとうございまーす
そしてなんと今回の期間中にご自身の200ダイブにも到達達成!!
Wでおめでたいですね
これからも楽しくダイビングしていきましょうね〜〜
ではまた!!
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石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
昨日伝えましたように今日は講習DAY
無事に終えることができましたよ〜〜
その1つだったAOW講習の様子をお届けしまーす
OWライセンスを取得した方が次に目指すランクであるAOW(アドバンスド・オープンウォーター)ライセンス
OWが入門であるのであればAOWは幅を広げるイメージ
楽しい内容が多く、構えることなく臨めるところがよいところです
2つの必修科目と3つの自由選択科目をこなすことで取れちゃいますよ!!
いよいよスタートです
OWとの最大の違いは深い水深へのダイビングが可能になる点でしょうか
18mの制限が最大30mまで行くことができるようになります
深くなれば注意しなければならない点がいろいろ出てきます
たとえば滞在可能時間が圧倒的に短くなるので意識しておかなければなりません
18mであればおよそ1時間その場に滞在可能ですが少し深くなるだけで写真からは28分と出ていますね
半分以上短くなるのでうっかりしていたら超えてしまいますよ
ナビゲートの技術もブラッシュアップ
自分自身の真っ直ぐの感覚は水中ではなんの当てにもなりません
だいたい曲がってます(笑)
コンパスの磁針だけが頼りです
選択科目の中には生物や植物を探して観察するコースもあります
石垣島含め八重山は生物の豊かさはピカイチ
それに比べて圧倒的に植物が少ないんですよね・・・
今度潜った時に植物を探してみて下さい
ダイバーなら水中世界の写真も撮ってみたいですよね
カメラの使い方なんて科目もAOWにはあります
設定を駆使して至極の1枚を!!
色が失われる水中世界
光源やフィルターを用いることで目で見ている色に近い色を撮ることが可能になります
最初は程度が分からなくとも色々試すことで最適解が導けますよ
楽しみながら学びもあってライセンスも取れる!!
AOWって素敵
2日間お疲れ様でした&おめでとうございまーす
一緒に開催されていたOWの様子はまた次の機会に
ではまた!!
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ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
時折更新している海ネタではないブログですが、みなさまご覧いただけていますか??
長すぎて見てなーい( ;∀;)
えぇ~そんなこと言わないで読んで~~( `ー´)ノ
知らないこと絶対あるから~~!!
というスタンスでここまでお送りしてきました。
自分でも知ってる~と思ってた内容に新たな発見があったりでとても面白いです。
新たな発見をみなさんとこれからもやっていこうと思ってますのでよろしくお願いしま~す
ちなみに最近取り上げた内容はこちら
さて今回のブログは
【9割以上の人は耳が抜ける】耳抜きできない・・・を克服☆編~~!!
ということで耳抜き(圧平衡)についてです。
今までの耳抜きのやり方をここで振り返るきっかけにしてみてください。
・刻々と変化する水圧に耳管内の気圧を合わせること
そもそも耳抜きとはなんだろう?
なんでダイビングのスキルとして学ばなければいけないのだろう?
ダイビングをしたことがある方なら言うまでもないことかもわからないですが、水中では水圧というものがかかります。
人間が住んでいる陸上はたいてい1気圧ですが、水深が深くなるにつれて少しずつ圧力は増していきます。
水深1mにつき0.1気圧ずつ増え、水深10mだと1気圧増(つまり2気圧)となり肺は水圧で小さくなって他の部分も圧縮されてしまいます。
肺は呼吸器から口へつながっているため体積は小さくなっても呼吸を続けている限り気圧の変化には対応しているのですが、体で唯一閉じられた空間の耳管は「圧平衡」とも呼ばれる耳抜きをしないと激痛とともに鼓膜に支障を来すことにもなりかねません・・・
周囲の水圧に合わせて耳管内の圧力を変えていくためには耳抜き(圧平衡)が必要となるわけですね。
唾を飲み込んだり、アゴを動かすだけで耳が抜けるという方もいますが、「耳抜きができない!」と嘆いている方はそれができないから悩んでいるわけですよね・・・
でも耳を抜くための手法というの実はいくつかあります。
耳抜きの基本スキル
鼻をつまんで行う方法
・バルサルバ法
鼻をつまんで、声門(声帯)を開いた状態で肺の空気を鼻から息を出そうとする動作を行う方法。
肺からの圧力によって耳管を解放させる要領です。
ダイバーが汎用する耳抜きの一つで、唯一確実に治療や訓練が可能な耳抜き方法。
適切にできれば、ビギナーに最適な方法と言えます。
・フレンツェル法
鼻をつまんで、声門を閉じ、舌根(舌の奥)を上に持ち上げる動作を行うことによって耳管に空気を送り込む方法。
バルサルバ法を習得したダイバーは経験を積むにしたがって自然に習得することができるエキスパート用の耳抜き方法で、耳への負担が少なく最も安全かつ理想的な耳抜き方法です。
・マウスフル
鼻をつまんで、肺から口の中に空気を送り込み、頬の筋肉を使って空気を耳管に押し込む方法。
アプネア競技のベテランフリーダイバーがよく用いる手法です。
難易度が高い耳抜き方法で、少々強引に耳に空気を送り込んでしまうことがありうっかりすると耳に障害が起きてしまうことが・・・
スキンダイビングで息を止め、一気に深度を下げて潜る協議には有利な点が多いですが、呼吸をしている一般のダイバーにはあまりお勧めしません。
・トインビー法
鼻をつまんだまま唾を飲み込んだり、アゴを動かしたりする、鼻をつままないで耳抜きをする「嚥下法」に限りなく近い方法。
嚥下法よりも有利な点があるが、逆に言えば嚥下法ができる人でなければこの方法も良く抜けないことに・・・
嚥下動作を行うと口蓋筋群のひとつの口蓋帆帳筋を収縮させて耳管を解放させるのと同時に、軟口蓋(のどちんこの周囲)が跳ね上がる動きが起きて、その結果鼻孔から少量流出しようとする空気を、鼻をつまむことによって耳管へ送り出すことができるという仕組み。
※やり方が悪くてちゃんとできていない
初心者で耳抜きができないという方は、バルサルバ法にしても何にしてもできていないことが多いです。
しかもベテランダイバーの中にも実際にはしっかり耳抜きができていない「耳抜き不良」ダイバーが意外に多いんだとか・・・
耳に圧力をかけていくと、耳管が開いて鼓膜が膨らみ始めます。
そうすると耳に「プス」とか「ポッ」と音がするのですがその音が聞こえると耳抜きができたと勘違いしてその時点で耳抜きをやめてしまう人がいます。
これは実はNG
途中で圧力をあげなくなってしまうので少ししか鼓膜が膨らんでおらず耳が抜けたとは言い切れない状況だそうです。
この音を耳抜き完了の目安にしている人が多いですが、音は耳管が開いただけ。
音がした後もゆっくりと圧力をかけていくと、どんどん鼓膜が膨らんでいって4~5秒後に
鼓膜が膨らみ切ります。
この鼓膜が膨らみ切った状態を医学的に「耳抜きができた」と言うんですね。
※タイミングが遅い
耳抜きは潜降をするときの必須スキルなのですが、耳に圧を感じてから耳抜きをする人が多いように思います。
ですが実際は圧を感じてからでは遅い。
特に水深10mまでの気圧の変化率は非常に大きく、その中でも浅い水深ほど変化が激しくなります。
つまり潜り始めの浅い場所ほどこまめに耳抜きをすることが必須というわけですね。
それなのにも関わらず圧を感じてから耳抜きをするとなると変化の大きさに耳抜きがついていけなくなってしまって耳が抜けにくくなってしまうというわけ。
まずは水面で一度耳抜きをしてから潜降を開始して、圧を感じるよりも前にこまめに何度も耳抜きをしてタイミングを逃さないことが鼓膜にとってとても重要です。
※「生まれつき耳管が細い」は都市伝説!?
耳抜きができないのは生まれつき耳管が細いからだと思っている人が非常に多く、インストラクターや一般の耳鼻科医でさえそういう人もいるようですが、耳抜き不良の患者を多く診てきた権威によると耳抜きの良し悪しは耳管機能によって異なるだけで太さとは何の関連性もないのだそうです。
耳管開放症などの状態で耳管機能が悪い人は耳抜きもよくできない傾向があるようです。
しかし耳管機能が極端に悪い人はそもそもダイビング適性が無いわけで、逆に言えば現在鼓膜が完全に正常であればダイビングで支障がない程度に耳抜きができる最低限の耳管機能は持っているということ。
訓練や治療でほぼ100%耳抜き不良は治るのでNever Give UP!!
ただし子供のころの中耳炎の跡が残っている人は潜ることはできないので悪しからず・・・
※マスクが合っていない
そもそもマスクのサイズが合っておらず鼻をつまんでいるつもりでしっかりつまめていない場合も(笑)
鼻をつままなくても鼻の穴をふさぐように指で押さえれば耳が抜ける場合もあります。
でも耳抜きが苦手な方こそしっかり鼻はつまみたいところ。
もしマスクの上からしっかりつまめないようであれば、つまめるマスクに取り換え必須!!
※潜降スピードが速すぎる
ウェイトが重すぎたり、体重がさほどない小柄な方がスチールタンクを使う場合に重みで潜降スピードが速くなってしまうことが。
すると耳抜きができないうちに潜降してしまい「抜けない!」という事態に・・・
中性浮力を確保するということも必要です。
※口から空気が漏れている・・・
鼻をふさいでも口が空いていれば耳には空気がいかない。
耳抜きをするときは口もしっかり閉じていることが必須。
ダイビング中はレギュを咥えているはずなので、完璧に口を閉じるというよりかは、しっかりと咥えられていればOKです(^O^)/
鼻水をかむときにあまり口をあけませんよね。
つまり鼻がかめれば口から洩れるということは起こらないはず!!
※オトヴェントで練習
オトヴェントは耳抜きの練習をするのにとても有効です。
バルサルバ法をしようとすると強く息む人もいますが、オトヴェントを使用してグレープフルーツふらいの大きさになるまで2秒間、膨らむ状態を保つのに同じ強さで2秒間息むというのと同様に、ゆっくり時間をかけて耳抜きをするのがコツです。
一気にはダメ
※早め早めに耳抜きをする
潜降するスピードが速いと耳抜きができずトラブルに陥りがち。
それを避けるためにも痛くなる前、耳への圧を感じる前に耳抜きをしていくのが鉄則。
特に水深が浅いところでは水面で1回、その後50cm潜降するごとに1回、水深3mぐらいからは1m潜るごとに1回といった感じで耳抜きの回数を多くすることがポイントです。
※痛みを感じたら痛みを感じないところまで浮上する
痛みを感じたら急浮上するのではない。
痛みを感じなくなる所まで息を吐きながらゆっくり上がってそこでもう一度耳抜き。
そこから再度潜降に挑戦という流れ。
それでまた耳に圧を感じたら少し浮上して圧を感じない水深へ。
これを繰り返しながら行えば、コツがわかって耳抜きもできるようになるはず!!
今回は耳抜きについて触れてきました
中性浮力なんかの技術と違い、耳抜きに関しては当日の体調がものすごく影響してくる要素なので今まで苦労していなくても突如できなくなることも・・・
今回の内容ぜひ頭に入れておいていただけるといいかなと。
耳抜きの方法も挙げてるので次回のダイビングの際に普段とはちがう耳抜きの方法を試してみるのもちがう面白さがあるかもしれませんね~~(あくまで安全の範囲内で!)
ではまた!!
追記
「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい
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絶賛開催中の春だけのキャンペーンに併せてうみ教メニューの1つの紹介動画作ってみました〜〜
ダイバーの方もノンダイバーの方もぜひ一度ご覧くださいませ〜〜
石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
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「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!
講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ