【サンゴって!?】ふしぎな海の動物☆2024/07/08

:2024月07日08日 天気:晴れ
最高気温:34℃
最低気温:29℃
水温:30℃
スーツ:5mmワンピース

ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー

こんにちは〜〜!大学ではサンゴの研究室☆どーもななです(^○^)/

最近は水温が高すぎて白化の心配が絶えません・・・

ところでみなさんサンゴのことちゃんと知ってますか??

えっ?あれでしょ!綺麗なやつでしょ!!←まぁそうなんですけども

知っているか知っていないかでいつも見ているサンゴの見え方が変わってきます

そこで今回は

【サンゴの話】ふしぎな海の動物☆編〜〜!!

 

美しきかなサンゴ礁

いろいろな形のサンゴ礁が作りだすキラキラとした風景
透明な水もまたサンゴが健康に生きていくために必要不可欠なものです。
この美しい環境をいつまでもダイビングで楽しめるようにサンゴとサンゴ礁について少し考えてみましょう!!

 

サンゴ礁の面積って??

日本人ダイバーが訪れる人気のダイビングエリアといえば、パラオにフィリピン、モルディブやもちろん石垣島含めた沖縄など見事にサンゴ礁の海ばかり
なぜかと言えば、なんといっても降り注ぐ光のシャワーの中広がるサンゴ群落が美しい。
周囲には色とりどりの魚が泳ぎ、サンゴの隙間や海底は生物豊富!!
ビーチは白砂で水温も高い。
そんなサンゴ礁は熱帯から亜熱帯にかけての浅い海に広がります。
ダイバーの脳内では世界の海の半分くらいを占めるイメージがあるかもしれませんが、実際には地球表面積のたった0.1%というから驚きです!
ちなみに海全体は地球表面積の70.8%を占めていることはご存知かと。
狭い範囲にしかなくてもサンゴはとても重要です。
ダイバーの憩いの場という小さな話ではなく、海ひいては地球の生態系全体にとって!

サンゴの形はいろいろ
 

サンゴとサンゴ礁

・サンゴとは生き物を指し、1つずつのポリプや群体のこと。

・サンゴ礁とはサンゴが作り出した地形。
 主に石灰質のサンゴの骨格から成る。

 

サンゴが作り出す空間

サンゴが重要である第一の理由は、サンゴ礁が生物に隠れ家や居住空間を提供していることです。
例えば枝状サンゴの周囲を泳ぎまわっていたデバスズメダイが一瞬にして消える現象。
危険を察知して枝の隙間に逃げ込んだということ。
あるいは塊状サンゴの根本にあいたオーバーハングを覗けばオイランヨウジが潜んでいたり、サンゴ群落の根の亀裂にびっくりするような大きな魚が潜んでいたりします。
このようにサンゴ礁があることで海底は複雑な立体構造となり、生き物が暮らしやすい空間が増えることに。
これが、サンゴ礁に生物が多い理由の1つ。
世界のサンゴ礁にはなんと9万種もの生き物が暮らしています。
そしてそれはサンゴ礁の島に暮らす人間にとっては、すぐそこのサンゴ礁から豊富な水産資源を得られることを意味しますよね。
ぶっちゃけ新鮮な魚介類は美味でおまけに滋養たっぷりというわけです。
またサンゴ礁のリーフは自然の防波堤となってくれるので穏やかな内海(ラグーン)を作り出してくれます。
外海の荒波や潮の流れから守ってくれるわけでこれも人が暮らしていく上で大変ありがたいことですよね。

サンゴたちは生きている

※サンゴどうしの闘い


サンゴを攻撃しているところ。
白い糸状のものは隔膜糸という器官で刺胞や餌を消化するための細胞が並んでいます。
また、スイーパー触手という攻撃専用の武器を持つ種類もいます。

※サンゴの増え方2WAY

 
・サンゴがバンドル(卵と精子が詰まったカプセル)を放出する瞬間。
ポリプ1つずつから出てくる。
このあとバンドルは海中でバラけて受精が行われる。

・サンゴのポリプが分裂しているところ。
こうして無性的にポリプの数を増やしてサンゴ群落はだんだんと大きくなっていきます。

 

サンゴ礁は「海の森」

浅く穏やかで居住スペースも豊富なサンゴ書に生物が集まる理由はお分かりいただけたでしょうか??
しかし生き物がたくさん暮らす場には大量の栄養分が必要です。
陸上であればベースとなるのは植物。
植物は太陽光を浴びて水と二酸化炭素を原材料に酸素と栄養分を作り出していますよね。
いわゆる光合成ですが、サンゴ礁では誰が植物の役割を担っているのでしょう。
もちろんサンゴ礁にも海藻や海草はありますが、陸に比べると特に熱帯・亜熱帯の海では少ない・・・
そこでサンゴ礁。
実はサンゴも植物と似たような役割を担ってくれます。
正確にはサンゴではなく、サンゴの体内に共生している褐虫藻類と呼ばれる微小な単細胞生物の働きによるものです。
褐虫藻類=共生藻はサンゴに宿を提供してもらう代わりに光合成で作り出した栄養分をサンゴに渡しています。
この栄養分はサンゴが他の生物に食べられることによって、あるいはサンゴが放出する粘液という形で周辺の生き物に供給されていくんです。
もちろん光合成によるものだから、同時に生き物にとって必要不可欠な酸素も生み出してくれる。
こうして見ていくとまさにサンゴ礁は「海の森」。
かけがえのない存在ということがわかってきますかね?

 

最近の一番の脅威!?

サンゴ礁のサンゴ群落が真っ白になりやがて崩れて瓦礫サンゴとなってしまう。
それが最近沖縄を始め世界各地のサンゴ礁で問題となっている白化現象と呼ばれるもの。
サンゴが共生藻を失い、(あるいは共生藻の活性が低下し)サンゴの白い骨格が透けて見えてしまうことから生じる現象。
白化現象が長く続くと、サンゴは共生藻からの栄養供給が減り、栄養不足でやがて死に至ります。
なぜサンゴが共生藻を失うかといえば、それは様々なストレスが原因。
例えば、土砂流入による日照不足、逆に強烈すぎる光、塩分濃度の変化などいろいろです。
サンゴはナイーブなんです
その中で最近よく名指しされる原因が海水温の異常な高さ。
実際に世界の海水温は全体に上昇傾向にあり、白化現象も地球温暖化が叫ばれるようになった1980年代から増加しているそうです。
近年は沖縄などでも夏場は水温30度を超える日々が続くことも珍しくありません。
そうなると望まれるのは台風。
暴風やうねりで海中がかき回されればある程度水温が下がって一安心なのですが、陸上被害もあれば観光への影響もあって悩ましい問題ですね・・・

 

我々にできることって??

白化現象以外にも、しばしば大発生するオニヒトデによる食害や病気、開発による土砂流入などサンゴとサンゴ礁を脅かすものはいっぱいです。


ダイバーにできることは、まずサンゴにダメージを与えないようにきっちりと中性浮力をとることでしょう。
サンゴにタンクをぶち当てたり、蹴って折ったりしないように注意しましょう。
上手くなるためにはスペシャリティがおすすめ!!

スペシャルティ(SP)科目

そしてサンゴとサンゴ礁について学ぶことも大切です。
例えばサンゴを食害するからといってその生物を安易に駆除していいものだろうか?
オニヒトデの大量発生時に小規模な駆除活動を行うと単なる間引きとなってむしろ数が増えるのでは?
あるいは数十年数百年という長いスパンで見れば必要な現象かも??
と学ぶことでたくさんと疑問が出てくるはず。
サンゴ礁を取り巻く事象に興味をもってじっくり考えてみるのもいいかもですね!!

サンゴと生きる
コブシメの産卵

隠れ家&マイホーム(カンザシヤドカリ)

サンゴを食べる
カンムリブダイ

1mにもなる巨大魚!このオウムのようなくちばしでかじるのは生きたサンゴ!!

カンムリブダイは群れを成してリーフエッジを泳ぎ一斉にサンゴをがりがりと食べてしまう。
ときどき真っ白な糞を大量に排泄するがそれはサンゴの骨格のなれの果て。(そしてサンゴ礁の白砂になるという)
なお生きたサンゴを食べるのはカンムリブダイのみで、他のブダイは死んだサンゴに生えた付着藻類をかじってます。

アツクチスズメダイ

浅場の枝サンゴ周辺に生息するアツクチスズメダイも、この分厚いクチビルでサンゴのポリプを食べる。


ハクテンカタギ、ハナグロチョウチョウウオ

チョウチョウウオの仲間のうち、丸っこい口元のものはサンゴのポリプが大好物。
例えば写真のハクテンカタギとハナグロチョウチョウウオ。
このほか、ヤスジチョウチョウウオやオウギチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイにミスジチョウチョウウオなども同様です。

 

さてサンゴについて長ーく語っちゃいました!!
知らないことはありましたか??

これからは優しい目でサンゴを見てやってください(笑)

ではまた(^-^)/

 

本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

 

追記

「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい

こちらが最新動画です

 

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ

石垣島でスペシャルティ講習/DEEP編 2023/04/19

:2023月04日19日 天気:曇り
最高気温:27℃
最低気温:22℃
水温:24℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

今日はディープスペシャルティ講習の一コマをご紹介します

ディープSPは、SP講習の中でも人気のある項目です。
深い所に潜ってみたいという好奇心をくすぐられるんでしょうね

このコースでは、深く潜ることで増えるリスクをきちんと認識し、潜水計画の立て方をはじめ、より安全にディープ・ダイビングを楽しむための方法を学びます。

これを受講すると水深40mまでのダイビングができるようになるんですよ
オープンウォーターが18mまで、アドバンスが30mまで、ディープSPを持ってる人は40mまでの深さに潜れます!

石垣では、深いといっても透明度もいいので、そんなに暗くはないし、自分が今そんなに深い所にいるんだととあまり感じないかもしれませんが、ダイコンはちゃーんと教えてくれます。

現在、水深29.4m

この日は、まだ30mは越えていませんが、トータル4本のダイビングの中で30m越えのダイビングも経験していただきます!

講習中には、深い所の水圧の変化を感じやすいようにいくつか実験をしてみますよ!

まずは、想像しやすいペットボトル、、、
そう、もちろん水中に持って行ったら深くなるに従って徐々にぺちゃんこになっていきますね。
でも、スチール缶は???、、、水圧の変化を受けずに元の形状のまま

そして、もう1つディープ講習でよくやる実験
水中で卵を割ったらどうなるか!?

さぁ、実際に水中で割ってみましょう!もちろん、ゆで卵じゃないですよ生卵!!

今回は私が卵を割った所の写真をさつきにリクエストしていたので、お客様に卵を割っていただき、さつきが撮影!!

ちょっと緊張気味に卵に手をかけるお客様

そして、、、お、黄身が見えてきました、、、そーっと割ります

と、勢い余って、、、
わ~~~~~、黄身が割れちゃいました
これはこれで、なかなかの面白エピソードでした

ということで、、、今回は、この実験で水中で割った卵がどんなことになるのか、お客様もブログをご覧の皆様にもお見せすることができなかったので、、、気になる方はぜひうみの教室でディープSPを!!

ディープSPは4本のディープダイビングと学科で知識習得をしていただくことで認定になります。
興味がある方と卵の行方が気になる方はぜひ~~~

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~

 

 

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ

2日間でスペシャルティ講習3項目にトライ! Day2 2022/06/16

:2022月06日16日 天気:雨
最高気温:30℃
最低気温:26℃
水温:25℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

本日は、SP講習2日目
今日は午前中の2ダイブで、ディープSPのダイブ3・4を。

エントリーすると、そこは北部のサンゴの楽園が広がります

美しいサンゴをわき目に、目指すはディープエリア。徐々に深度を下げていきます。


浅場にはこーんなキレイで生き生きとしたサンゴが育ってるんですけどね。

ディープSPを取得すると、水深40mまでのダイビングができるようになります。
ちなみに、オープンウォーターだと18m、アドバンスだと30mまで。

ディープSPでは、30mを超えて潜る必要があるので、海況によっては水深が取れるポイントに行けないということもあるんです。
また、ディープダイビングなだけに、1日3本ディープSPの講習をするわけにもいかないので、ディープSPに興味のある方は、日程に余裕をもっていただくといいと思います。
必要ダイブ数は4本(アドバンス受講している方は3本)、最低でも2日間は必要です!

今回は2日間ともまずまずの海況。問題なくディープSPの開催ができました~


そして、午後の最後の1ダイブでディレイドサーフェスマーカーブイのダイブ2
今日は昨日のおさらいをして、中層からフロートを上げる練習をしましたよ

フロートを上げて、そのままフロートを引っ張って泳ぎます。
これが意外と疲れる・・・

1日目より2日目の方が落ち着いて上手に上げられるようになりました

そうして、2日間6ダイブでディープSP、ボートSP、そしてディレイドサーフェスマーカーブイSPの3つを無事に取得
お疲れさまでした~&おめでとうございます

いらっしゃる度にスキルアップされ、マイ器材も増えて、ますますダイビングを楽しんでいらっしゃるご様子、私たちもうれしいです

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
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「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ

2日間でスペシャルティ講習3項目にトライ!Day1 2022/06/15

:2022月06日15日 天気:曇り
最高気温:31℃
最低気温:27℃
水温:28℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

今日かはSP講習にご参加のお客様の様子をご紹介ます!
コロナに邪魔されながらも、順調にステップアップされているうみの教室リピーターのお客様、今回はSP講習にチャレンジです

項目は、アドバンスで受講していて1本がクレジットされるDEEP SPとボートSP、そしてディレイドサーフェスマーカーブイ(DSMB)SPの3項目。トータル6ダイブです

1ダイブ目はお久しぶりなこともあり、水中ではあまりやることのないボートSPでリフレッシュを兼ねてリーフの中の穏やかなポイントで潜っていただきました。
水中は夏らしくスカシテンジクダイの群れが根を覆いつくしています

2本目はディープSPのダイブ2(1本目はアドバンスで受講済み)
ダイビングの序盤に深場に行くのが鉄則。
まずは、深場を目指して潜行していきます!船の影ももうぼんやり

深場の地形や生物を堪能し、浅場に戻ってくるとカラフルな「ザ・石垣」な魚たちがお出迎えしてくれます

エキジット前には緊急減圧停止のシミュレーションのため、船から緊急用呼吸器を下げておきます。
そして緊急減圧停止のシミュレーション。うち1分間は実際に緊急用呼吸器で呼吸します。

3本目はディレイドサーフェスマーカーブイ(DSMB)SPのダイブ1
ディレイドサーフェスマーカーブイって何!?と思う方もいるかな??
いわゆるフロートですね。
うみの教室でのダイビングでは、基本がアンカリングをしてのダイビングで、ドリフトダイビングをすることはほとんどないですが、ドリフトダイビングが主流のエリアでは、フロートを上げて安全停止をします。
いざ、練習!!!!

本日は、着底してフロートを上げてみました。
明日のダイブ2では中層から・・・
フロートをピュッと上げれると、めっちゃかっこいいんです!
かっこいいダイバーを目指してフロートを上げる練習は、明日のダイブ2へと続きます

 

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2021年は丑年!!ウミウシ水中写真をもっとうまく撮りた〜〜い☆2021/03/06

:2021月03日06日 天気:雨
最高気温:20℃
最低気温:16℃
水温:20℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

【3月も営業しています♪】

こんにちは~~!ななです(^O^)/

2021年は丑年!今更ですが笑

ということで干支の丑年にかけまして海の牛ことウミウシにフォーカス

そんなウミウシの写真撮影について語らせてください

ウミウシはあまり動かないし、色も形も千差万別!

水中写真初心者にはオススメなんて言葉を信じて撮ってみたものの・・・あれれぇ

なんて経験はございませんか??

そこで今回のブログではウミウシ撮影術をまとめてみました〜〜

久しぶりの「うみの教室ネタブログ」ですね!!よろしくお願いしまーす(^O^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

撮影術は全部で9つ!!それではいってみましょう〜〜

撮影術その1

カメラ・レンズ選び

一眼カメラの場合はできるだけ焦点距離の短いレンズ(お勧めは60mmマクロレンズ)を選びましょう!

背景も広く、被写体(ウミウシ)に近づけるのでウミウシや背景が細部まで綺麗に撮影可能

っていきなりお金かかることかーい┐(´д`)┌

と思った皆様

ここで読むのをやめないでください

ちゃんとコツもお話ししますので笑

撮影術その2

近づき方

動かないからといってよくダッシュで近づいて吹き飛ばすシーンをよく見かけます

砂やゴミが舞ってしまうのもうまく撮るためには避けたいところ

ゆーっくり近づいて撮影を心がけてみましょう!

撮って満足して去り際に吹き飛ばすなんてことが無いようにご注意あれ笑

 

撮影術その3

カメラの構え方

たかがウミウシと言ってバカにしてはいけません

片手でファインダーもロクに見ないで撮ると手振れしていたり、ピントが合っていなかったりすることも・・・

ウミウシだけに限りませんがうまく写真を撮りたいのであればまずはしっかりと手や体を固定するところがミソ

 

撮影術その4

構図の決め方

ウミウシの種類、環境はさまざまです

ウミウシを取り巻く環境の色が美しかったり、海藻などの生物が面白かったりすることもあります

そんなときには背景や環境を入れて広めに撮影するとgood!!

体長の長いウミウシ(たとえばミノウミウシ系)は正面から撮るとボリューム感が感じられる一味違った雰囲気に

ウミウシそのものの色合いや形が画になる場合は思いっきりクローズアップして部分だけを切り取っても面白いかも

撮影術その5

撮影でよくある失敗

白い色を基調とするウミウシなんかは明るすぎるので光量を絞ったり、露出を絞ったりの工夫が必要ですね

 

撮影術その6

ピント合わせのいろは

ウミウシ撮影では基本的には触角にピントを合わせるのが一般的

顔の表情や目を強調したい場合には目にピントを合わせます

目的に応じてピントを合わせる部分を変えるのもあまり動かないウミウシならではの醍醐味です

撮影術その7

ミリ単位の極小ウミウシはどう撮る?

フォーカスエリアよりウミウシが小さい場合はウミウシ全体にピントを合わせます

または被写界深度(f値)をあげるのも手です

背景や周りの歪みを気にしないのであればクローズアップレンズを使用するのもいいかもしれません

撮影術その8

トリミングの極意

小さなウミウシは撮影しておいて、あとはトリミングするという方法もあります

でもあまりアップでトリミングしすぎないで、小ささを強調するように切り取るのもまたおつですね

撮影術その9

ウミウシを美しくとるライティング

色の薄いウミウシはバックライトを当てて撮影すると透明感が出て輪郭もはっきりしてきます

背景がゴチャゴチャしているときはスヌート撮影が良いでしょう

 

意外と気をつけることがウミウシだけでもいっぱいありますね!!

いやぁカメラって奥が深い( ´ー`)ノ

ではまた(^^)/

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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