< 2020年 6月>

水中写真をレベルUP☆ 「地形」を撮るコツ♪ 2020/06/28

:2020月06日28日 天気:晴れ
最高気温:34℃
最低気温:29℃
水温:29℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 日記スタートです

【新たなダイビング様式について】
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
ご予約時、 こちら  をご確認下さいませ!

こんにちはー!スタッフのリンです。
晴天続きの石垣島!雨予報が当たりません!!
気象台の方からも、石垣島は予報が難しいと伺ったことがあります

では、ブログの内容へ!
これまでの僕のブログはこんな感じです。良かったら読んでみてください~

・過去画像を編集! こちら
・夜空の撮影! こちら
・WB(ホワイトバランス)で遊ぶ! こちら
・フィルター効果で遊ぶ! こちら
・ピンボケ写真からの脱却! こちら
・ピンボケ番外編:「ソウル撮り」! こちら
・構図のお話 Part 1! こちら
・構図のお話 Part 2! こちら
・構図 番外編 「縦構図」のススメ! こちら
・光のお話 Part 1! こちら
・光のお話 Part 2! こちら
・「良い写真」 を撮るために必要なものとは? こちら
・おウチで出来る、写真のトレーニング! こちら
・背景を意識した撮影! こちら
・写真は根性? こちら
・フィッシュアイレンズのススメ! こちら
・撮り方のコツ 「クマノミ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「マンタ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「サンゴ」 編! こちら

被写体ごとの撮り方、ちょっとしたコツ!
今回のテーマは、 「地形」!!
照りつける太陽で、輝きを増す「地形ダイブ」。
晴天の多いこれからのシーズンは、本当に気持ちがいいですよー!
バチッと綺麗に写真でも残しちゃいましょー!

地形ダイブは、普段以上に光が少ない状況での撮影になります。
かといって、内蔵ストロボのフラッシュをONにすると周囲のチリが写って、画面がチリまみれに
外部ストロボや大光量のライトをレンズからなるべく離して使用するなら別ですが、
そうでない場合はフラッシュはOFFにしましょう

そうなると、問題になってくるのが手ブレ、被写体ブレです
カメラは頑張って、暗い中でも明るく写そうとシャッタースピードを遅くします。
結果、ブレやすくなってしまうんです。ですので、いつも以上にカメラをしっかり固定する必要があります。

カメラの設定でブレを改善させるには、ISO感度を調整する必要があります。
ISO感度とは、簡単に言うと 「光への敏感さ」 の事。
これを高感度にすると、シャッタースピードを速くすることができます

OLYMPUS さんの TG シリーズなら、撮影モードは「P(プログラムオート)」。
このモードならISO感度を自分で調整することができます。
WB(ホワイトバランス)を水中に変えるのも忘れずに


さまざまな感度があるのですが、あまり高感度にし過ぎると写真にノイズが出てしまいます。
監視カメラや、赤外線カメラの映像のようになると思っていただけると、分かりやすいかと

実際にISO感度をいろいろ変えて撮影してみました!

ISO 400 少しブレやすいです。


ISO 800 まだ少しブレますが、ノイズはあまり感じません。


ISO 1600 ブレにくくなりましたが、ノイズが出てきました。


ISO 3200 ノイズが結構気になります。


ISO 6400 赤外線カメラみたい。


僕個人としては、ISO 800 くらいがちょうどいいかなーと思いました
ご自分でも試していただいて、好みの感度で撮影してみて下さい

「地形」 の撮影をするときに、是非オススメしたいのが 「フィッシュアイレンズ」。
広範囲を写せるので、ダイナミックさがすごく強調され、カッチョイイー写真になります


魚のシルエットを狙うのも、面白いですー


最後の写真は、ライトも使った一枚。
レンズからうんと離して、手前の魚だけ照らしてます
でもやっぱり、チリが写り込みやすかったです
なんとかカタチになった一枚でした


以上!今回は 「地形を撮るコツ」 でした!!
今からが、まさに旬!カッチョイイ 「地形ダイブ」 の写真を撮っちゃって下さーい!!

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

スペシャルティ(SP)科目


石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~