< 2020年 9月>

水中写真をレベルUP☆ 「ムービー」を撮るコツ! 2020/09/10

:2020月09日10日 天気:曇り
最高気温:30℃
最低気温:26℃
水温:28℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 日記スタートです

【新たなダイビング様式について】
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、
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どーも!スタッフのリンです。
本日のブログは、お待たせしましたカメラネタ!(笑)
はりきって参りまーす!!

これまでのブログはこんな感じです!
・過去画像を編集! こちら
・夜空の撮影! こちら
・WB(ホワイトバランス)で遊ぶ! こちら
・フィルター効果で遊ぶ! こちら
・ピンボケ写真からの脱却! こちら
・ピンボケ番外編:「ソウル撮り」! こちら
・構図のお話 Part 1! こちら
・構図のお話 Part 2! こちら
・構図 番外編 「縦構図」のススメ! こちら
・光のお話 Part 1! こちら
・光のお話 Part 2! こちら
・「良い写真」 を撮るために必要なものとは? こちら
・おウチで出来る、写真のトレーニング! こちら
・背景を意識した撮影! こちら
・写真は根性? こちら
・フィッシュアイレンズのススメ! こちら
・「タイトル」をつけてみよー♪ こちら
・撮り方のコツ 「クマノミ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「マンタ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「サンゴ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「地形」 編! こちら
・撮り方のコツ 「群れ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ハゼ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「カエルウオ(ギンポ)」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ウミウシ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ウミガメ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「ダイバー」 編! こちら
・撮り方のコツ 「甲殻類」 編! こちら

今回のテーマは、撮り方のコツ「ムービー」編!!
動画にある静止画以上の魅力、それは臨場感
まるで水中にいるかのような、そんなムービーを撮るコツ。
僕が思うには、以下の3つです。

「動かさない」こと、「欲張らない」こと、「撮る時間を決めておく」こと。

1つ目、動画なのに「動かさない」? なんだかトンチみたいですね
撮ったムービーを見返した時に、ゆらゆら揺れて見づらいと思ったことはありませんか?その理由は簡単。しっかりカメラを固定できていないからです

着底できるなら、しっかり体を安定させ、カメラをがっちりホールドして撮りましょう!
特に小さな生き物を撮るときは、これ必須です
着底できないなら、しっかりと中性浮力をキープ!
中性浮力を磨けば磨くほど、素敵な動画が撮れるようになります。

「綺麗な景色の中を泳いでる様子を撮りたい!」
こんな時はカメラを動かすのも効果的ですが、
ゆーっくり動かす、方向は一方向、ズームは多用しない、など注意が必要です

2つ目、「欲張らない」とは、どういうことか?
ついつい動画の中で、いろんなものを撮りたくなってしまいますが、その結果出来上がった動画は何が撮りたかったのか分からない物になってしまいます

動画におさめる被写体はなるべく少なく、なんなら1つで十分です。
すると「テーマ」が分かりやすくなります

3つ目、「撮る時間を決めておく」。
撮り始めたはいいものの、終わりどきが分からない
そうならないためのテクニックです。
特にSNS用に撮るのであれば、前もって長さを決めておきましょう。
インスタの投稿用なら1分以内、ストーリー用なら15秒以内といった感じです

もちろん決定的なシーン(産卵や捕食など)を狙う場合は例外です
そんな時は長回ししておいて、あとで長さを編集すればOKです。

さて、ではここからは是非ムービーで撮って欲しい水中シーンのご紹介!
ただ静止画ですみません 素敵な動画は、是非皆さんの手でお撮りください

①マンタ
ベストな瞬間はマンタが近くを通過するタイミング!
「こっちに来る!」と思ったら、落ち着いてカメラをホールド。
呼吸も整えてマンタを待ち構えましょう!


②地形に差し込む光
THE スピリチュアル。不規則に揺れる光には何とも言えない美しさがあります。
光の動きを強調したいので、カメラは動かさない方がおススメです。


③カンザシヤドカリ
タクトを振る指揮者の様な、面白い姿。
しっかりカメラと身体を固定して、じっくり撮影しましょう!
ライトで照らしながら撮影すると、さらにGOODです


④浅場のサンゴ礁
太陽光でキラキラと輝くサンゴたち
コンディションが良ければ水面の波紋が映ることも!


⑤ジョーフィッシュ君
コロコロと変わる表情は、悶絶しちゃうレベルの可愛さです
イシガキカエルウオなどギンポの仲間も、ムービーにオススメの被写体です。


⑥魚の群れ
示し合わせたかのような動きは、とってもダイナミック!
一斉に右へいったり、左に行ったり、大きな魚が通って穴が開いたり。
流動的な群れの動きは、撮っていて面白いです


⑦卵の世話をするクマノミ
とっても愛が溢れる水中シーン
卵にピントを合わせて待っていると、献身的な親の姿を撮ることができます!


⑧自分が吐いた「泡」
誰もがカメラを向けたことがあるでしょう
ズバリ、動画を撮る練習にもってこいの被写体です。


以上! 撮り方のコツ「ムービー」編でした!!
水中動画をより楽しむための、ヒントとなれば嬉しいです

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

スペシャルティ(SP)科目


石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

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