水中写真をレベルUP☆ 「サンゴ」撮るコツ♪ 2020/06/24

:2020月06日24日 天気:晴れ
最高気温:33℃
最低気温:28℃
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石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 日記スタートです

【新たなダイビング様式について】
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
ご予約時、 こちら  をご確認下さいませ!

こんにちは!スタッフのリンです。
夏の訪れを告げる「カーチバイ」も少し弱まってまいりました。
石垣島、いよいよ最高のシーズン到来です!!

では、ブログの内容へ!
これまでの僕のブログはこんな感じです。良かったら読んでみてください~

・過去画像を編集! こちら
・夜空の撮影! こちら
・WB(ホワイトバランス)で遊ぶ! こちら
・フィルター効果で遊ぶ! こちら
・ピンボケ写真からの脱却! こちら
・ピンボケ番外編:「ソウル撮り」! こちら
・構図のお話 Part 1! こちら
・構図のお話 Part 2! こちら
・構図 番外編 「縦構図」のススメ! こちら
・光のお話 Part 1! こちら
・光のお話 Part 2! こちら
・「良い写真」 を撮るために必要なものとは? こちら
・おウチで出来る、写真のトレーニング! こちら
・背景を意識した撮影! こちら
・写真は根性? こちら
・フィッシュアイレンズのススメ! こちら
・撮り方のコツ 「クマノミ」 編! こちら
・撮り方のコツ 「マンタ」 編! こちら

被写体ごとの撮り方、ちょっとしたコツ!
今回のテーマは、 「サンゴ」!!
大復活を遂げている石垣島の 「サンゴ」!! 
是非皆さんに見ていただきたい、キレイに撮っていただきたい景色です


サンゴの撮影はズバリ、事前のイマジネーションがとっても大切!
じっと動かない被写体なので、ピントを合わせて撮るのは容易なのですが、
ただ漫然と撮ると、どれも同じような写真になってしまいがち

こんな風に撮りたいな。という撮影前のイメージを膨らませておくと、お気に入りの写真が撮れると思います
以下、「こんな風に撮ってみてはいかが?」という作例を挙げていきますねー

まずは、ド直球!どこまでも広がるサンゴを画面いっぱいに!
この写真はフィッシュアイレンズをつけて撮っています。
グッと手前のサンゴに近寄って強調しつつ、背景も意識しつつ構図を決めました


同じ種類のサンゴばかりを撮ると画面が単調になる場合もあります。
そんな時は周りを見渡してみて、異なる種類のサンゴが入るように撮ってみましょう
サンゴの種類の豊富さは、その海の豊かさを表してもいます。
色とりどり、形も様々なサンゴ達を写真の中で共演させてみましょー!


天気が良くて水中にも太陽がキラキラ輝くような時は、サンゴの「シルエット」を撮るのもオススメです
木漏れ日ならぬ、サンゴ漏れ日。僕も撮りながらうっとりしてしまった覚えがあります


同じく天気の良い日、透明度のよいポイントならこんな写真も狙えます。
浅いサンゴ礁の棚上、ゆらめく波紋がサンゴに写っていました


サンゴの「雄大さ」を強調したいなら、ダイバーを対比に入れて撮ってみましょう
バディにモデルをお願いしてもいいですね (お客様撮影)


少し逆光気味で、なおかつ下の方からあおって撮影すると、
サンゴに光のシャワーが降り注ぐように撮ることもできます
なんとも神々しい雰囲気になりますね


縦構図も忘れずに撮りましょう。
サンゴの迫力も出ますし、青のグラデーションも美しく写ります


天気が悪いー、水も濁ってるー という時も諦めてはいけません!
そんな時はクローズアップ撮影に切り替えてみましょう。綺麗なサンゴが沢山ありますからね!
気になるサンゴを見つけて、じっくり撮ってみましょう!
この美しいグラデーション、たまんないです
そして顕微鏡モード、かなりスゴイです!!


以上!今回は 「サンゴを撮るコツ」 でした!!
本当にものすごい成長ぶりのサンゴ達、皆さんにも是非その目で見ていただきたいです

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

スペシャルティ(SP)科目


石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

水中写真をレベルUP☆ 「マンタ」を撮るコツ! 2020/06/21

:2020月06日21日 天気:晴れ
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こんにちは!スタッフのリンです。
営業再開後、お客様もいらっしゃるようになりまして、少しづつ日常を取り戻しつつあります。
が、しかし、、、マンタ様に会えない
梅雨明けの時期、なぜかパタリと出会えなくなることがあるのですが、今年もそうなのかな?

それでは、ブログの内容へ!
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・「良い写真」 を撮るために必要なものとは? こちら
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・フィッシュアイレンズのススメ! こちら
・撮り方のコツ 「クマノミ」 編! こちら

前回からの引き続きで被写体ごとの撮り方、ちょっとしたコツをご紹介していきまーす!
第二回は、 「マンタ」!!
営業自粛前から、かれこれ2カ月ほど会えていませんので、過去画像にて!笑
石垣島の代名詞 「マンタ」 をたっぷりと、ご紹介していきます!!

マンタ撮影のコツはズバリ、チャンスを 「待つ」 こと、そして 「逃さない」 こと!
石垣島のダイビングポイント、特に「川平エリア」ではマンタを追いかけたりなどの過度なアプローチが禁止されています。こちらからマンタに近づいていくことは難しいため、「タイミング」 がすごく重要です!

マンタがクリーニングステーションにやってくる時、または去っていく時が一番のシャッターチャンス。近くを通ってくれることを強く祈りましょう!!
但し、こちらに向かってきたとしても、「来たー!撮らなきゃ-!!」 と焦ってはいけません。
焦って撮ると肝心の一番近づいた瞬間にカメラが待機中になってしまい、
せっかくの 「チャンス」 を逃してしまいます じっと、ぎりぎりまで待ちましょう!!


近くで撮れるシチュエーションなら、フィッシュアイレンズなどのワイドコンバーションレンズが大活躍!
迫力の一枚を撮ることができます


後ろ姿もまたカッコイイので通り過ぎた後も、シャッターチャンスです


マンタの雄大さをより強調したいなら、ダイバーと一緒に撮るのがオススメ♪
ダイビングの臨場感が、かなり増しますよ


シルエットで撮りたい場合は、太陽の位置を確認してカメラや自分の位置を調整しましょう。
フラッシュは忘れずに切っておいて下さいね!


ひととは違ったふうに撮りたいなら、縦構図で撮ってみましょう。
躍動感のあるマンタが撮れるはずです


以上!今回は 「マンタを撮るコツ」 でした!!
みなさんのマンタ不足、解消できましたでしょうか?

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

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水中写真をレベルUP☆ 「クマノミ」を撮るコツ♪ 2020/06/19

:2020月06日19日 天気:晴れ
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こんにちは!スタッフのリンです。
梅雨は明けましたが、依然強い「夏至南風(カーチバイ)」。
気持ちの良い風なんですが、ポイント選択に少し悩まされる、このごろの石垣島です。
この風が落ち着くと、いよいよ夏本番!最高のシーズン到来です

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さて!今回から、被写体ごとの撮り方のちょっとしたコツをご紹介していこうかと!
第一回は、皆さん大好き 「クマノミ」!!
ダイバーなら何度となく出会っている生き物ですが、
写真を撮るとなると、これがなかなか
ちょこまか、ちょこまか、可愛く動きまわるので難しいんです!

まずカメラの設定は、マクロモード。
シャッタースピードが設定できるカメラなら、1/125 以上の速いスピードがオススメ。
そうでないなら、ISOを400~と高めにすると、シャッタースピードを早くすることができます。
(詳しい話をすると長くなるので、興味のある方は僕の方まで

OLYMPUS さんの TG シリーズであれば、水中マクロモードが一番簡単
こだわりたい人はP(プログラムオート)モードに設定して、WB(ホワイトバランス)は水中、
AF(オートフォーカス)方式は自動追尾に設定しましょう
それぞれの設定の仕方は、これまでのブログをご覧になってみてください

カメラの設定ができたら、いざ撮影へ!!


一番のコツは、撮りやすいクマノミを紹介してもらうこと!笑
ダイバーを恐れない子や、小さいおウチに住んでる子が比較的撮りやすいです。
ガイドに事前に伝えておけば、撮りやすい子を紹介してもらえると思います


卵を育てているペアも写真が撮りやすいです。
卵の方にピントを合わせて待ってあげると、親と子の温かい瞬間を見せてくれます


カメラで追いかけるのではなく、まずは観察してみましょう
じっくり見ていると、彼らのお気にいりの場所が分かると思います。
そこでピントを合わせて、じっと待つ。クマノミが来たら、すかさずパチリ!


以上!今回は 「クマノミを撮るコツ♪」 でした!!
次回のダイビングで是非試してみてくださいね


水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
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本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

水中写真をレベルUP☆ 水中ワイド全開!! フィッシュアイレンズのススメ☆ 2020/06/16

:2020月06日16日 天気:晴れ
最高気温:31℃
最低気温:27℃
水温:27℃
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こんにちは!スタッフのリンです。
梅雨明けの太陽、ジリジリと強烈すぎます!!
不覚にも、急な日焼けで皮がぺリぺリとはがれてきてしまいました、。
ガイドなのに、恥ずかしー!!
皆さんも、急な日焼けには十分ご注意を!

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さて!今日の内容は、「ワイド全開!フィッシュアイレンズのススメ☆」 です!

カメラを趣味にしている方にとっては、当たり前の話なのですが、
「レンズ」を変えると、「写真」が変わります。

今回ご紹介するのは、超広角レンズである 「フィッシュアイレンズ」。
このレンズを使用すると、より広い範囲を写真に収めることができるようになります。
見た目はこのような感じ。 確かに魚の目(フィッシュアイ)のよう


装着すると、こうなります。


このようにコンパクトデジカメはレンズをハウジングに装着することで、
「水中でレンズを交換し、写真を変えることができるのです!!」

実際に水中で使ってみました!!
なるべく同じ位置から撮影しています。
レンズによる写りの違い、とくとご覧あれ!

まずは「サンゴ」を被写体に。

・レンズ無し


・レンズ有り


いろいろと写し込むことができるので、こんな写真も
ダイビングの臨場感がビシビシ伝わってきますね


続いて 「地形」。

・レンズ無し


・レンズ有り


最後は「マンタ」!
こちらも、ほぼ同じくらいの距離で撮影しています

・レンズ無し


・レンズ有り


このように、とっても面白いレンズなのですが、使う上で注意点もございます!
いくつかご紹介しますね

・明確な意図無しに撮影すると、何を撮った写真なのかが伝わりずらい。
(大物や魚群は「寄る」!景観は「テーマ」をしっかりと!)

・カメラシステムがやや重くなる。
(画質にこだわっているメーカーのものほど、大きく重い傾向あり。)

・写真の四隅に ケラレ(黒い影:マンタの写真 左上 参照)が写る場合あり。少しズームすると解消できます。
(四隅は少しゆがんで写りもするので、被写体の配置には注意が必要です!)

・レンズ面が大きいので、取扱いには注意が必要。
(レンズ面に傷がつくと、何を撮っても傷が写ってしまいます。そして修理代も高い!

レンズの傷を防ぐために、このようなフードがあります。
写真を撮らない時はしっかりと装着して、大切なレンズを保護しましょう!


以上!今回は 「水中ワイド全開!フィッシュアイ レンズのススメ☆」 でした!!
なかなかに良いお値段がしますが、価格以上に面白い写真を撮影できるレンズです!
ワイド好きな方にはかなりオススメできるものですので、お財布とご相談なさってみて下さいね
「どのメーカーがいいんだろう?」 などなど、気になることがありましたら、気軽にお声かけ下さいませ!

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
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水中写真をレベルUP☆ 写真は根性? 粘り勝ちを狙え! 2020/06/10

:2020月06日10日 天気:曇り
最高気温:30℃
最低気温:25℃
水温:27℃
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新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
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こんにちは!スタッフのリンです!!
連日の大雨が明け、久しぶりに太陽が顔を出している石垣島です。
それにしても、すごい雨でした 全国ニュースで流れるくらいでしたからね
さいわい被害はありませんでしたが、場所によっては車が立ち往生したり、アスファルトがめくれてしまったり。
今は晴れていますが、まだ少し不安定な天気が続きそうなので、気をつけないといけませんね。

それでは、ブログの内容へ!
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・構図のお話 Part 2! こちら
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さて!今日の内容は、「写真は根性で撮る? 粘り勝ちを狙え!」 です

奇をてらったようなタイトルですが、なんてことはありません。
「じっくり粘って写真をとりましょうねー。良い写真が撮れますよー。」
ってだけです

もともと海の中を、じっくり観察したり、撮影したりするのが好きな僕ですが、
水中を一眼レフカメラで撮るようになってから、さらに拍車がかかりました。
少し前に 「じっくり ネチネチダイビング」 なんてタイトルでブログを書いてしまうほどです
気になる方は、もしよければご覧になってみてください こちら

ブログのテーマを決めるとき、あれこれ考えつつ過去に撮った写真を見返すのですが、
気に入っている写真の多くは、粘りに粘って撮影したものがほとんどだなぁ。 と、気付きました。

これからそんな写真をご紹介していきますが、
ひとつの被写体に少なくとも20回以上、シャッターを切っています。
なので、撮影している時間は5~10分、またはそれ以上でしょうか。

この計算でいくと、1ダイブ40分ほどとして 撮影できる被写体は10個以下。
移動時間などを考えると、もっと少なくなるかもしれません。

「せっかく石垣島まで来て、たくさんの素敵な生き物たちがいるんだから、もっといろいろ撮りたいよー!」

そのお気持ち、とっても分かります!
ですが、粘って粘ってお気に入りの写真が撮れた時の充実感は、めちゃめちゃ大きいです!!
これは断言できます!是非トライしてみてください!

以下、僕がじっくり粘って撮った写真たちです。

我が子のように可愛い 「ジョー君」。
じーっと撮ってると、こんな顔を見せてくれました!


綺麗なところにいたメガネゴンベのおちび。
サンゴの隙間を出たり入ったりの駆け引き。楽しかったなぁ


ゆらゆら揺れる ウミヒドラの仲間。
もう全然ピントが合いません。根性で撮ってました


ちょこまかちょこまか、こちらを翻弄する フタイロサンゴハゼ。
「美女に振り回されるのって、こんな感じかなー?」 なんて


じっくり、そーっと邪魔しないように、、、。
こんなシーンが撮れると、そこにいることを許された様な気がして、
たまらなく、嬉しくなります


ギンポの仲間たちは、本当にみんな名優ばかり。
コロコロと表情を変えるので、いつまででも撮ってしまいます


動きの少ないベニハゼ達は、色んな角度から撮るのにうってつけ。
オレンジの前ボケで撮れたとき、「よっしゃ!」って思いました


どれもこれも、じっくり粘って撮らないと撮れなかったであろう写真たちです。

以上!今回は「写真は根性で撮る? 粘り勝ちを狙え!」 でした!!
じっくりと、最高の一枚に1ダイブを捧げる。
時にはそんなスタイルで、潜ってみてはいかがでしょう?

お客様の多い繁忙期には開催が難しいと思いますが、
「ガイドを独占して、じっくり潜る。そんなコースがあってもいいなぁ。」
なんて、考え中です。カタチになりましたら、ご案内させていただきますね

水中写真は初めて or まだ慣れていないから基礎から勉強したい!という方。
次回のダイビングで 水中写真の SPライセンスコース はいかがでしょう?
僕たちが誠心誠意、ご一緒しますよ!!

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