< 2023年 6月>

ウミガメの卵見つけた!!!! 2023/06/04

:2023月06日04日 天気:晴れ
最高気温:28℃
最低気温:25℃
水温:25℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

今日のうみ教日記では、お久しぶりのうみ教的「カメ日記」を

産卵上陸数が異常に多かった去年は、もうこのくらいの時期にはその辺のビーチでも既に30か所以上の上陸を確認していたのですが、、、今年の上陸は例年並みに戻っていて、今のところ10か所程上がってきていますよ!

上陸した場所全部で卵を産んでいるわけではなく、母ガメが気に入らないと、途中でやめてしまったりもするので、実際に産んでいるのは半分以下、たぶん3分の1くらいかな

くっきりビーチに残るウミガメの足跡

数年前から子ガメの脱出が見たいがために、ご近所の宿アンシーのご夫妻と観察を続けていましたが、去年からちょっとパワーアップして県や環境省の特別採捕許可を受けて産卵調査のお手伝いををすることに。
(産卵調査では、子ガメが海に旅立った後の巣穴を掘って、卵の数を確認したりします)

今年は、去年の経験を生かしてもうちょっとパワーアップを!ということで、母ガメが卵を産んだ産卵巣を掘って、産卵をしているかどうかの確認もしてみることに
今までは、母ガメが作り上げた巣穴のカモフラージュの砂山の中から、卵を探すなんてムリムリ!と、ウミガメ先生が掘っている脇で見守るだけだったのです。

母ガメが作るカモフラージュの砂山(マウンド)

カメによってぱぱっと埋めて終わる子もいれば、上の写真みたいにどこまでも砂をかぶせてから海に帰る子もいて、こんなところにもカメの性格が出てるようです。

母ガメの最後の足跡を頼りに、この辺りかな?とあたりを付けて、棒で探りながら掘っていきます。
目指すは「他よりも柔らかい砂」
???という感じですよね?
卵を産んである所は、母ガメが一度掘り起こしているので、他の所よりも砂がふわ~っと乗っかっているだけなんです。だから、砂が柔らかい所の下に卵がある!!はずということですね。。。

ただ、やっぱり、上の写真の様な砂の山から15~20センチくらいの幅しかない柔らかい砂を探すのは至難の業。。。しかも、石垣のビーチの砂はどこもとっても柔らかで、、、

体力勝負の力仕事をすること数十分、、、

あった~~~~~!!!!!

見つけました~
産んでから3~4日程度の卵は、まだ下の方が完全に乾いておらず透明です。
産んで1週間~10日くらいで、全部白くなりますよ。

卵の確認をしたら、取り出した卵も天地を逆にしないように、そーっと戻してまた砂をかぶせて元通りにして、約2か月後に子ガメが出てきてくれるのを楽しみに待ちます

ということで、子ガメに出会いたい方は、7月20日前後くらいにうみの教室に遊びに来ていると、もしかしたら、、、運が良ければ、、、かわいい子ガメに対面できるかもしれませんよ

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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