子ガメは海へ旅立ち、母ガメは産卵へ 2022/08/11

:2022月08日11日 天気:晴れ
最高気温:33℃
最低気温:27℃
水温:30℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

お久しぶりのウミガメ日記の配信です
春先から何度かご紹介してきましたが、あんまり‘子ガメが!’とか‘ウミガメの産卵が!!’とか言ってたら、「いやいや~海の中のことが知りたいんだよ~」と皆さんが思われるかと思い、ここ最近は控えていたのですが、、、「楽しみにしている!」という声を聴き、ちょっとうれしくなったので、早速、今年の小ネタを出していこうかと

ことは、つい先日、子ガメが海に旅立ちそうな感じを察知し、夕方からビーチでのんびりその時を待っていました。
通常、子ガメが出てくるのは、もう辺りが真っ暗になった頃です。
こんなに体が出ていても、まだまだ眠そうで、海に行く気配はありません

この子たちの隣に座っていると、、、

んんっ!?、、、えっ!!

あそこの黒い塊は、、、、、、、カメ!?

そうなんです。子ガメの脱出を待っていたら、向こうの方から母ガメが産卵のために上陸してきたんですもうびっくり!!!!!

今年は産卵も多いので見れたらいいなぁと思って、何回か産卵のタイミングで夜のビーチで待ってもみたのですが、そんなに簡単に出会えるものではなく、、、
それが、まさかこんなタイミングで出会えるとは、もう奇跡

母ガメが産卵のために上陸するときは、明りは厳禁。何かの気配を感じたら、すぐ海に戻ってしまいます。
殺気を消して、息をひそめてじっとカメの息遣いと砂を掘る音を聞いていました。

母ガメは場所が気に入らなかったのか、3度ほど場所を変えて掘ったのですが、結局気に入る場所がなかったようで、産卵せずに海に帰っていきました。

海の向かう背中がちょっと寂しそう・・・なのは、産卵できなかったことを知っているからそう思うだけかな??

大きな体で砂浜を歩くのは大変そうでした。
でも、水に入ったら、スイスイですあっという間に暗い海に消えていきました~

ちなみに、翌日確認しに行ってみると、私たちが見たこの上陸の後にもう2回産卵チャレンジしているようで、3回目の上陸でしっかり卵も産んでいましたよ
お母さん、お疲れさまでした~

 

ウミガメの産卵~孵化・脱出の観察が、私の好奇心から、そろそろライフワークに変わってきそうな勢いの今日この頃。
昨年までウミガメ先生の調査にせっせと付いて回ってお手伝いしていたら、なんと今年は環境省や沖縄県に出す特別採捕許可申請に名前を載せてもらえることに

これで孵化&脱出後の産卵床を自分たちで掘って、出遅れちゃった子ガメを救助してあげたりもできるようになったんです!
そんな訳で、みんなと一緒に海に旅立てず、出遅れちゃった子ガメを救出したときに、運よくご来店いただいていたお客様は子ガメと対面できるチャンスがあるかも

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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心が躍る子ガメたちの旅立ち 2022/07/15

:2022月07日15日 天気:晴れ
最高気温:33℃
最低気温:27℃
水温:29℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

お久しぶりのカメ日記の更新です

春ごろに、今年もウミガメの産卵シーズンが始まっていることをお伝えしましたが、今日はその続編!
いよいよ子ガメが海に旅立つときがやってきました~

思い起こせば、今年の石垣は雨三昧、、、
来る日も来る日も雨で、太陽の輝きを見れる日がとっても少なかった梅雨明けまで。
そんな影響で、子ガメの脱出にもかなりの時間がかかりました。

石垣では普通は産卵から50~60日で孵化するのですが、今回は既に70日を超え、80日に迫ろうかという感じでした

夕方、ビーチに様子をうかがいに行くと、、、何とな~く出そうな気配を察知し(ここ数年の観察の賜物で、いろんな引き出しができました)、そのまま波の音をBGMにのんびり子ガメの‘その時’を待つことに。

そして、日も暮れ、あたりがうっすら暗くなってきたころ、子ガメが頭を出しましたよ

2頭の子ガメの頭が見えますね。しか~し、まだまだ眠そうな子ガメ、、、全然動きません。

空には大きな月が。

その頃ビーチでは、、、もうちょっと出てきましたが、、、まだ目をつむっています

さらに、3時間後、、、すでに私がビーチに来てから5時間が過ぎています
こんなに体が出ていても、子ガメが動き出すのはカメ次第、、、子ガメにしかわからない‘何か’を待っています。
私は子ガメを待っています
子ガメの‘何か待ち’は今までにも、何度も経験があるので、待つのは覚悟の上なのですが、、、
それでも、さすがにこんなに待つとは思っていませんでした。

ここからさらに3時間、、、、、、、ついにその時が

動き出した何頭かの子ガメに連動して、みんながもぞもぞし始めました!

我先にと、押し合い圧し合い海を目指そうとする子ガメたち。
「ちょっとどいてー」、「ねー、ちょっとじゃまなんだけどー」と声が聞こえてきそうですね

明るい方に向かって進む習性がある子ガメは、自然界では暗がりの中でもうっすらと明るい海を目指します。
でも、今回の様に人がいると、、、撮影するのにライトを使ってしまっているので、そのライトの方に足を進めます。
まぶしくしてごめんねと思いつつ、そのかわいい様子を見させてもらっていますが、海と逆に進んでしまわないように、海側に向かえるように一応の配慮をして照らしています。

この子ガメたちの様子が見たいがために、春からせっせとビーチを歩きまわっていました。
がんばった甲斐がありました~。

子ガメたちは元気に海に旅立ち、最後の1頭を見送った私たちも心地いい疲労感と共に帰宅しました~

にしても、長かった~、2~3時間はいつも覚悟しているけど、今回は8時間、、、
でもね、この子ガメたちはおりこうさんでした
この翌日、私はオフで、仕事はお休みだったんです
時間はかかったけど、こんな日に出てきてくれるなんて、あなたたちさすがだわぁ


これからの時期も、まだまだ母ガメの産卵シーズンが続きます。
ビーチでカメに会えるかもと、夜のビーチに行っちゃう人がいる様なのですが、ビーチでの明りは厳禁です。
ビーチで人に鉢合わせたり、明りがあると、産卵しようとしているカメも産卵せずに戻ってしまいます。
自然の生き物はとっても繊細なんですね。
「ウミガメの産卵、孵化&脱出が見たい!」という場合は、カメの邪魔にならないように観察できるように、生態をよく勉強することが大事!
そして、屋久島や小笠原へ!!(笑)←でもポイント!
屋久島や小笠原は毎日のように何頭ものウミガメが産卵に上陸するというからびっくりです!
産卵観察のツアーなどもあるそうですよ。
石垣では産卵上陸はあまり多くはありません。1か月に数回ある程度。
それに遭遇するのは至難の業ですよね

海の中でも、陸でも、自然の中にちょっとお邪魔して見させてもらうという気持ちを大切に、自然生物の邪魔をしないように観察したいものです。
 

 

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クジャク恋の季節??♡石垣島 2022/02/11

:2022月02日11日 天気:曇り
最高気温:21℃
最低気温:16℃
水温:22℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

今日は、最近お気に入りのバンナ公園お散歩中の一こまからクジャクとの遭遇をご紹介します

市街地からお店に来る道中でも運がいいとクジャクが歩いているのを見れたり、遠くの牧草地でのんびりしている姿を見れたりします。
でもみんなぴゅーっと逃げちゃうので、近寄ってみたりはできないんですよね

が、ここバンナ公園を住処にしているクジャクたちは、たくさんの人が歩いたり走ったりしているのが当たり前になっているから、あんまり逃げません。
いつもバンナ公園で走ったり歩いたりしている方たちも、クジャクには慣れっこなので、彼らを気にせず温かく見守りながら我が道を行きます。
クジャクたちも安心しているのかもしれませんね。

そして、ここ最近は恋の季節なのかな??
クジャクの生態はよく知らないので、定かではありませんが、いつもなら雄よりも雌に遭遇する機会が多いのに、今は雄によく出会います。雄しか出会わない日も多いくらい。
クジャクの雄がすぐ近くを悠然と歩き、人間を気にしていない様子。

美しい姿を見せてくれます
体色もより鮮やかです。

だんだん目が慣れて、クジャクがよくいるエリアやねぐらにしている辺りもわかってきたので、遠くにいるクジャクや、木の陰にいるクジャクにも気付けるようになってきた私

藪の中に雄が2羽

そして、こちらは~

わかります?この中に3羽のクジャクがいます

ここに隠れていました~↓

1番と3番が雌で、2番が雄ですね。雄の方が鮮やかな色をしています。

なんだか歩くのを楽しんでいるのか、クジャクを見に行っているのか、最近よくわからない状況になっておりますが・・・
バンナ公園は自然豊かなエリアなので、よ~く目や耳をすましながら歩いているといろいろな発見があって面白いですよ

来週は、石垣島北部の海情報を更新できるはず~お楽しみに~

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
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石垣島から春の便りとうみの教室のアイドル♪ 2022/02/01

:2022月02日01日 天気:晴れ
最高気温:24℃
最低気温:18℃
水温:22℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

南の島・石垣島は、この時期でも気温的にはそんなに下がらず、あったかい日だと25度くらいまで気温があがって、寒くても20度ちょっと下回るくらいなんですよ
(たま~に、ほんとにごくたま~に15度下回って寒さに慌てることもありますが

今年の冬休みも石垣から脱出しないことになり、自由な時間を満喫するため、運動不足解消もかねてバンナ公園にお散歩に行くことが最近の日課になっている私から、石垣島の春便りを皆さまへ~

春といえば、まずサクラですよね
石垣島でもちらほらカンヒサクラが咲いていますよ。
1週間前にはこんな感じで、1本のサクラの木に、いくつかポツポツと花が付いているだけだったのですが、今は・・・

木全体的に花が開いてきました
本州で見るソメイヨシノよりもピンクが濃いカンヒサクラ。
こちらはこちらでキレイです

あったかな石垣島は、もう花もいっぱい咲いています。
この白い花の木の下を通ると、とってもいい香りがするんですよ!

モダマも自生しています!
台風が来た後にビーチコーミングに行くと、モダマの種が落ちていたりします。
モダマの種が欲しくてとっちゃう人がいる様で、この下に「成長を楽しみにしている人がたくさんいます。取らないで!」と注意書きも

そして、南国石垣島らしく、ヤエヤマヤシと太陽
や、これはぜんぜん「春」ではないんですが・・・笑
こんなの見たら、石垣に来たくなっちゃいませんか!?それ狙いです!!

そして、今、うみの教室にはこんな子たちがピョンピョンしてます
ここ最近の私とさつきの癒しの子ヤギたち~

これも「ザ・春」っていう感じではないんですが、この子ヤギたち、愛嬌たっぷりですっごくかわいいんです
ちょっとの隙をついて、テーブルに乗っかってみたり、テーブルの上の消毒のボトルやペンを落としてみたり、悪さもするんですけど、かわいくて許しちゃう
やつらは、自分たちがかわいいって知ってるはず!やりたい放題の確信犯です!
でも、許しちゃう~~~

この子ヤギたちはお店の前の伊原間農園の建友さんが飼ってるヤギで、あと2週間ちょっとはお店の周りでピョンピョンしてる予定です!癒されたい方はぜひ~
そのあとは山に連れていくそうです

 

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気持ちよく晴れたある日の伊原間ビーチより~ 2022/01/27

:2022月01日27日 天気:晴れ
最高気温:24℃
最低気温:19℃
水温:22℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

冬の石垣島は、曇りがちの日が多いのですが、こ~んなに青空が広がった気持ちのいい本日

私は伊原間ビーチにやってきております。
なぜかというと・・・、死んでしまったカメがビーチに流れ着いていると連絡をもらい、今日はその調査をするというので、私も見学しに行ってきたんです。

漂着していたのは、まだ体の小さいタイマイでした。

体に傷はなかったので、最近話題の軽石をたべちゃったのかな?と思ったのですが、西海区水産研究所の研究員の方が解剖をして見てみると、軽石を食べた形跡はないとのことでした。

見たところ、肺に気泡が見られちょっと膨張しているので、溺れちゃったのかな、という見立てでした。

※貴重な経験だったので、写真を撮らせてもらいましたが、ほかの写真と同じサイズで載せるのははばかられたので、ちょっとサイズを小さくして載せました

産卵ではなく、こんな形でビーチに帰ってきたカメを見るのは、悲しいですね・・・ 残念。

そして、ここからは気を取り直し、12月半ばに産卵した場所の産卵調査に向かいますよ

今日は、男手が3人もいるので、なんだか大々的に調子よく掘り進んでます

以前に産卵調査にご一緒させていただいたときは、割と繊細な感じでちょっとづつ確認してたのですが、スコップまで登場して、最終的にはここまでに・・・笑

ここまで掘ってみたのですが、今回卵は見つからず・・・
ウミガメ先生曰く、産卵床の感じから卵は産んでいそうなんだけど、カメの方が一枚上手だったね!と。

母カメが上手にカモフラージュしたので、私たち人間には探しきれませんでした~

ただ、ちゃんと産んでいたとしても、冬の産卵なので砂の温度が上がらないため、発生が途中で止まってしまい、子ガメが海に帰ることはできないだろうということでした。
子ガメを追うのは、やはり来年の夏までお預けです

本日の伊原間ビーチからのご報告は以上!

 

年末年始の営業が終了後、スタッフは約1カ月の冬休みに入っているスタッフ近況はというと・・・
今頃ナナは実家に帰省しており、きっとのんびーり過ごしているはずです。1年に1回の家族やお友達との再会を楽しんでいるはずです
私も実家に帰ろうと予定していたのですが、コロナの急激な増加であえなく今年も帰省を見送ることに・・・、石垣でのほほ~んとしております
さつきは急な予約が入ったときにも海に出れるようにスタンバイしつつ(結局ほぼ海はなかったですが)、溜まっていたさつき的陸業務をのんびり片づけています

もともとシーズンオフの冬はお客様も少ないのんびりムードにはなるのですが、コロナの第6波によってさらに進んでおります・・・
お客様がいない・・・いなすぎる・・・

また少しおさまってきたら、皆さんのご来店お待ちしてます!!

 

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