石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです
最初にお知らせから!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ。
こんにちは~~!スタッフのななです(^O^)/
スタッフりんによる「そういえば、北部のダイビングポイントを今までじっくり紹介していただろうか?」シリーズの完結をもってひさびさの登場になりました
体調はいたって万全!元気にしてましたよ~~
ここ石垣島も17日に濃厚接触者100人超の恐れということで
「全市民2週間自宅待機を」との要請が出てしまいました。
爆発的に感染者が島で出ているわけではありませんが、ここらが1つ正念場といったところでしょうかね・・・。
っとこの手の話は暗くなってしまうので早速本題に参りたいと思います
テーマはがらっと変わりますよ~~!題して
「ダイバーならお馴染みのマンタ!でも知らないこと多いんじゃ??」
そうです!みんな大好きマンタについて触れていきます
マンタについて詳しくなって周りにドヤっちゃいましょう(笑)
とは言ってもマンタはまだ謎多き生物なので1説というご理解でお願いしますね。
「マンタ」と呼ばれている生物は、「ナンヨウマンタ」もしくは「オニイトマキエイ」という和名をもつ2種類います。
ナンヨウマンタは日本近海で見ることができます、いえば主に沿岸域に生息。
対してオニイトマキエイは外洋で回遊していると言われています。
主に熱帯や亜熱帯の海の表層で暮らしており、日本ではここ石垣島の近海などで観察することができます。
エサはプランクトンで、口を開けながら泳いで海水とともに吸い込み、えらで濾して捕食。
頭についている「頭鰭(とうき)」と呼ばれるヘラのような器官が1番の特徴で、これを広げたり丸めたりすることで餌をとりやすくしているそうです。
マンタという名称の由来の1説に非常に大きな体がマントのようであることからきているそう。
ちなみにマンタは英語ではなく、スペイン語です。スペイン語でマンタは、マントを意味します。
マンタはエイの一種です。
しかしほかのエイとは違い、マンタの長いしっぽには背骨がありません。
マンタのしっぽは敵から身を守るためにありますが、エイのしっぽのように背骨もなければ、毒針もありません。
体も大きなマンタですが、実は脳もとっても大きいです。
他のサメやエイと比較しても、脳のサイズは大きく、魚の中で一番大きな脳を持ちます。
大きな脳を持つマンタは、海洋生物の中でもかなり頭がいいです。
そのため複雑な行動を行い、人間を識別することもできるとか。
そんなマンタは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて、絶滅の危険性が高い「危急種」に指定されています。
天敵は大型のサメ以外にいないものの、ゆったりと海面を泳ぐ性質から人間に漁獲され、数を減らしている地域が多いのです。
加えて子供を1度に1~2枚(マンタを数える単位は「枚」)しか産まないことも、数を減らしている要因の1つだと言われています。
見た目はそっくりなマンタですが、区別を見分けるのはとても簡単です。
一般的に腹部には、白地に黒い斑紋が入っています。
これは人間でいう指紋のようなもので、この模様で個体を識別することができます。
まれに黒地に白い斑紋が入っている個体がいて「ブラックマンタ」と呼ばれ、ダイバーからも非常に人気が高いですね。
よくナンヨウマンタ・オニイトマキエイとは別にブラックマンタがいるというご理解の方がいらっしゃいますがあくまで珍しい模様だということです。
たぶんナンヨウマンタ(沿岸性で、最大でも5~6m)。
目視による識別ポイントはこんな感じ。
Ⓐ 背中の白い斑紋:ナンヨウマンタは八の字状にカーブするが、オニイトマキエイは口のラインに沿って平行(直線的)に見える。
たぶんオニイトマキエイ(比較的外洋性で、成長すると6m以上となる)。
Ⓑ 口の周辺:オニイトマキエイは黒いことが多い。
Ⓒ 5対目の䚡孔:黒い斑紋があることが多いが、腹部が黒っぽい個体ではお手上げ。
他にもマンタの見どころはたくさん
図解でより詳しく知りたい方はこちらを参照くださいませ
最後にして1番皆様が気になっているところがこのテーマかと
実際ゲストからの質問も圧倒的に多いです
ズバリ結論から言うと・・・
って言えないのが石垣島のマンタの難しいところ・・・
何が難しいかって条件もろもろを無視すると1年見られる可能性があるんです
その中でも見れる可能性が高い時期を強いて挙げるとするならば
真夏から秋口にかけてかなと僕は思います
理由は比較的海況が穏やかな時が続きやすいことと
秋口がマンタの求愛シーズンになるということの2つが挙げられます。
ただ秋となると心配なのが台風・・・
なかなかギャンブル要素の高いことがお分かりいただけるかと思います。
どうしてもマンタが見たい方は長めの日程を組んでいただいてのチャレンジがオススメです
2018年の1年通算のマンタカレンダーがこちら
日程選びのご参考までに!!
2019年版はすぐにでもUPできるように致しますのでお待ちくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました
1日でも早くマンタを見に行けることを願って!!
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~