そもそもマンタって何? [ 石垣島のマンタ情報 ]石垣島のマンタの生態

石垣島のマンタの生態のイラスト

英名:マンタレイ
   (Manta ray)
学名:Manta alfredi
標準和名:ナンヨウマンタ

エイ目トビエイ科
オニイトマキエイ属

通称マンタと呼ばれ、エイの仲間では最大の大きさ。通常2~3m位のものがよく見られますが、大きなものだと4mを超えるものもいます。

※石垣島のマンタは「ナンヨウマンタ」

ダイバー憧れのマンタですが、少し前までマンタは1属1種とされていました、でも実はマンタには2種類いることがわかり、2009年にそれぞれの標準和名も決まりました。石垣島で会えるマンタは「ナンヨウマンタ」です

マンタCHECK 1

マンタ頭鰭リラックス状態のアップ

頭鰭の巻き具合に注目

マンタの特徴である頭鰭、ダラ~ンとしている時はリラックスしている証拠
クリーニングされて気持ち良い時はダラ~ンとしています

マンタの頭鰭緊張状態のアップ

ただし、
いざ何かを察知すると・・・

頭鰭をくるくると巻き(ポイントは外巻き)高速移動します!

巻いてます!巻いてます!

石垣島のマンタの頭鰭の変化

マンタCHECK 2

マンタの真正面顔

マンタの瞳に注目

まさかマンタが?ウィンク???
これが見れたら・・・ラッキー

石垣島のマンタのウインク

マンタCHECK 3

マンタの雄雌

雄雌の違いに注目

尾の付け根にある交接器(クラスパー)で見分けます
2本の突起物がある方が雄!ない方が雌!

石垣島のマンタのオスとメスの違い

マンタCHECK 4

マンタの斑紋

お腹の斑紋に注目

マンタはお腹に黒い斑紋があり、それが人間の指紋のように個体によって違うため識別は簡単!
尾がなかったり鰭がかじられてたりもするので、よく見れば、さっきと同じヤツとか・・・さっきと違うヤツとか・・・わかりますよ~

マンタCHECK 5

マンタのクリーニングの様子

体をクリーニングしている魚に注目

コガシラベラを筆頭に色々な魚がマンタの体をクリーニング!体についた寄生虫をとってくれます
気持ち良さそうで~す

マンタCHECK 6

マンタにお供する生物

お供?体に従えてる魚に注目

コバンザメはマンタのお腹あたりにくっついていて、マンタの糞を待っています・・・た、た、食べます!
ブリモドキ(アジ科)の小魚はマンタの口元あたりをチョロチョロし、エサのおこぼれをもらうようです!

マンタCHECK 7

マンタの食事の様子

マンタの食事に注目

マンタはあの大きな口で動物性プランクトン、オキアミなどを捕食!ほとんどのエイが底生魚である(口が体の腹側に付いてる)のに対してマンタ(口が体の前方に開く)は表層域に住んでいます

マンタCHECK 8

マンタの排泄の様子

排泄の様子に注目

運がいい?とマンタの排泄シーンを目撃するチャンスがあります! とたんにグルクンやベラなど様々な魚が糞に群がってきて狂喜乱舞!?マンタのウ○○は「運気が上がる」縁起物とも・・・

マンタの腸洗い
糞と一緒に腸が裏返って出てくることがあります。なんと腸の内側を海水で洗うんです ←ここまで見れたら相当強運!!

マンタCHECK 9

石垣島のマンタの求愛シーン

マンタの出産(は見れない・・・)

マンタは魚類なのに珍しく交尾をして子供を産みます! 妊娠期間は約1年位で、体長約1m位の子供を1~2匹。メスが卵を胎内で孵化させてさせて子を産む卵胎生だそうです

マンタCHECK 10

マンタが海底深くにいる様子

マンタはディープダイバー(・・・らしい)

食事のために表層、クリーニングの為に浅場へと現れるマンタですが、なんと100~200m位ま潜るそうですよ!
マンタはその生態や行動にまだまだ謎が多い生物なのです・・・