水中写真をもっと楽しもう! 記録写真をアート作品に♪ 2020/04/26

:2020月04日26日 天気:曇り
最高気温:23℃
最低気温:22℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中。

皆さんおはようございます!スタッフのリンですー
GW突入しましたが依然休業中なため、のんびりと穏やかな日々を過ごしております。
こんなGWは5年ぶりでして、なんだか変な感じです

1日ずっとお家にいると身体がなまるので、奥さんの勧めでヨガなど一緒にやってるんですが、、、。
なかなか難しいですね!ヨガ!!
まず姿勢をキープするのが大変
想像以上に固くなっていた自分の体にも愕然としました
スポーツマンだった学生時代はどこへやら。
いつまでも過去の栄光にすがっていてはダメですね
ゆっくり慣らしつつ、続けていければと思います。

さてと、このままだらだらと僕の私生活を暴露しても仕方がありませんので
そろそろ、今日のブログのテーマ!「記録写真をアート作品へ」

前回僕が書いた日記で、カメラの特訓中!とお伝えしたんですが。 こちら
写真の面白いところは、撮るところだけでなく、撮った後も遊べるところにあると思うんです。

外出自粛でダイビングが出来ないこの時、今まで撮った写真を見返して、
あれこれと加工してみて、自分だけのアート作品を作り出すいい機会かと

難しい知識などは置いておいて、アプリで気軽にいじってみるだけでもいいと思います。
自分が楽しめれば、それで良し。それを見て楽しんでくれる人がいれば、なお良しです

百聞は一見に如かず!
恥ずかしながら僕の写真をご紹介ー

<Before> ハダカハオコゼ

<After>
綺麗で巧妙な模様の目元を強調したかったので、
少しトリミング(切り取り)して、明るさ、色温度、コントラストなどいじってます。


<Before> ハナミノカサゴ

<After>
ヒレの曲線が素敵だな―と思ったので、
構図を整えて、色味も変えてアートな雰囲気に。


<Before> ウミキノコ

<After>
これは雰囲気重視。思いっきり明るくして、ハイキーな感じに。


<Before> ハマクマノミ

<After>
アプリで浮遊物を消して、色を少し鮮やかに。


自分で解説すると、また恥ずかしさ倍増ですね
でもやっぱり、表現することは楽しいです
ちょうど水中ライトメーカーのRGBLUEさんが、Instagram 上でオンラインフォトコンテストを開催されてます。
参加料は無料なので、気軽にご参加を
今年の4月7日以前に撮られた水中写真や動画が対象です。 詳細は こちら
僕も出してみようかな~と思ってます笑 なんだかワクワクしますね

水中カメラのこと、写真のこと、気になったー! という方は、こちらの記事も。
今の騒動が落ち着いたら、一緒にじっくりネチネチ潜りましょう

最初はしっかり教えてもらいたい!という方にはこちらがオススメ。
水中写真などのライセンスコース、じっくりご一緒いたします!

ダイビングで出会った感動の瞬間を公開して、気の合う人たちと楽しみあう。
今はそうやって、次に潜る時へのモチベーションをどんどん高めていきましょう!

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  おウチ日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ。

クマノミの世界徹底解剖!!明日から使える無駄知識(笑)☆ 2020/04/24

:2020月04日24日 天気:曇り
最高気温:22℃
最低気温:17℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。

 

こんにちは~~(^O^)/あなたの暇つぶしのお供に!!ななです☆
さぁやってまいりました、だんだんとお馴染みになってきておりますかね??
記事っぽいブログにそろそろ題名つけましょうか!?じゃあ・・・
「~うみの教室のいろいろネタブログ~」
なんてどうでしょう??
え~こんなのがいいよ!ってものがある方はFBまたはインスタの方にコメントの方よろしくお願いいたします<m(__)m>

それでは今日のテーマに入っていきましょう
今日は「クマノミの世界徹底解剖!!明日から使える無駄知識」編~~~~~
えっ・・・そうだったの??なんてことがあるかも(‘ω’)ノ


クマノミの仲間たちと言えばノンダイバーの方たちにも人気で、水族館のアイドルでもあることは言うまでもありませんね
寿命は約10年で、主にイソギンチャクと共生しています
全世界には30種以上存在するうち日本には全部で6種類のクマノミが生息しているので、
まずはその6種類をざっとご紹介☆

ハマクマノミ


ハマクマノミはクマノミの中で最も気性が荒く、指を近づけるとバクっといかれることもしばしば・・・
オスは鮮やかなオレンジ色ですがメスは黒っぽくなるのが特徴です。
ちなみに名前の覚え方は白色のバンドの本数をゴロで覚えたりしますよね
「1ハマ2クマ3カクレ」なんていいますがハマクマノミはこの白バンドが1本なので1ハマの部分ですね

クマノミ


The普通のクマノミです。クマノミという名のクマノミです
日本国内では最も広く分布しています。
南は沖縄から北は千葉県房総半島あたりまで観察可能な適応能力に優れた種
石垣島でももちろん見ることができます
日本に住むクマノミの中で、唯一伊豆まで季節来遊漁として流れ着く種類ですね!!
おや??季節来遊漁ってなんでしょう??
これはまた別のブログで取り上げましょうね
体色はオレンジから黒色まで様々です

カクレクマノミ


みんな大好きニモちゃんです
いやぁ~一躍有名になりましたよね!!
日本のディズニーは、ニモのモデルがカクレクマノミと言っているそうですが、
ニモの舞台であるシドニーにカクレクマノミは生息していません・・・
どうやら本当はクラウンアネモネフィッシュという個体だそうです。
作品中でニモが「ピエロ」とからかわれる場面もあるそうなので!!
(クラウンは英語で道化師の意味。ピエロはクラウンの一種)
白バンド3本あるのがカクレクマノミです

ハナビラクマノミ


日本の6種類の中では最も臆病だとされている種です
それでも、卵を守るときにはバンバン体当たりしてくることも(笑)
淡い色合いが個人的には大好きです

セジロクマノミ


日本のクマノミの中で2番目に個体数が少ないそうです
セジロクマノミはハタゴイソギンチャク(平べったいタイプ)にしか住まないので、
このイソギンチャク自体が少ないことも個体数の少ない要因の1つかと
尚、個体数が少ないことは環境省も認めていて2017年に発表された海洋生物レッドリストでは
現時点では問題ないものの、環境変化などの結果として絶滅危惧に移行してしまう可能性を秘めている『準絶滅危惧』に指定されています

トウアカクマノミ


セジロクマノミが2番目ということで1番個体数が少ないのが、このトウアカクマノミです
生息環境が他の種類とかなり異なるので不意に現れるということはなかなか少ない・・・
気性は荒めですが、背中の模様を上から見るとハートマークに見えるのがなんとも可愛らしい

尚、セジロクマノミは準絶滅危惧でしたが、トウアカクマノミは
そもそも情報量が少なく、絶滅危惧かどうかの判断すらつかない『情報不足』
に指定されています
(レッドリストって情報不足なんて項目があるんですね!!僕も初めて知りました)

以上6種類でした!!知らない情報もありましたかね??
ではここからは明日から使える無駄知識に(笑)

クマノミは性転換する

ノンダイバーの方などに話すと驚かれるのですが、魚類の性転換はそこまで珍しいことではございません。
オス→メス、メス→オスと両方のパターンがありますがクマノミの場合はオス→メスですね
彼らは「両性生殖腺」というものをもっていて、生まれてくる子供はオスとメスの両方の性をもって生まれるのだそう。

その後成長していくにつれ、環境次第でどちらかの性になりますが、この時基本的にはオスになります。
基本的に群れを作って行動しているのですが、その中にメスは1匹だけ。
1番体が大きく育ったものが性転換してメスになるのです。
そして群れの中で2番目に体が大きいオスとペアになり産卵をします。
なので3番目以降の個体は生殖活動に参加しないということですね。
卵の世話はオスが行い、メスは産卵に集中するそう。
ちなみに1度メスになった後に、オスに戻ることはクマノミの場合できません
もしも何かのきっかけでペアのどちらかが欠けた場合は、次に体の大きい個体を入れて新しくペアになります。
この仕組みは、より多くの卵を残せるように進化したものだと考えられているそうです。
そしてメスの産んだ卵をパートナーではないオスが面倒をみることもわかっていて、これは自然界ではとても珍しい行動だと言われているんです

知ってびっくり!イソギンチャクとクマノミたちの関係

たくさんの生物が生息しているサンゴ礁には、様々な生態系が形成されていて、他の動物と一緒に暮らす関係にもいくつか種類があります。
その中でも一番わかりやすいのがクマノミの仲間とイソギンチャクの関係でしょうかね
「共生関係」とは、異なる種の生物が互いの利益のためにともに生活することをいいますクマノミのメリットはなんとなくこんなかなと思うものがあってもイソギンチャクにとってのメリットって言われると?

えっ・・・あっ・・・・うぅ・・・・となるのでは??

簡単におさらい!!クマノミにとってのメリット☆

イソギンチャクの触手に小さな刺細胞(刺胞)があることは、ほとんどのダイバーがご存じのはず!!
あっ言い換えれば毒があるということです!!
その毒にやられないようにクマノミの体は「酸性多糖類」という成分でできた粘液で覆われているので、イソギンチャクに触れても大丈夫なんです
でも他の生物は毒に対する耐性がないのでクマノミにとっては絶好の隠れ場所に!!

そうなのぉ~~!?イソギンチャクにあるメリット

メリットと言いながらこんな話から入るのはどうなのかな~~?実はイソギンチャクはクマノミ達無しでも生きていけるようなんです(一部地域に限り)
じゃあどんな利点が??

クマノミとの共生によって成長速度&無性生殖の率の増大!!

ある研究ではクマノミを住まわせたところ、クマノミのいないイソギンチャクに比べて約3倍の早さで成長したことが報告されたんだとか( ..)φメモメモ

栄養の提供者!褐虫藻にとってもいい環境

イソギンチャクは褐虫藻と呼ばれる藻類にも生きていくための場所を提供する代わりに、藻類が光合成によって得た生産物を貰っているんです。
そして藻類は、イソギンチャクに住む魚の排せつ物を栄養源として活用しているんですね~~
研究では、魚のいるイソギンチャクの方がたくさんの褐虫藻を含んでいることも明らかになっています

イソギンチャクの動きも活発に!?

魚たちが泳ぎ回ることで触覚が刺激されてイソギンチャクが開くことで、触覚や皮膚のひだで酸素が豊富な海水の循環を促して綺麗に保たれるという側面がまず1つ
そして、ある研究では魚がいないイソギンチャクに比べて共生関係にあるイソギンチャクは大幅に触手を広げていたことが明らかになっているんだとか。
ということはつまり多くの表面積に日光が当たるので褐虫藻が思う存分に光合成できるのでより多くの栄養分がイソギンチャクにいきわたるようになるという効果も

イソギンチャク自身も捕食者から身を守れる

なんとびっくり!!イソギンチャクも一部エリアでは大型のチョウチョウウオなどに食べられてしまう危険性をはらんでいるという事実(+_+)
(日本のような亜熱帯の地域では、イソギンチャクを狙う捕食者があまりいないため、魚のいないイソギンチャクでも健康なイソギンチャクが確認されていますが)
例えば、研究者がグレートバリアリーフのイソギンチャクから魚を取り除いてみると、どうやら食べられてしまったようで24時間以内になくなっていたということがあったりだとか、紅海のあるエリアではクマノミの仲間がいなくなってしまうと、チョウチョウウオの一種がイソギンチャクを攻撃し、イソギンチャクはサンゴ礁の穴の中に隠れてしまうようになったということもあったそうです。


以外にもたくさんの共生する理由があったんですね~~
今回はクマノミをピックアップしてご紹介しましたが、海の中の生き物にはもっとたくさんのドラマがたくさん!!
色々知りた~~~~いとなったらおススメなのがスペシャリティ
特に水中ナチュラリストSPなんかは海の生き物について詳しく知る内容になっているのでとっても講習受ける価値あり!!
共生の様子を記録に残すためにカメラ関係のSPもいいかも☆
スペシャリティってなに??はこちら 
どんなコース?どんな内容??はこちら 
もし今度ダイビングをする機会がありましたら、イソギンチャクの中で泳ぎ回るクマノミ達をちゃんと観察してみて下さい。
そしてこの共生関係のことを思い出していただけると嬉しいです

ではまた(^^)/

従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ

 

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

ダイバーだからできる!きれいな海を作ろうプロジェクト始動! 2020/4/22

:2020月04日22日 天気:曇り
最高気温:22℃
最低気温:20℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです

最初にお知らせから!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。

さてさて、みなさんは「マイクロプラスチック」って、聞いたこと、ありますか?最近話題の言葉ですので、お聞きになった方も多いのでは?

特にダイバーや、これからダイビングをしてみたいなーと思っている方、海やお魚に興味がある方は、「海洋プラスチックごみ」というのが気になっているのでは???

世界的な問題となっている「海洋プラスチックごみ」。

なんと・・・このままでは2050年にはプラスチックごみのほうが魚の数より多くなるといわれているそうです!!!!

ゴミが・・・・魚の数より多くなるなんて?!

まったく・・・・絶望です・・・・

 

今後ゴミを出さないようにすること、海に流れないようにすることは勿論なのですが、私達ダイバーができることが、あります!!!

 

それは・・・ダイビングをするたびに、ゴミを一つ拾いましょう・・・ただ、これだけです!

「1 Dive 1 Cleanup プロジェクト」といって、こは、“ダイビング中にごみを見かけたら、ひとつでもいいから拾うことを当たり前(マナー)にしよう!”という啓蒙活動。

環境省の後援により、企画・運営:1 Dive 1 Cleanup プロジェクト実行委員会、(株)水中造形センターが主催となって行っています。

様々なダイビング団体(もちろんPADIもですね)や、ダイビング器材メーカー、ダイビングショップが賛同してます。

私達「石垣島うみの教室」も、もちろんこの「1 Dive 1 Cleanup プロジェクト」プロジェクトに賛成!

自分ひとりが拾う海中のゴミなんて、わずか・・・と思われるかもしれませんが、1人一つ、一回ダイビングするたびにゴミを拾う、それを日本中のダイバーが行う・・・そうすると、すごい数になると思いませんか?

 

このプロジェクトのHPへのリンクも貼っておきますが、この中で自然写真家の高砂淳二さんもおっしゃっているとおり、

「ダイバーは、狭い範囲で短い時間ではあっても、海の中を見ることができ、海の中にあるごみはとても醜く、あってはならない異物であることを知っています。そしてそれを拾って帰ることができる、数少ない人種です。」

 

私達は、海の中にあるゴミを拾える、ゴミを回収することができる、数少ない「人種」!!

そうですよね、海の中にいくことができるのは、ダイバーだけ!

海の中のゴミを拾えるのは、ダイバーだけ!(しつこい?)

でも、そう考えるとすごいですよねー

大々的なクリーンアップ活動をしたいなーと思うこともあるのですが、なかなかできませんよね。

でも、「1ダイブする間に、1個ゴミを拾う」

そうなると、硬く考えず、気軽に海中クリーンアップができそうですよね!

 

ダイバーの方々、これからダイビングをしようと思っている方々は、少なからず自然や海、環境について関心が高いと思います。

できることから、やってみませんか?

marinediving.com/environment/1dive1cleanup/

 

海の環境についてご興味のある方はコチラのページもご案内

PADIのAWAREプロジェクト(海中環境保護)

www.padi.co.jp/visitors/aware/

 

石垣島うみの教室では、今現在はこの、海の環境について勉強するAWAREのSP(スペシャルティ)をメニューとしては出してないんですが、ご要望あれば行えます!

プロジェクトAWAREは、座学だけですので、コロナ感染拡大防止期間はWEB上から受講することができます!

(スカイプなどを用いて、お互いを見ることができる環境が必要です)

I.スペシャルティ(SP)取得

 

あとは・・・ダイビングができるようになったら、アドバンス講習の選択項目で「ナチュラリスト」を選ぶっていうのも、海の中の環境について知るいい機会になりますよ

F.アドバンス(AOW)取得

 

もちろん、海の中の環境を守るためにダイバーができること・・・スキルアップもありますね♪

新型コロナ感染拡大が収束し、ダイビングがご案内できるようになったらぜひ、こんなスペシャルティもやってみてね

スペシャルティ(SP)科目

 


お知らせ・・・従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ

日焼け止めの成分ってナニ?? 2020/04/21

:2020月04日21日 天気:晴れ
最高気温:27℃
最低気温:23℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです

最初にお知らせから!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ


こんにちは~~!わぁ~だいぶブランクダイバー、干からびる~~!!ななです(^O^)/
今回も前回書かせていただきました「マンタ」ネタのように読み物チックにまとめてみました!ダイビングや石垣島に関わり深いネタを探してこれからもお届け予定
意外と知らない?知りたい!ことに焦点当てていきますので一緒に勉強してみましょう(笑)

それでは今回のテーマの発表です!!ズバリ・・・
「日焼け止めの成分ってナニ??」です( *´艸`)
沖縄と言えば青い空・青い海・照り輝く太陽といったイメージ
もちろん降り注ぐ紫外線もハンパじゃありません
条件反射のように日焼け止めを塗る方も多いのでは??
でも日焼け止めのこと知ってますか?最近ダイビングの側面からも日焼け止めが注視されていること知っていますか??
ということでいまさら聞けない、でも今だから知りたい「日焼け止め」を深掘りしまーす!!


サンゴと日焼け止め

昨今世界的に日焼け止めが海やサンゴにダメージを与えていることから、海外ビーチでは使用規制が始まっています。
ハワイではすでにサンゴに有害な化学物質を含む製品の販売禁止法案が可決、ダイバーにお馴染みのパラオでもやはりサンゴに有害な物質を含む日焼け止めの持ち込みや使用を禁止する法案が通り、2020年1月から施行済みとなっています。
日焼け止めに対する目が厳しくなっているということですね。


表記されてるSPFとPAってナニ??

紫外線(UV)には、肌の奥まで届いて老化の原因になるA波、肌の表面に届いてシミやそばかすを作ってしまうB波、大気層(オゾン層)で吸収されて地表には届かないC波の3つの波長があります。


地表に届くUV波のおよそ9割はA波で、春~夏をピークに1年中、朝から午後遅くまで地表に降り注いでいます。
このA波が肌に浸透するのを食い止める効果を表しているのがPA(Protection grade of UVA)。
日本製品は+で表され、+ひとつで、何もつけないよりも紫外線防止効果が2~4倍というもの。
+が多いほど効果が高く、市販の商品では++++(フォープラス)が最大値です。
一方、B波を防ぐ効果を表すのがSPF(Sun Protection Factor)。
1~50+の数値は、紫外線が肌に影響を及ぼすまでの時間を遅らせる効果を表していて、SPF1で約20分、SPF30なら効果は600分(約10時間)。
というわけで、肌の露出度が高い海の旅には、ウォータープルーフで最高値のSPF50+、PA++++を選ぶ人が多いのです。
汗をかいたり、時間が経ったりすればその効果は減ります。
なので日焼け止めは
①ムラなく塗る
②2~3時間ごとに塗り直すというのが重要。
繰り返し使うものだからこそ私たち1人ひとりが海やサンゴにやさしい成分を使いたいですね。


日焼け止め効果以外の成分は?

ジェルやクリーム、スプレーなど、日焼け止め製品の形状はさまざま。
厚生労働省による薬事法で2001年からは医薬部外品以外の化粧品の全成分表示が義務付けられたことから、パッケージに舌を噛みそうな長い名前がずらりと並ぶようになっています。
紫外線を防ぐために、それぞれの製品に配合されている吸収剤や散乱剤のほかにも、揮発性シリコンを含む成分であったりアルコールや防腐剤の役割を果たすパラベンや香料など気になる成分も少なくありません。
それだけに、塗った日焼け止めはその日のうちにきちんと洗い流しておきたいものですね。
石鹸だけで洗い流せる製品もあれば、クレンジングを使わなければ落ちない製品もあるのでしっかり確認を!!


サンゴいじめの犯人、私たちかも?

石垣島であればスノーケリングやダイビング中、所々で目にする真っ白いサンゴ。
一見きれいなその姿こそ、サンゴの瀕死状態を意味する白化現象。
サンゴは動物プランクトンを食しながらも、共生している褐虫藻(藻類)が光合成を行うことで栄養を得ています。
白化は、褐虫藻がサンゴから逃げ出したために起きると考えられていて(※1)、その原因は高水温や水質汚染。この水質汚染の要因の一つ、と指摘されているのが日焼け止めに含まれる有害な化学物質。
サンゴの白化に影響するとされているのはおよそ30μg/ℓという研究結果が出されている(※2)
1人あたりが使う量はそれほどではない思われがちですが、沖縄のトロピカルビーチでの2001年の調査では8月14日に1400μg/ℓの紫外線吸収剤が検出されているそうです(※3)
私たち自身が、知らないうちにサンゴをいじめて、海やビーチを汚染していたかもしれないんです。

 

日焼け止め選びのチェックポイント

日焼け止めに含まれる英文はとにかく種類が多く、それぞれが複雑に関係しあっていて、全てを理解するのは至難の業。
「ノンケミカル」と書かれていても化学物質が含まれていたり、「オーガニック」表示があってもその天然成分を配合するためにケミカルの力を借りた製品もあって、大量の成分表示とにらめっこしてもらちが明きません。
では、健康にも環境にも安心な日焼け止めは、どうやって選べばいいのか、チェック&クリアしたい条件は次の8つ。

・紫外線吸収剤不使用
・揮発性油剤不使用
・界面活性剤不使用
・無香料
・防腐剤不使用
・エタノール不使用
・動物性原料不使用
・旧表示指定成分不使用(※4)

いや~~漢字ばっかり~~寝る~~(笑)
ってなったそこのあなたちょっと待って!!

考えなくていいように1つだけ紹介しておきます!!


TAEKOサンスクリーンが代表的なものとしてあることを雑誌より情報を知り得ることができましたので気になる方は調べてみて下さい。この他にも環境へ配慮した製品はたくさんあります。
(この商品を作っている会社の回し者ではございません(笑))

簡単に言うと、微生物由来の原料を使った「日焼け止め美容液」だそうです。
紫外線吸収剤不使用で肌へのストレスが少なく、水質汚染の原因になる揮発性油剤も使われていないので海やサンゴにやさしい。
水が貴重な離島の旅でも、クレンジングで水を汚す心配のない石鹸で洗い流せる仕様だそうです。完璧~~~


※1 最近のサンゴ研究では白化は褐虫藻が逃げ出すせいではないという説も出ています
※2 Roberto Danovaro,Lucia Bongiomi,et al,L Environmental Health Perspectives  Vol.116より
※3 Y.Tashiro,Y.kameda,JMarine Pollution Bulletin Vol.77 333-340 2013より
※4 体質によってアレルギーなど肌トラブルを起こす可能性がある成分。
   防腐剤や界面活性剤、紫外線吸収剤など約102種
雑誌LaSCUBAを参考にさせていただきました。

すご~~~く長くなってしまいましたね・・・
今回の内容いかがでしたでしょうか??
ダイバーの皆様が今一度使われている日焼け止めを考えるきっかけになれば嬉しいです(^^)/
小さいことから石垣島のような素晴らしい環境守ってみませんか??
ではまた(‘ω’)ノ

 

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

春、それは恋の季節 ♡ 2020/03/19

:2020月03日19日 天気:晴れ
最高気温:25℃
最低気温:25℃
水温:25℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ダイビング日記スタートです

本日は、うみの教室ダイビング記事をお送りしまーす。
皆さんおなじみ?笑 マニアック担当 リンです

最高気温が25℃と、夏日を記録するようになりました石垣島。
とうとう冬が終わりを告げ、春がやってきたということでしょうかね

タイトルにあげましたが、春といえば 「恋」
このシーズン、毎年僕は恋に落ちます。
もうズブズブのヤツです。メロメロになっちゃいます笑

気になる?恋のお相手はといいますと!
はい、様々な 「幼魚」 たちでございます!!
ちっちゃくて、可愛い。胸をはって言います、これは正義です。笑
小さければ小さいほど、もう最高!!超絶美少女?美少年?ため息出ちゃいます

身体にたいしての目の比率が大きかったり、
大人の姿からは想像もつかない鮮やかな色をしていたり、
ちょこまか逃げ回ってこちらを翻弄してきたり、もうたまりません
可愛く撮ってあげられたらもう、ニヤニヤが止まりません。
ずっと眺めていられます。ヨダレ出ちゃいます
ヒートアップしすぎてしまいましたね

それでは、僕が愛してやまない「幼魚たち」 。少しですが、ご紹介していきましょー!

トップバッターは、春を告げる幼魚 「アマミスズメダイ」 。
鮮やかなブルーの縁取り、額のV字マーク、パッチリお目目が最高にキュート
大人は手のひらサイズのモノクロで、全然違う姿をしています。



幼魚が成魚と違う模様や形をしている理由は諸説ありますが、
タテジマキンチャクダイなど、ヤッコの仲間では、成魚に攻撃されるのを防ぐためといわれています。
縄張りをもって餌を取る魚たちにとって、自分のテリトリー内に入ってくる同じ模様の魚はみんなライバル。
たとえ我が子でも攻撃の対象となってしまうのでしょうか。
そのためまだ力の弱い幼魚たちは、違う姿で大人たちを欺き、力を蓄えているのかも

ベラの仲間も成長するにしたがって模様が変わったりします。
幼魚⇒メス⇒オス と性転換する種も多く、色んな成長段階で目を楽しませてくれます。
こちらはミヤケベラの幼魚。サンゴの合間をゆらゆらと、撮るのはなかなか大変。
他の魚をクリーニングする魚でもありまして、生態シーンを観察することもできます


少し深場にいる 「セナキルリスズメダイ」の幼魚は、今がまさに旬!!
どんどんと成長していってますので、会いたい方はお早めに!


ベニハゼ系のちびっ子たちはが警戒心が薄いのか?、好奇心が強いのか?
小さいころの方がじっくり撮らせてくれます。
ただし、そーっと驚かさないよう観察すればですが。
まだいける? あ、ちょっと緊張してるかな? あ!いなくなっちゃった、。
こんな駆け引きも非常に楽しい瞬間です


「セダカギンポ」 は逆にとっても臆病
サンゴの隙間からでも、なかなかお顔を見せてくれません。
さっと気配を消して、さっと観察。難易度の高い子ですね


「キンギョハナダイ」 のチビ達は春から初夏にかけて、爆発的に数が増えます。
数が多すぎて目移りしちゃいますし、それぞれせわしなく動きまくるので、
可愛く撮るには根気が必要ですが、是非トライしていただきたいです


ラストは「シマキンチャクフグ」 。
ちっちゃいのにプクッとしてて、お目目はパッチリで、もう最高
くぼみに入ったところが、シャッターチャンス!
行き止まりでアタフタしてる姿が悶絶ものです
「へっへっへ。もう逃げられないぜー。」 と、安い悪役じみたセリフが浮かんでしまいます笑


さて、春は 「恋」 の季節ということでお送りしました!
僕のような幼魚LOVEな人たちを、「ギョリコン(魚 × ロリコン)」 と呼ぶそうです。
うまい事考える人がいたものです。きっとその人も「ギョリコン」のはず笑
皆さんも僕と一緒に、水中の可愛い子ちゃん達を愛でに行きましょー!

じっくり観察、撮影がしたい!という方は、
水中写真やナチュラリストなどの、スペシャリティライセンス講習もオススメです。
お気軽にご相談くださいませ!

石垣島ダイビング日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ