< 2019年 6月>

じっくり、ネチネチダイビング♪ in 石垣島 2019/06/25

:2019月06日25日 天気:晴れ時々曇り
最高気温:31℃
最低気温:25℃
水温:28℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ダイビング日記スタートです

うみの教室ダイビング記事
、第4弾!
今回はタイトルのとおり「じっくり、ネチネチダイビング♪」
ではでは、心してお読みくださーい!!笑

さて石垣島といえば、
国内ダイビングエリア人気No.1のダイビング天国
有名なマンタに、

美しいサンゴと、

華やかな水中世界のイメージが強いかと思います。

リクエストも沢山いただきますので、
美しいワイドな景色を楽しんでもらうべく、
ポイント選択やガイディングをすることが多いです。

そんな僕ですが、
お休みの日に潜る時はですね。基本、動きません笑 
カメラなんて持った日には、微動だにしないこともあります

何をしているかというと、こんなものを観察しているんです。
「ネッタイミノカサゴ」の綺麗な「ヒレ」です。
とっても魅惑的な動きで、
器用にヒラリヒラリと、感心してしまいます
SNSでは動画を公開していますので、是非ご覧ください!

このように、じーっくり観察したり、
カメラを介して真摯に向き合ったり。
それが「じっくり、ネチネチダイビング♪」です

今の時期、水中は可愛い幼魚たちでいっぱいでして、
この前は、この子に釘づけでした。
普通にいっぱいいる「メガネゴンベ」の「幼魚」。
40分くらい遊んでもらったと思います。
何枚写真とったかなんて覚えていません
コロコロ表情を変えてくれるし、
逃げたと思ったらまた出てきてくれるし、
綺麗なサンゴだから角度もいろいろ変えてみたいし、
と、キリがないんです笑
じっくり時間をかけて観察すると、
だんだんと心を開いてきてくれているような、
そんな感動を覚える瞬間があります。
まるで心が通じあったようなひととき
まぁ、こちらの勝手な思い込みなんですけどね

どこにでもいる生き物も、
クローズアップすると、とっても芸術的です

こちらは枝サンゴのクローズアップ。
お花のようなものは「ポリプ」といって、
ひとつひとつが生きてます。
並び方には緻密さが見えて、
芸術的な建築物のようです。
自然の妙を感じますね

続いて夏の風物詩、色の抜けたイソギンチャク。
普段は共生藻がいて褐色っぽいのですが、
高水温などのストレスを受けると、このような色になります。
住んでいるクマノミなどと一緒に撮ったら、
とってもフォトジェニック
THE インスタ映えです笑
ただしユラユラゆれてるので、
酔い止め薬を飲んで観察してくださいね笑

こちらもイソギンチャクの仲間。
ぐぐっと寄って見ると、地球外生命体みたい
マクロダイビングの楽しさは、
自由に切り取りができることにあると思います。
着眼点は、人それぞれ。「なんか面白いな」の追求です。
天候などのコンディションに左右されにくいので、
ガイドとしてはとっても助かります

さて、ではこちらは何者だか分かるでしょうか?
なんだかもう、宇宙を感じますよね笑
答えは「貝の中身」です
少しクセが強くなってきたので、ほどほどにしておきますね笑

顕微鏡モードなどの登場で、
1mmほどのミクロ世界も気軽に楽しめるようになりました。
技術の進歩は素晴らしいですね
撮る人の感性次第で、
プロアマ問わず、どんな人でも素晴らしい写真が撮れます。
じっくり時間をかけて、自分の写真を作り上げる。
それはとっても思い入れのある「作品」になると思いますよ

生物同士の営みも、
さーっと通り過ぎるだけでは見逃してしまいがち。
よく見る生き物でも、
「ん?いつもと動きの様子が違うな?」と気付いたら、
「なんであんな動きを?」と自分なりに推理してみましょう
一緒に潜った人やガイドとも話し合って、
結局答えがでなかったとしても、
なんだか満ち足りた気持ちになっている。
こんなダイビングの楽しみ方もありなんじゃないでしょうか?

ダイビングはどんな風に楽しんでもいいものですが、
体験もしないまま、
「マクロは興味ありません!」
「大物だけがみたいです!」
「ダイナミックな景色こそダイビング!」
と決めつけてしまうのは、
「もったいないなぁ」と僕は思います

体験してみると、
底なし沼のようにはまってしまうかもしれませんよ

以上!じっくり、ネチネチダイビング♪」でした!

一緒に体験してみて、「もっとやりたい!」という方は、
「ナチュラリストSP」や「デジタルフォトSP」など、
もう一歩踏み込んだコースもあります。
ズブズブと、ハマっていっちゃいましょ!笑
どこまでもお供します!

石垣島ダイビング日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

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