日焼け止めの成分ってナニ?? 2020/04/21

:2020月04日21日 天気:晴れ
最高気温:27℃
最低気温:23℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです

最初にお知らせから!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ


こんにちは~~!わぁ~だいぶブランクダイバー、干からびる~~!!ななです(^O^)/
今回も前回書かせていただきました「マンタ」ネタのように読み物チックにまとめてみました!ダイビングや石垣島に関わり深いネタを探してこれからもお届け予定
意外と知らない?知りたい!ことに焦点当てていきますので一緒に勉強してみましょう(笑)

それでは今回のテーマの発表です!!ズバリ・・・
「日焼け止めの成分ってナニ??」です( *´艸`)
沖縄と言えば青い空・青い海・照り輝く太陽といったイメージ
もちろん降り注ぐ紫外線もハンパじゃありません
条件反射のように日焼け止めを塗る方も多いのでは??
でも日焼け止めのこと知ってますか?最近ダイビングの側面からも日焼け止めが注視されていること知っていますか??
ということでいまさら聞けない、でも今だから知りたい「日焼け止め」を深掘りしまーす!!


サンゴと日焼け止め

昨今世界的に日焼け止めが海やサンゴにダメージを与えていることから、海外ビーチでは使用規制が始まっています。
ハワイではすでにサンゴに有害な化学物質を含む製品の販売禁止法案が可決、ダイバーにお馴染みのパラオでもやはりサンゴに有害な物質を含む日焼け止めの持ち込みや使用を禁止する法案が通り、2020年1月から施行済みとなっています。
日焼け止めに対する目が厳しくなっているということですね。


表記されてるSPFとPAってナニ??

紫外線(UV)には、肌の奥まで届いて老化の原因になるA波、肌の表面に届いてシミやそばかすを作ってしまうB波、大気層(オゾン層)で吸収されて地表には届かないC波の3つの波長があります。


地表に届くUV波のおよそ9割はA波で、春~夏をピークに1年中、朝から午後遅くまで地表に降り注いでいます。
このA波が肌に浸透するのを食い止める効果を表しているのがPA(Protection grade of UVA)。
日本製品は+で表され、+ひとつで、何もつけないよりも紫外線防止効果が2~4倍というもの。
+が多いほど効果が高く、市販の商品では++++(フォープラス)が最大値です。
一方、B波を防ぐ効果を表すのがSPF(Sun Protection Factor)。
1~50+の数値は、紫外線が肌に影響を及ぼすまでの時間を遅らせる効果を表していて、SPF1で約20分、SPF30なら効果は600分(約10時間)。
というわけで、肌の露出度が高い海の旅には、ウォータープルーフで最高値のSPF50+、PA++++を選ぶ人が多いのです。
汗をかいたり、時間が経ったりすればその効果は減ります。
なので日焼け止めは
①ムラなく塗る
②2~3時間ごとに塗り直すというのが重要。
繰り返し使うものだからこそ私たち1人ひとりが海やサンゴにやさしい成分を使いたいですね。


日焼け止め効果以外の成分は?

ジェルやクリーム、スプレーなど、日焼け止め製品の形状はさまざま。
厚生労働省による薬事法で2001年からは医薬部外品以外の化粧品の全成分表示が義務付けられたことから、パッケージに舌を噛みそうな長い名前がずらりと並ぶようになっています。
紫外線を防ぐために、それぞれの製品に配合されている吸収剤や散乱剤のほかにも、揮発性シリコンを含む成分であったりアルコールや防腐剤の役割を果たすパラベンや香料など気になる成分も少なくありません。
それだけに、塗った日焼け止めはその日のうちにきちんと洗い流しておきたいものですね。
石鹸だけで洗い流せる製品もあれば、クレンジングを使わなければ落ちない製品もあるのでしっかり確認を!!


サンゴいじめの犯人、私たちかも?

石垣島であればスノーケリングやダイビング中、所々で目にする真っ白いサンゴ。
一見きれいなその姿こそ、サンゴの瀕死状態を意味する白化現象。
サンゴは動物プランクトンを食しながらも、共生している褐虫藻(藻類)が光合成を行うことで栄養を得ています。
白化は、褐虫藻がサンゴから逃げ出したために起きると考えられていて(※1)、その原因は高水温や水質汚染。この水質汚染の要因の一つ、と指摘されているのが日焼け止めに含まれる有害な化学物質。
サンゴの白化に影響するとされているのはおよそ30μg/ℓという研究結果が出されている(※2)
1人あたりが使う量はそれほどではない思われがちですが、沖縄のトロピカルビーチでの2001年の調査では8月14日に1400μg/ℓの紫外線吸収剤が検出されているそうです(※3)
私たち自身が、知らないうちにサンゴをいじめて、海やビーチを汚染していたかもしれないんです。

 

日焼け止め選びのチェックポイント

日焼け止めに含まれる英文はとにかく種類が多く、それぞれが複雑に関係しあっていて、全てを理解するのは至難の業。
「ノンケミカル」と書かれていても化学物質が含まれていたり、「オーガニック」表示があってもその天然成分を配合するためにケミカルの力を借りた製品もあって、大量の成分表示とにらめっこしてもらちが明きません。
では、健康にも環境にも安心な日焼け止めは、どうやって選べばいいのか、チェック&クリアしたい条件は次の8つ。

・紫外線吸収剤不使用
・揮発性油剤不使用
・界面活性剤不使用
・無香料
・防腐剤不使用
・エタノール不使用
・動物性原料不使用
・旧表示指定成分不使用(※4)

いや~~漢字ばっかり~~寝る~~(笑)
ってなったそこのあなたちょっと待って!!

考えなくていいように1つだけ紹介しておきます!!


TAEKOサンスクリーンが代表的なものとしてあることを雑誌より情報を知り得ることができましたので気になる方は調べてみて下さい。この他にも環境へ配慮した製品はたくさんあります。
(この商品を作っている会社の回し者ではございません(笑))

簡単に言うと、微生物由来の原料を使った「日焼け止め美容液」だそうです。
紫外線吸収剤不使用で肌へのストレスが少なく、水質汚染の原因になる揮発性油剤も使われていないので海やサンゴにやさしい。
水が貴重な離島の旅でも、クレンジングで水を汚す心配のない石鹸で洗い流せる仕様だそうです。完璧~~~


※1 最近のサンゴ研究では白化は褐虫藻が逃げ出すせいではないという説も出ています
※2 Roberto Danovaro,Lucia Bongiomi,et al,L Environmental Health Perspectives  Vol.116より
※3 Y.Tashiro,Y.kameda,JMarine Pollution Bulletin Vol.77 333-340 2013より
※4 体質によってアレルギーなど肌トラブルを起こす可能性がある成分。
   防腐剤や界面活性剤、紫外線吸収剤など約102種
雑誌LaSCUBAを参考にさせていただきました。

すご~~~く長くなってしまいましたね・・・
今回の内容いかがでしたでしょうか??
ダイバーの皆様が今一度使われている日焼け止めを考えるきっかけになれば嬉しいです(^^)/
小さいことから石垣島のような素晴らしい環境守ってみませんか??
ではまた(‘ω’)ノ

 

石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」  おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

春、それは恋の季節 ♡ 2020/03/19

:2020月03日19日 天気:晴れ
最高気温:25℃
最低気温:25℃
水温:25℃
スーツ:5mmワンピース

石垣島ダイビング日記スタートです

本日は、うみの教室ダイビング記事をお送りしまーす。
皆さんおなじみ?笑 マニアック担当 リンです

最高気温が25℃と、夏日を記録するようになりました石垣島。
とうとう冬が終わりを告げ、春がやってきたということでしょうかね

タイトルにあげましたが、春といえば 「恋」
このシーズン、毎年僕は恋に落ちます。
もうズブズブのヤツです。メロメロになっちゃいます笑

気になる?恋のお相手はといいますと!
はい、様々な 「幼魚」 たちでございます!!
ちっちゃくて、可愛い。胸をはって言います、これは正義です。笑
小さければ小さいほど、もう最高!!超絶美少女?美少年?ため息出ちゃいます

身体にたいしての目の比率が大きかったり、
大人の姿からは想像もつかない鮮やかな色をしていたり、
ちょこまか逃げ回ってこちらを翻弄してきたり、もうたまりません
可愛く撮ってあげられたらもう、ニヤニヤが止まりません。
ずっと眺めていられます。ヨダレ出ちゃいます
ヒートアップしすぎてしまいましたね

それでは、僕が愛してやまない「幼魚たち」 。少しですが、ご紹介していきましょー!

トップバッターは、春を告げる幼魚 「アマミスズメダイ」 。
鮮やかなブルーの縁取り、額のV字マーク、パッチリお目目が最高にキュート
大人は手のひらサイズのモノクロで、全然違う姿をしています。



幼魚が成魚と違う模様や形をしている理由は諸説ありますが、
タテジマキンチャクダイなど、ヤッコの仲間では、成魚に攻撃されるのを防ぐためといわれています。
縄張りをもって餌を取る魚たちにとって、自分のテリトリー内に入ってくる同じ模様の魚はみんなライバル。
たとえ我が子でも攻撃の対象となってしまうのでしょうか。
そのためまだ力の弱い幼魚たちは、違う姿で大人たちを欺き、力を蓄えているのかも

ベラの仲間も成長するにしたがって模様が変わったりします。
幼魚⇒メス⇒オス と性転換する種も多く、色んな成長段階で目を楽しませてくれます。
こちらはミヤケベラの幼魚。サンゴの合間をゆらゆらと、撮るのはなかなか大変。
他の魚をクリーニングする魚でもありまして、生態シーンを観察することもできます


少し深場にいる 「セナキルリスズメダイ」の幼魚は、今がまさに旬!!
どんどんと成長していってますので、会いたい方はお早めに!


ベニハゼ系のちびっ子たちはが警戒心が薄いのか?、好奇心が強いのか?
小さいころの方がじっくり撮らせてくれます。
ただし、そーっと驚かさないよう観察すればですが。
まだいける? あ、ちょっと緊張してるかな? あ!いなくなっちゃった、。
こんな駆け引きも非常に楽しい瞬間です


「セダカギンポ」 は逆にとっても臆病
サンゴの隙間からでも、なかなかお顔を見せてくれません。
さっと気配を消して、さっと観察。難易度の高い子ですね


「キンギョハナダイ」 のチビ達は春から初夏にかけて、爆発的に数が増えます。
数が多すぎて目移りしちゃいますし、それぞれせわしなく動きまくるので、
可愛く撮るには根気が必要ですが、是非トライしていただきたいです


ラストは「シマキンチャクフグ」 。
ちっちゃいのにプクッとしてて、お目目はパッチリで、もう最高
くぼみに入ったところが、シャッターチャンス!
行き止まりでアタフタしてる姿が悶絶ものです
「へっへっへ。もう逃げられないぜー。」 と、安い悪役じみたセリフが浮かんでしまいます笑


さて、春は 「恋」 の季節ということでお送りしました!
僕のような幼魚LOVEな人たちを、「ギョリコン(魚 × ロリコン)」 と呼ぶそうです。
うまい事考える人がいたものです。きっとその人も「ギョリコン」のはず笑
皆さんも僕と一緒に、水中の可愛い子ちゃん達を愛でに行きましょー!

じっくり観察、撮影がしたい!という方は、
水中写真やナチュラリストなどの、スペシャリティライセンス講習もオススメです。
お気軽にご相談くださいませ!

石垣島ダイビング日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ

密着!!講習最前線♡ 2020/01/26

:2020月01日26日 天気:晴れ時々雨
最高気温:25℃
最低気温:23℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ライセンススクール日記スタートです

あ~。。。もうすぐ2月ですね~。。。
ウフフ♡♡♡

もういーくつねーるーと~アゲイン!!
ぼくのお正月休暇が始まりますよ~☆マサです(笑)

ま~すごい!!
命の奇跡のように『うみの教室』では新生令和ダイバーが続々と誕生しております☆

なかにはダイバーになることを夢見て、ライセンスを取得した感動の1年生だったり、さらなるステップアップを求めさらなるイケてる自分になるために努力したダイバーだったり!

そんな御にゅーダイバーたちの笑顔が素敵すぎるのでご紹介させていただきたいとおもいます☆

 


 

お正月


じゃじゃーん!!

MSD
=Master Scuba Diver(マスタースクーバダイバー)
=ダイビングが楽しくて好きで好きでたまらない!ただしそのための安全管理にも力を注ぎこむ究極のダイビングマスターとでもいいましょうか

セルフレスキュー(自分自身の安全管理)を強化するため、欲を言えば自分より経験の少ない周りのダイバーにも手を差し伸べられるよう、レスキューダイバーコースを見事クリア&5つの自分の得意分野を持ち、ダイビング情熱そして経験(スキル)を認められた尊敬に値するダイバー称号でございます☆

この方はMSDとして尊敬されるべき技量をもっておられ、うみの教室が自信をもって認定させていただいた超イケイケな優良ダイバーなのです☆




2日




AOW
=Advanced Open Water
=ダイビングの楽しさに目覚め、いかなる可能性も秘めた静かなるルーキーとでもいいましょうか

ただーし!まだまだ未熟なところ。教わるインストラクターやショップ、周りの先輩ダイバーによって自身のダイビング人生が左右されるのも事実だね☆

良き先輩ダイバーに囲まれ、そんな先輩を目指して欲しいな☆




4日



SP
=SPecialty 
=スペシャリティーでなくスペシャルティーでございます。興味のある分野を得意にかえてしまうちょこっと【かっちょええコース】とでもいいましょうか

SP Deep Diver

=最深40メートルまでの深場まで潜って良しとする知識とスキルが伴った資格のあるダイバーのことです

安易に水中深く潜ることを進めてくるショップやガイドに要注意です!
なぜならディープな世界でトラブルが起きても誰もあなたを助けることが出来ません☆

自信の安全管理、そして楽しみの輪を大きくしていかれているこの方は、次のMSD候補です!
滅茶苦茶スバラシー☆





ここから今年の初々しいダイバー1年生たちです☆
先輩方、温かく見守ってあげてくださいな☆

15日

 


 

23日




 

24日



新しいことに挑戦することは怖いことです。ほんと怖い!
でもやりたい気持ちが抑えられない!そんな気持ちになった時にチャレンジが始まります☆

たったこの1か月の間に彼らはダイバーになり、ダイバーとしての成長を遂げました☆

僕たちはそのお手伝いが出来ることに誇りを持ち、スタッフ個人それぞれのこれまでの挑戦が無駄ではなかったと信じています!

熱くてすみませーん!(笑)

だからこそどこにも負けないティーチングが出来るよう努力を怠りません。
ぶっちゃけダイバー育成には自信がありますよ~♡

石垣島ライセンススクール日記
本日の担当はマサでした!次回の日記もお楽しみに~

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ

1月なのに夏日!?な石垣島です笑 2020/01/25

:2020月01日25日 天気:晴れ時々曇り
最高気温:25℃
最低気温:22℃
水温:22℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ダイビング日記スタートです

最高気温26℃(昨日)、25℃(今日)、25℃(明日)!!
1月ですが、夏日が続いております

太陽も燦々!最高のダイビング日和ですね
サンゴとダイバーにー、

地形とダイバーなんかも!
フィッシュアイレンズを素晴らしく活用してくれましたね


海況も落ち着いておりましたので、石垣島の人気者にも会いに。
まずは亀吉。じっくり観察させてくれました

と、そこに突然の主役登場!!
すいーっと行ってしまいましたが、目の前をどどーんと泳いでくれました!

北部インリーフはお宝ザクザク継続中
レギュラーメンバーのカエルアンコウに、

キュートなウミウシに、

ふかふかハウスのエビさんも

ここ最近はコブシメの遭遇率も上がってきてます!
どこかで産卵しているのかなー?調査が必要ですね!!

サンゴはいたるところですくすくと。嬉しい限りです
米原エリアに、

北部アウトリーフもビッシリ!!

癒しダイビングの日々のさなか、リピーター様の還暦祝いも!!
これからもずっとお元気で、潜り続けてくださいねー

本日のブルグ写真は全てお客様撮影のお写真でした!!
素敵なお写真を沢山ありがとうございまーす!!

私もこんな写真が撮りたーい!!
そう思われた、そこのアナタ!!

スペシャルティ講習 水中フォトSPがお勧めですよー!!

水中写真大好きなボクが、じっくり、みっちり(笑)、ご一緒しますねー!!

石垣島ダイビング日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

 

水中の不思議☆ 好奇心は誰にも止められなーい!!2019/12/26

:2019月12日26日 天気:晴れ
最高気温:27℃
最低気温:22℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト

石垣島ダイビング日記スタートです
うみの教室ダイビング記事、第8弾!!

12月ですが、25℃以上の陽気が続いております石垣島。
気候も相まってか、サンタの帽子とひげが全く似合わないスタッフ「リン」です
ではでは、本日のブログをお届けしまーす笑

少人数のチームでジックリ一緒に潜らせていただいている、今日この頃。
僕のMYブームは「水中の不思議」を一緒に観察する事です
どうしてこんな動きを? どうしてよくここにいるの? どうしてそんなに可愛いの!?笑
と、お客様と一緒になって「不思議」を楽しんでいまーす

ということで、本日のブログテーマは「水中の不思議」でーす!

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石垣島といえば、マンタ!!

では、なぜマンタがそのポイントに集まるのか、ご存じでしょうかー?
はーい、そこのあなた正解です!!笑 簡単でしたね
ご存じの方も多いとおり、
マンタは身体をクリーニングしてもらうため、ポイントに集まってきます。(食事や求愛などの例外もあります)
小高い丘のような上をぐるぐるーっと、ゆっくり泳いでる間、
小さな魚たちが身体についたゴミなどをパクパクと取り除きます。

「クリーナー」と呼ばれるこの子たち、顧客はマンタだけではありません。
多くの魚や、カメなども大事なお客様
カメの腕に乗る、イシガキカエルウオ!!彼らも時にはクリーナーになるんですねー

「クリーナー」は魚だけではありません。
先日ナナがブログ取り上げたクリーナーシュリンプもそうです。
彼らの顧客は根つきのハタなどが多い気がします
これにも理由があるのかな? 新たな謎がまた生まれましたね


これらのクリーニングを観察するコツは1つだけ。「そーっと見守る」ことです
じっくり時間をかけて観察すれば、彼らの緊張もほどけ、リラックスした瞬間を見ることができます。

このクリーニング、意外と水中のいたるところで行われています。
となると、マンタが集まる場所ももっと他にもあるはず、、、。
川平より北側、僕らのエリアでもきっとどこかで、、、。
いやぁー、ロマンですねー

続いての不思議はこちらー!
サンゴとエビ・カニなどの甲殻類の関係です。
甲殻類側のメリットは想像しやすいとおり、外敵から身を守るシェルターとするため。
捕食者となる大きな魚たちはサンゴに阻まれて、彼らを襲うことができません。
では逆にサンゴ側のメリットは?
これも同じく外敵から身を守るためという説があります。
サンゴの捕食者といえば、有名なのが「オニヒトデ」。
上に覆いかぶさって無数の触手で、襲いかかります。
これを下からハサミで攻撃し、撃退するのが甲殻類らしいです。実際の現場、見てみたいなー

サンゴにはまだまだ不思議が!
白くなっているところにチョコンと乗ったアカメハゼ。
「弱ったサンゴに寄り添ってるみたいですね。」
と、素敵な言葉をくれたお客様がいらっしゃいましたが、実際は全くの逆です
卵を産みつけるためには、サンゴの刺胞(チクッと刺す部分)が邪魔になります。
卵には刺胞に対する免疫がないためです。
そこでサンゴを弱らせて白化させ、そこに卵を産みつけます。
その様子がこの写真。ってな訳です。

以上!「水中の不思議」の一部分をご紹介しましたー!

まだまだ水中には解き明かされていない謎が沢山あります。
あーでもない、こーでもないと、一緒に首をひねる楽しさ。
皆さんと共有したいなー!!

生き物同士の関係性をもっとじっくり観察したい、その瞬間をカメラに収めたい。
そんなダイバーの方には、水中ナチュラリストSPライセンス、デジタルUWフォトグラファーSPライセンスがオススメです
詳しくはこちらをご覧くださいねumikyo.com/menu/sp/choice/

石垣島ダイビング日記

本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~

「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!

講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ