石垣島ダイビング日記
スタートです![]()
うみの教室ダイビング記事、第8弾!!
12月ですが、25℃以上の陽気が続いております石垣島。
気候も相まってか、サンタの帽子とひげが全く似合わないスタッフ「リン」です
笑
ではでは、本日のブログをお届けしまーす笑
少人数のチームでジックリ一緒に潜らせていただいている、今日この頃。
僕のMYブームは「水中の不思議」を一緒に観察する事です![]()
どうしてこんな動きを? どうしてよくここにいるの? どうしてそんなに可愛いの!?笑
と、お客様と一緒になって「不思議」を楽しんでいまーす![]()
ということで、本日のブログテーマは「水中の不思議」でーす!![]()
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石垣島といえば、マンタ!!
では、なぜマンタがそのポイントに集まるのか、ご存じでしょうかー?
はーい、そこのあなた正解です!!笑 簡単でしたね![]()
ご存じの方も多いとおり、
マンタは身体をクリーニングしてもらうため、ポイントに集まってきます。(食事や求愛などの例外もあります)
小高い丘のような上をぐるぐるーっと、ゆっくり泳いでる間、
小さな魚たちが身体についたゴミなどをパクパクと取り除きます。

「クリーナー」と呼ばれるこの子たち、顧客はマンタだけではありません。
多くの魚や、カメなども大事なお客様![]()
カメの腕に乗る、イシガキカエルウオ!!彼らも時にはクリーナーになるんですねー![]()

「クリーナー」は魚だけではありません。
先日ナナがブログ取り上げたクリーナーシュリンプもそうです。
彼らの顧客は根つきのハタなどが多い気がします![]()
これにも理由があるのかな? 新たな謎がまた生まれましたね
笑

これらのクリーニングを観察するコツは1つだけ。「そーっと見守る」ことです![]()
じっくり時間をかけて観察すれば、彼らの緊張もほどけ、リラックスした瞬間を見ることができます。
このクリーニング、意外と水中のいたるところで行われています。
となると、マンタが集まる場所ももっと他にもあるはず、、、。
川平より北側、僕らのエリアでもきっとどこかで、、、。
いやぁー、ロマンですねー![]()
続いての不思議はこちらー!
サンゴとエビ・カニなどの甲殻類の関係です。
甲殻類側のメリットは想像しやすいとおり、外敵から身を守るシェルターとするため。
捕食者となる大きな魚たちはサンゴに阻まれて、彼らを襲うことができません。
では逆にサンゴ側のメリットは?
これも同じく外敵から身を守るためという説があります。
サンゴの捕食者といえば、有名なのが「オニヒトデ」。
上に覆いかぶさって無数の触手で、襲いかかります。
これを下からハサミで攻撃し、撃退するのが甲殻類らしいです。実際の現場、見てみたいなー![]()

サンゴにはまだまだ不思議が!
白くなっているところにチョコンと乗ったアカメハゼ。
「弱ったサンゴに寄り添ってるみたいですね。」
と、素敵な言葉をくれたお客様がいらっしゃいましたが、実際は全くの逆です![]()
卵を産みつけるためには、サンゴの刺胞(チクッと刺す部分)が邪魔になります。
卵には刺胞に対する免疫がないためです。
そこでサンゴを弱らせて白化させ、そこに卵を産みつけます。
その様子がこの写真。ってな訳です。

以上!「水中の不思議」の一部分をご紹介しましたー!
まだまだ水中には解き明かされていない謎が沢山あります。
あーでもない、こーでもないと、一緒に首をひねる楽しさ。
皆さんと共有したいなー!!
生き物同士の関係性をもっとじっくり観察したい、その瞬間をカメラに収めたい。
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石垣島ダイビング日記![]()
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~
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