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マクロに囲まれる☆2023/03/28

:2023月03日28日 天気:曇り
最高気温:21℃
最低気温:19℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

こんにちは〜!!ななです( ´ー`)ノ

猛烈な北風

寒いです

春はどこいった??

天気予報が当たらなさすぎて非常に困っております(笑)

そんな中マクロリクエストの一眼持ちゲスト様とマンツーダイブ

ネタの位置を紹介して自分は邪魔にならないよう周辺をウロウロ

違うネタ探しをしていた時に出会った子達をご紹介〜〜

パーマ頭の人が笑っているみたいに見えませんか??

普段から見かけているシマキンチャクフグ

あなたはそんなにキレーな目をしていたんですね

モンハナシャコが巣穴ではなく岩陰に出たり入ったり

綺麗な体色なのでカメラ映えしますね

かなり幼魚体に近い色合いのニシキヤッコ

成魚は青色味が強いですが小さい頃の黄色が主となるこの感じもオシャレ〜〜

広大なサンゴから上を見上げて何を見ているのかな??

低水温でなかなか活動的ではなかったクマノミ各種

だんだんと産卵という活動が見られるようになってきました〜〜

新たな命のシーズンです!!

明日は今日ほど荒れていない海だといいんですが・・・

予報では弱まると言っているけど当てにならないからなぁ

 

ではまた!!

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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えっ、もう!?ウミガメ産卵シーズンのスタート☆2023/03/25

:2023月03日25日 天気:曇り
最高気温:27℃
最低気温:22℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

ということで、、、うみ教的「カメ日記」の今年第1回目の投稿です
早くもスタートしたウミガメの産卵シーズン
去年も早かったけど、今年はさらに早い!

つい先日、そんなつもりもなくビーチに行ったのですが、そんなつもりはなくてもビーチに降り立つと思わず歩きだしてみちゃいまして、、、
さすがに3月後半に差し掛かったばかりだし、と思っていたら、、、

発見ウミガメの足跡
思わず2度見しちゃいました、あまりにもびっくりして!

この足跡はアカウミガメ(もしかしたらタイマイかもですが)、産卵しているかどうかは不明です。
産んでたら、5月末~6月初め頃に子ガメが出てきてれるかな~

今年も楽しいワクワクのシーズンが始まったお知らせでした~

 

ここからは、上陸&産卵が記録的に多かった去年のハイライト

母ガメの上陸


子ガメの大脱出(アオウミガメ)


アオウミガメの子ガメ

石垣での産卵上陸は、圧倒的にアオウミガメが多いです。

タイマイの子ガメ
タイマイの産卵数はすごく少ないので、この子たちを見れたのはすごく貴重!
体もアオウミガメの子たちより一回り小さいです。


子ガメが旅立った後の孵化後調査
卵の数を確認
カメの種類にもよりますが、1回に100個前後の卵を産みます。

未孵化の卵の発生確認
ウミガメ先生も初めて見ると驚いていた、三つ子ちゃん(海には行けなかったけど、、、)
孵化しなかった卵も割ってみて、発生のどの段階で死んでしまったか、確認します。
意外にも、発生の初期よりも発生後期(もう砂から出てきた子ガメと同じ状態まで成長した状態)で死んでしまったものが多くてびっくりします。

とはいっても、台風の高潮の影響を受けなければ、石垣でのふ化率はとってもいいので、100個前後の卵の中に未孵化の卵は数個ある程度です

アルビノ個体

去年の一番最初に産卵した場所の孵化後調査で出てきた子たちです。
まだお腹の黄身の吸収が終わっていない状態で、この写真の時点ではみんな生きています。(この後、数日で海に旅立つことなく死んでしまいました)
私も生きているアルビノ個体を見るのは初めてで、あまりの白さにびっくりしました。
この白さですから、海に旅立てたとしても、海中ではとても目立ってしまって、あっという間に捕食者に食べられてしまうんでしょうね。


子ガメの旅立ちのお見送り
孵化後調査をすると、みんなが脱出するときに一緒に出れず、砂の中に埋もれてしまっている子ガメを救出することがあるんです。
日没を待って、この日に救出した数匹の子ガメを、ご来店いただいていたお客様と一緒にお見送りもしましたよ!


以上、去年のハイライトでした

今年はどんな出会いが待ってるのか~、楽しみです


日記でもたびたびご紹介しているウミガメの産卵&孵化にまつわるものは、採捕許可を受けて産卵調査のお手伝いをしている中でのものです。
許可なく産卵場所を掘り返りたりすることはできません。

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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マンタを求めて☆2023/03/24

:2023月03日24日 天気:晴れ時々雨
最高気温:27℃
最低気温:22℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

こんにちは〜!!ななです( ´ー`)ノ

久しく見ていなかった“凪”な海

船が滑るように走る感覚

いやぁ夏を感じましたね〜〜

今日は昨日からの引き続きのゲスト様とマンタチャレンジにレッツゴー

最初はカメさんがお出迎え!!

岩の窪みでスヤスヤと

さぁ本命はどうか?!

と心配な気持ちをよそに到着したら既にホバリング中

ホッと一安心

あっ!!2枚になったー

1匹が常に後ろに張り付いて追いかけっこ

こういう時は動きがダイナミックになるので見応えがあります

あっちでくるくる

こっちでくるくる

ダンスが終わることはありません(笑)

ラッキーなことに遠目で観察だけに留まらず至近距離サプライズも!!!!

正面からこちらに向かってくる時の迫力感が堪りません

画的にもかっこいい

近くで遊んでくれてありがとう〜〜

これにはゲスト様も大満足

マンタポイントに行った時は毎回が今日みたいならいいのになぁ

次マンタに会えるのはいつになるかなぁ??

今年の春のマンタ確率は非常にいい感じですね!!

 

ではまた!!

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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水中世界は色鮮やか☆2023/03/23

:2023月03日23日 天気:晴れ
最高気温:27℃
最低気温:22℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

こんにちは〜!!ななです( ´ー`)ノ

今日の最高気温はなんと27℃!!!

いやぁ陸上だけはもう夏ですね〜〜

晴れていれば全然半袖でいけますネ

太陽のおかげで水中の色も鮮やかに

綺麗な色の群れは圧巻です

このイソギンチャクとカクレクマノミの組み合わせは完の璧です

綺麗なヒレ

キラキラな透明感

ウメイロモドキの鮮やかさにも目を奪われます

バチバチに婚姻色を出している個体もちらほら散見されるのでカメラが無くとも観察が捗るいいシーズン

春は“新たな命”のタイミングでもあるのでなかなか見られない生態が見れるかも?!

明日はもうちょっと風が弱まってくれるといいなぁ

 

ではまた!!

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伊原間沖のサンゴは今!?☆自然の力はすごい!! 2023/03/21

:2023月03日21日 天気:曇り
最高気温:27℃
最低気温:21℃
水温:23℃
スーツ:5mmワンピース+フードベスト又はドライスーツ

石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

今日は、ちょっと真面目にサンゴのお話を
石垣北部は昔から石垣の中でも、と~っともサンゴがきれいなエリアでした。

これは、私が石垣にやってきた2006年当時のサンゴ

伊原間のアウトリーフはどこもこんな感じで、サンゴがいっぱい!!
お客様からリクエストで「サンゴが見たい!」と言われれば、「どこを潜ってもサンゴはいっぱいなので、たくさん見れますよ~!」と答えていました。

が、、、2010年前後にサンゴを食べるオニヒトデの大発生が
もともとサンゴがきれいなこのエリアは、彼らの格好のエサ場になりました。
いたるところに折り重なるようにいるオニヒトデに、サンゴは食べつくされちゃいました。

やっとオニヒトデの姿が見えなくなってきたと思った2016年、、、
今度は夏に水温が高い期間が長く続き、わずかに残ったサンゴたちもこの年の水温上昇で大半が死んでしまいました
(水温が高い状態が続くと、サンゴは死んでしまいます)

この数年はサンゴにとって苦難の時期でした

この辺りのサンゴの写真を探してみたのですが、この惨憺たるサンゴの状態を残している写真は見つからず、、、
当時は、伊原間沖のサンゴがなくなり、ほかのエリアのポイント開発もしたので、この辺りを潜る機会がかなり減っていたというのも、写真がない要因かな?


そんな壊滅状態だった伊原間沖のサンゴに復活の兆しが見え始めたのが2018年頃

まだ小さく、岩肌もたくさん見えますが、たくさんのサンゴが育ってきているのが分かりますよね

この子たちが順調に成長を続けてくれ、2021年にはこんな感じに
自然と笑顔になってしまうほど美しいサンゴの復活です
スタッフもお客様もこのため息が出るほど美しいサンゴにたくさん癒されました


そして、そんな美しいサンゴたちに昨年2022年夏に事件が起きました

知っている方も多いと思いますが、昨年の夏、石垣には台風が全然来なかったんです。ふつうは6~8月にかけて何回か台風がやってきます。それが、昨年は9月になるまで台風が1つも来なかったんです

「台風来なくてよかったね~!」というのは陸に住んでいる私たち人間のお話。
自然界、特に海では、台風が来て水中がかき混ぜられることによって、上がりすぎた水温が下がるというメリットがあるんです。
サンゴにとっては、夏場に上がった水温を下げてくれる救世主です。


そんな台風の来なかった2022年の夏、水中世界では大変なことになっていました。

まだ普通の状態、2022/7のサンゴ
相変わらず、美しいサンゴの世界が広がっています!


サンゴが悲鳴を上げ始めた2022/8中旬
ほとんどのサンゴがパステルカラー~白色になってきてしまいました。
正常な色をしているサンゴはごくわずか。

水温が高い状態が続くと、サンゴに住んでいる褐虫藻がいなくなってしまい、サンゴが白くなっていきます。
褐虫藻がいなくなって白くなっても、サンゴがすぐには死にはません。
水温が下がって、褐虫藻が戻ってきてくれれば、徐々に色も戻って、また元気になってくれるので、、、
この辺りで、台風が来てくれればまだ助かるサンゴは多かったと思うのですが、、、台風は来ず、、、

そして、2022/9月末のサンゴ
9月に入り台風が毎週毎週やってきましたが、時すでに遅し、、、

白くなったサンゴに褐虫藻が戻らず、そのまま死んでしまったものがたくさん。
死んだ白いサンゴには、徐々に藻が生えて茶色くなっています。

その後、冬場の北風シーズンに突入したこともり、このポイントに入る機会もほとんどなかったのですが、ここ最近、また行ってみたら

2023/3現在

もちろん、石灰化して死んでいるサンゴもたくさんなのですが、そんな中にも、元気に生き残っているサンゴの姿があることに、驚くとともに、とって~もうれしくなりました
や、、、とはいっても、以前のあの美しさには程遠いんですけど、よくあの環境で生き残ってくれた!!と褒めてあげたい気持ちです!

サンゴと共に生活している魚たちも健在

ということで、今日は私が石垣にきてから17年間の石垣北部のサンゴの歴史を追ってみました!
この日記で使った写真は、ほぼ伊原間沖のコージーの写真です。

2016年のサンゴ壊滅を見た時には、私が潜れるうちにあのきれいなサンゴはもう見れないんだろうなぁとあきらめていましたが、、、
なんと、たった5年後には昨年夏までの美しいサンゴの世界が復活してくれていることを考えると、2016年の白化よりも幾分マシな今回は、きっとあと数年後にはまたあの光景に出会るはず!!自然の力はすごい

いい時も、悪い時も、ずっと同じエリアで観察していると、そこにある幸せに気づけるものですね

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
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