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耳抜き不良は治る!!耳抜き不良の“都市伝説”2020/12/06

:2020月12日06日 天気:雨
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石垣島体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです

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こんにちは~~!ななです(^O^)/

今日もやってまいりました「うみの教室ネタブログ」
本日のテーマは耳抜きについて!!
ダイビングをする上で一番最初にぶつかる関門と言っても過言ではないですかね??
そんな耳抜きに関する都市伝説についてまとめてみましたのでお時間あるときにでもどうぞ

――――――――――――――――――――――――――――

多くのダイバーや潜水医学を知らない耳鼻科医を含めて耳抜き不良の原因についてとんでもない勘違いをしていることがよくあるんだとか
そこで今回は「耳抜き不良の都市伝説」を6個ピックアップしてみました

1.生まれつき耳管が細いから耳抜き不良を起こす
2.耳鼻科へ「耳管通気治療」に通えば、耳抜き不良は治る
3.鼻アレルギーや蓄膿症(副鼻腔炎)があると耳抜き不良になる
4.フードを被ると耳抜き不良を起こす
5.耳抜き不良が起きたら、水中でじっとして楽になるのを待つ
6.耳抜き不良潜水の後に中耳炎になることがあるが、中耳炎が治ったらまた潜っている

1.生まれつき耳管の細い人が耳抜き不良を起こす

多くのインストラクターや一般の耳鼻科医でさえ耳抜き不良=耳管狭窄症と信じ込んでいて、耳抜き不良の人は「耳管が細い」と思われている事実が
しかし耳抜きの良し悪しは耳管機能によって異なるだけで、太さとは何の関連性もないそうです
たとえ耳管が太い人でも、耳管開放症などの状態で耳管機能が悪い人は、耳抜きも良くありません
例えば、滲出性中耳炎の子供たちも近年は約60%が耳管開放症であることがわかり、時間の太さに関係なく耳管機能が悪いことが原因なんです
耳管機能が悪い人たちは大人になるまでの間に慢性中耳炎になってしまい、そもそも潜水適性が全くない病気になっているんだとか
ただ逆に言えば、現在鼓膜が完全に正常であれば、ダイビングで支障がない程度に耳抜きができる最低限の耳管機能は持っているので、訓練や治療でほぼ100%治ります

2.耳鼻科へ「耳管通気治療」に通えば、耳抜き不良は治る

耳抜き不良で一般の耳鼻科を受診するとほぼ100%この耳管通気治療を受けます
金属製の管を鼻から時間に挿入して時間を通して中耳控に空気を送り込む方法です
それで「通りが悪いから耳抜きが悪い」などと指摘され、通院するように指示されます
そのように医師に言われてしまえば、きっとこの治療を受ければ耳抜き不良は治ると思ってしまいます・・・
これこそ都市伝説そのものです
例えば、耳管開放症が原因の耳抜き不良の人はこの通気でとてもよく通ります
ですから耳抜きの良し悪しを評価できないというわけです
耳管通気法というものは、機械で耳へ空気を送り込む「受動的通気」であって自分が行う「能動的通気」の耳抜きとの関連性は全くなくほとんどの人が技術的問題(やり方が下手)によって耳抜き不良が起きているのですから、人にやってもらっても上手になるわけがありませんし、通気を水中でやってもらうこともできません
そして通気治療に通っても耳管機能は良くなりません

3.鼻アレルギーや蓄膿症(副鼻腔炎)があると耳抜き不良になる

鼻アレルギーの日本人の有病率はいまや52%といわれ、そのうちの約30%が慢性蓄膿症と言われています
これらの鼻の病気があるといつも鼻の粘膜が腫れて、いわゆる鼻づまり状態になってしまいます
それが原因で耳抜き不良が起きると考えられていますが、じつはほとんどのケースではこれらの鼻の病気と耳抜き不良が関連しない人たちばかりなんだとか
鼻の病気が原因でサイナススクイーズの原因になることはあるものの耳抜き不良の原因になる人は3%ちょっとしかいないんです
そしてその3%の人たちについて分析すると、鼻アレルギーの重症度と耳抜き不良の程度について関連性がないことが分かっています
耳抜きの技術的問題がなくても耳抜き不良を起こす人は、自覚症状がないほど軽い鼻アレルギーの人でも治療をして耳抜きが良くなるケースもあります
逆に最重症の鼻アレルギーや蓄膿症の人でも、耳抜きに何ら支障がないダイバーもたくさんいるのもまた事実
結論として約97%の人たちには、鼻アレルギーや蓄膿症は耳抜き不良と関係がない

4.フードを被ると耳抜き不良を起こす

耳の穴がふさがっていても、鼓膜によって耳の穴は仕切られているので、鼓膜の内側に耳管を通して空気を送る耳抜きには何ら関連性はありません
しかし実際にフードを被っていて耳に圧迫感が起きたり痛くなったりすることがあるのですが、それはフードが耳の穴の入り口に密着してしまって耳栓をして潜っているのと同じ状態になるため、潜降中に外耳道の空気が水圧で収縮して、鼓膜が外側に引っ張られるのが理由です
外耳道スクイーズは耳抜き不良の耳の痛みと同じなので、勘違いをしている人が多いんです
そのようなときはフードを引っ張って、耳の中に水が入るようにすると治ります
「ダイビングでは耳栓をしてはいけない」という理由は、外耳道スクイーズを起こして鼓膜に穴が開いてしまうからなのです

5.耳抜き不良が起きたら水中でじっとして楽になるのを待つ

確かに耳抜き不良の状態を我慢して水中にとどまると、耳の痛みは和らいできます
ですがこれはとんでもないことをしているんです
鼓膜の内側の中耳腔に陰圧がかかったままになっていると、周囲の粘膜から組織液や血液がにじみだして中耳腔にたまります
すると陰圧が減少するので耳の痛みが和らぐというメカニズム
これを中耳気圧外傷と言います
こうなると数日間から数週間ぐらい、耳の中に水が入ったままと同じ感覚になりますが、いくら綿棒などを使っても水が抜けない状態になります
ダイビングの後に、耳の穴に入った水がしばらく抜けないと感じている人は間違いなく中耳気圧外傷です
このような潜り方をしていると、いつか耳を壊して一生潜れなくなる傷害を負ってしまいます
抜けづらいけれど何とか抜けているという人も、同じ状態になります
耳抜き不良を感じたら、すぐに専門医を受診しましょう

6.耳抜き不良の後に中耳炎になることがあるが、中耳炎が治ったら潜っている

さきほどお話しした中耳気圧外傷は、中耳炎と診断されてしまいがちです
鼓膜の内側に組織液や血液がたまっていて、しかも鼓膜は内出血で真っ赤になっているのですから急性中耳炎に似ているんです
中耳気圧外傷という病名を知らないのですから仕方がないのですが、誤った診断で不必要な抗生物質を飲まされたり、ジあkん通気や鼓膜を切開して貯留液を抜く治療をされてしまいます
文字の通りこれは外傷(ケガ)であって炎症ではないので、これらの治療は無意味です
それどころか鼓膜を切った跡がきれいにふさがらず、一生ダイビングが出来なくなってしまった人もいるんだとか・・・
もちろん潜水医学に精通した医師は、中耳炎と中耳気圧外傷の区別は簡単にできますし放置していれば治ることも知っています
このような人は耳抜き不良の治療を受けなければ何度でも同じことを繰り返してダイバ―生命を失うことになってしまいます
ダイビング後、一般の耳鼻科医に中耳炎になっていると言われたら、なんの治療も受けずに専門医を受診しましょう

 

おわりに

初めて潜る場合、耳抜き不良は潜ってみないとわからないものです
ほとんどの人は耳抜きができるものですが、子供のころに繰り返し中耳炎をやっていた人や飛行機やエレベーターで耳が痛んだり耳がふさがった状態になる人、過去の体験ダイビングや講習などで耳抜き不良があった方々は耳抜き不良を起こす確率が高いです
これらに該当する場合には、潜る前に必ず潜水医学に詳しい耳鼻科を受診するようにしたいですね(^O^)/

ではまた(^^)/

 

石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~

 

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