石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
今日のテーマは「体験ダイビング」午後の時間を使って1本潜ってきました〜
先日ご参加いただいたゲスト様の写真を使わせていただいてのご紹介〜〜
お二人は今回が人生初のダイビング
初めての道具を使いながら丁寧に説明していきますよ〜〜
おっ!!無事潜れたみたいです
表情も柔らか
余裕がありそうですね
水族館との違いはズバリ生物との距離感
ダイビングはガラスを隔てない分ものすごく近づくことが可能
生物を見つけた時の感動はきっと計り知れないはず!!
綺麗な色のクマノミにも出会えちゃいました
この種は1本ラインが特徴のハマクマノミですね
育ちすぎた巨大貝とも遭遇
この貝食べられるんですよ!!
ここまで大きくなっちゃうと美味しいのかは疑問ですが(笑)
初ダイビングはいかがでしたでしょうか??
旅行の楽しい思い出の1つとなったようであれば嬉しいです
今回は初めてのダイビングの舞台をうみの教室を選んでいただきありがとうございました
今度はぜひマンタを見にいきましょうね!!
ではまた!!
追記
「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい
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「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!
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ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
こんにちは〜〜!大学ではサンゴの研究室☆どーもななです(^○^)/
最近は水温が高すぎて白化の心配が絶えません・・・
ところでみなさんサンゴのことちゃんと知ってますか??
えっ?あれでしょ!綺麗なやつでしょ!!←まぁそうなんですけども
知っているか知っていないかでいつも見ているサンゴの見え方が変わってきます
そこで今回は
【サンゴの話】ふしぎな海の動物☆編〜〜!!
いろいろな形のサンゴ礁が作りだすキラキラとした風景
透明な水もまたサンゴが健康に生きていくために必要不可欠なものです。
この美しい環境をいつまでもダイビングで楽しめるようにサンゴとサンゴ礁について少し考えてみましょう!!
日本人ダイバーが訪れる人気のダイビングエリアといえば、パラオにフィリピン、モルディブやもちろん石垣島含めた沖縄など見事にサンゴ礁の海ばかり
なぜかと言えば、なんといっても降り注ぐ光のシャワーの中広がるサンゴ群落が美しい。
周囲には色とりどりの魚が泳ぎ、サンゴの隙間や海底は生物豊富!!
ビーチは白砂で水温も高い。
そんなサンゴ礁は熱帯から亜熱帯にかけての浅い海に広がります。
ダイバーの脳内では世界の海の半分くらいを占めるイメージがあるかもしれませんが、実際には地球表面積のたった0.1%というから驚きです!
ちなみに海全体は地球表面積の70.8%を占めていることはご存知かと。
狭い範囲にしかなくてもサンゴはとても重要です。
ダイバーの憩いの場という小さな話ではなく、海ひいては地球の生態系全体にとって!
サンゴの形はいろいろ
・サンゴとは生き物を指し、1つずつのポリプや群体のこと。
・サンゴ礁とはサンゴが作り出した地形。
主に石灰質のサンゴの骨格から成る。
サンゴが重要である第一の理由は、サンゴ礁が生物に隠れ家や居住空間を提供していることです。
例えば枝状サンゴの周囲を泳ぎまわっていたデバスズメダイが一瞬にして消える現象。
危険を察知して枝の隙間に逃げ込んだということ。
あるいは塊状サンゴの根本にあいたオーバーハングを覗けばオイランヨウジが潜んでいたり、サンゴ群落の根の亀裂にびっくりするような大きな魚が潜んでいたりします。
このようにサンゴ礁があることで海底は複雑な立体構造となり、生き物が暮らしやすい空間が増えることに。
これが、サンゴ礁に生物が多い理由の1つ。
世界のサンゴ礁にはなんと9万種もの生き物が暮らしています。
そしてそれはサンゴ礁の島に暮らす人間にとっては、すぐそこのサンゴ礁から豊富な水産資源を得られることを意味しますよね。
ぶっちゃけ新鮮な魚介類は美味でおまけに滋養たっぷりというわけです。
またサンゴ礁のリーフは自然の防波堤となってくれるので穏やかな内海(ラグーン)を作り出してくれます。
外海の荒波や潮の流れから守ってくれるわけでこれも人が暮らしていく上で大変ありがたいことですよね。
※サンゴどうしの闘い
サンゴを攻撃しているところ。
白い糸状のものは隔膜糸という器官で刺胞や餌を消化するための細胞が並んでいます。
また、スイーパー触手という攻撃専用の武器を持つ種類もいます。
※サンゴの増え方2WAY
・サンゴがバンドル(卵と精子が詰まったカプセル)を放出する瞬間。
ポリプ1つずつから出てくる。
このあとバンドルは海中でバラけて受精が行われる。
・サンゴのポリプが分裂しているところ。
こうして無性的にポリプの数を増やしてサンゴ群落はだんだんと大きくなっていきます。
浅く穏やかで居住スペースも豊富なサンゴ書に生物が集まる理由はお分かりいただけたでしょうか??
しかし生き物がたくさん暮らす場には大量の栄養分が必要です。
陸上であればベースとなるのは植物。
植物は太陽光を浴びて水と二酸化炭素を原材料に酸素と栄養分を作り出していますよね。
いわゆる光合成ですが、サンゴ礁では誰が植物の役割を担っているのでしょう。
もちろんサンゴ礁にも海藻や海草はありますが、陸に比べると特に熱帯・亜熱帯の海では少ない・・・
そこでサンゴ礁。
実はサンゴも植物と似たような役割を担ってくれます。
正確にはサンゴではなく、サンゴの体内に共生している褐虫藻類と呼ばれる微小な単細胞生物の働きによるものです。
褐虫藻類=共生藻はサンゴに宿を提供してもらう代わりに光合成で作り出した栄養分をサンゴに渡しています。
この栄養分はサンゴが他の生物に食べられることによって、あるいはサンゴが放出する粘液という形で周辺の生き物に供給されていくんです。
もちろん光合成によるものだから、同時に生き物にとって必要不可欠な酸素も生み出してくれる。
こうして見ていくとまさにサンゴ礁は「海の森」。
かけがえのない存在ということがわかってきますかね?
サンゴ礁のサンゴ群落が真っ白になりやがて崩れて瓦礫サンゴとなってしまう。
それが最近沖縄を始め世界各地のサンゴ礁で問題となっている白化現象と呼ばれるもの。
サンゴが共生藻を失い、(あるいは共生藻の活性が低下し)サンゴの白い骨格が透けて見えてしまうことから生じる現象。
白化現象が長く続くと、サンゴは共生藻からの栄養供給が減り、栄養不足でやがて死に至ります。
なぜサンゴが共生藻を失うかといえば、それは様々なストレスが原因。
例えば、土砂流入による日照不足、逆に強烈すぎる光、塩分濃度の変化などいろいろです。
サンゴはナイーブなんです
その中で最近よく名指しされる原因が海水温の異常な高さ。
実際に世界の海水温は全体に上昇傾向にあり、白化現象も地球温暖化が叫ばれるようになった1980年代から増加しているそうです。
近年は沖縄などでも夏場は水温30度を超える日々が続くことも珍しくありません。
そうなると望まれるのは台風。
暴風やうねりで海中がかき回されればある程度水温が下がって一安心なのですが、陸上被害もあれば観光への影響もあって悩ましい問題ですね・・・
白化現象以外にも、しばしば大発生するオニヒトデによる食害や病気、開発による土砂流入などサンゴとサンゴ礁を脅かすものはいっぱいです。
ダイバーにできることは、まずサンゴにダメージを与えないようにきっちりと中性浮力をとることでしょう。
サンゴにタンクをぶち当てたり、蹴って折ったりしないように注意しましょう。
上手くなるためにはスペシャリティがおすすめ!!
スペシャルティ(SP)科目
そしてサンゴとサンゴ礁について学ぶことも大切です。
例えばサンゴを食害するからといってその生物を安易に駆除していいものだろうか?
オニヒトデの大量発生時に小規模な駆除活動を行うと単なる間引きとなってむしろ数が増えるのでは?
あるいは数十年数百年という長いスパンで見れば必要な現象かも??
と学ぶことでたくさんと疑問が出てくるはず。
サンゴ礁を取り巻く事象に興味をもってじっくり考えてみるのもいいかもですね!!
サンゴと生きる
コブシメの産卵
隠れ家&マイホーム(カンザシヤドカリ)
サンゴを食べる
カンムリブダイ
1mにもなる巨大魚!このオウムのようなくちばしでかじるのは生きたサンゴ!!
カンムリブダイは群れを成してリーフエッジを泳ぎ一斉にサンゴをがりがりと食べてしまう。
ときどき真っ白な糞を大量に排泄するがそれはサンゴの骨格のなれの果て。(そしてサンゴ礁の白砂になるという)
なお生きたサンゴを食べるのはカンムリブダイのみで、他のブダイは死んだサンゴに生えた付着藻類をかじってます。
アツクチスズメダイ
浅場の枝サンゴ周辺に生息するアツクチスズメダイも、この分厚いクチビルでサンゴのポリプを食べる。
ハクテンカタギ、ハナグロチョウチョウウオ
チョウチョウウオの仲間のうち、丸っこい口元のものはサンゴのポリプが大好物。
例えば写真のハクテンカタギとハナグロチョウチョウウオ。
このほか、ヤスジチョウチョウウオやオウギチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイにミスジチョウチョウウオなども同様です。
さてサンゴについて長ーく語っちゃいました!!
知らないことはありましたか??
これからは優しい目でサンゴを見てやってください(笑)
ではまた(^-^)/
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
追記
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こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
今日のテーマは「体験ダイビング」
先日ご参加いただいたゲスト様をご紹介〜〜
この日は午後の体験ダイビングでした
男性ゲスト様はライセンスをお持ちだったので午前中はガッツリファンダイビングしてからの付き添いです
女性ゲスト様は今回が初めてのダイビング
水泳も得意じゃないのでドキドキしていますとのことだったので入念な事前説明から入っていきます
潜るために必要なコツをばっちり伝授していきます
実演も交えてイメージを作っていきますよ
耳抜きの感覚わかりますか〜〜
潜る前は不安を口にしておられましたが、潜り始めたらスムーズもスムーズ
スルスルするっとあっという間に地面に到着
すごいセンスを感じます!!
水泳とは違うフィンを履いてのキックの感覚を感じながらゆっくり移動開始
どうですか??足でのキックよりもフィンがあると楽に進めるでしょう?!
間近でニモを観察することもできちゃいました〜〜
2人はガン見、ニモはカメラをガン見(笑)
だんだんと余裕が出てきた感じだったのでちょっと泳ぎ方もレクチャー
そうしたらあらお上手
こんなにも上手な初めて体験ダイバーがいたかしら??というレベル
本当に水泳苦手??
沖縄らしくサンゴを見下ろしながら泳ぐこともできちゃいましたよ
自由に重力に逆らって泳ぐのは気持ちいいですよね
うみの教室で初めてのダイビングに挑戦いただいてありがとうございました
初めての水中世界はいかがでしたかね??
今度はぜひまた2人でマンタを見にいきましょうね〜〜
ではまた!!
追記
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ダイバーに役立つ情報を!!今更聞けない?!知識・知見を深めようのコーナー
こんにちは~!!ななです(^O^)/
とうとう沖縄地方に梅雨明けが宣言されました〜〜
週間予報含めこれからしばらくは晴れが続きそうです
夏といえば避けられないのが暑さ、そしてそれに伴う熱中症ですよね
すでに現在の段階で救急搬送されるニュースを見かけることが出ていますのでここら辺で知識を呼び起こしましょう
【意外と見落としがち!】今から学んでおく熱中症対策☆編~~!!
だんだん日差しも強くなり海がさらに恋しくなる季節がもうすぐそこまでやってきています。
楽しく夏の海でダイビングをするためにも正しい熱中症対策を学んでおきましょう!
実は熱中症対策は減圧症予防にもつながるんです。
知ってました~~??
熱中症に入る前に脱水については皆さん大丈夫ですかね~~?
あれっ??と思った方はこちらで復習を(笑)
【減圧症予防に不可欠!】ダイバーのための水分補給のススメ☆
「熱中症」とは体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなることで引き起こされます。
体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや、意識障害などの症状の総称。
最悪命を落とす危険性もあります。
「気温が高い」ことだけに目が行きがちですが、風がない、湿度が高いなどさまざまな要因があって屋外に限らず、実は屋内でも起こりうる症状です。
・熱失神
活発に活動したり、熱いところにいたりすると体温が上がります。
体温が上がれば、体内の熱を逃がすために体の表面に流れる血液の量を増やす(皮膚血管の拡張)。
身体全体に血液がいきわたるように循環するため、普段より脳に運ばれる血液が少なくなり、めまいや立ち眩みが起きている状態。
・熱疲労
急激に体温が上昇した場合、体は汗をかくことで体内の熱を外に逃がします。
汗をかいて水分を失ったまま、水分補給をしないと脱水状態になります。
つまり体は熱を放出したいのに汗をかけないじょうたいになってしまう・・・
脱水状態が続くと全身の倦怠感や頭痛、嘔吐などの症状が現れます。
・熱けいれん
体温の上昇を抑えるために書いた汗は血液から作られており、その成分は水分だけではなく電解質(イオン)なども含まれています。
発汗によりもっとも失われる電解質はNa(ナトリウム)、つまり塩分。
そのため汗をかいたときに水分だけをどんどん摂取してしまうと体内の塩分濃度がどんどん下がってしまう。
塩分には筋肉の収縮を助ける役割があるため、塩分が足りないとけいれんや手足のつりを引き起こしてしまいます。
工事現場で働く人が水筒の中に塩を入れているというのは有名な話ですが、水分だけの摂取が体に良くないことを表しています。
・熱射病
これ以上汗をかいて体温を下げることができないなど、熱疲労や熱けいれんの状態からさらに体温が上昇して体温調節の働きが追い付かなくなると、大きな影響が脳にまで及び倒れるなどの意識障害を引き起こします。
命にかかわる非常に危険な状態・・・
熱中症かな?と思われる症状が現れた場合にはすぐに応急処置をすることが一番です。
しかし、ただ単にガンガン冷やせば良いというものでもないのが残念なところ。
ただ、現場では多くの場合、素人の判断による応急処置のほとんどです。
そこで次の症状を判断材料にしましょう。
目安の一つとなるのが重症度分類です。
・I度
意識はっきりしているが、めまいや尋常でゃない量の汗、筋肉のこわばり、こむら返り、筋肉痛などが見られる。
この程度であれば、風通しの良い日陰や涼しい場所へ移動させて、脱衣、冷却、水分・塩分の経口補給などを行います。
水分・塩分の補給は、経口補水液やスポーツ飲料水に少量の塩(1ℓに対して食塩小さじ1/2ほど)を混ぜて摂取しましょう。
これらの手当てをしてもよくなる兆しが見られなければ医療機関を受診します。
・Ⅱ度
頭痛や嘔吐、倦怠感、集中力や判断力の低下などが見られる。
Ⅱ度になってくると自力での水分・塩分補給がかなり難しくなってくるため、医療機関への搬送が必須となってきます。
医療機関では体を冷やしながら点滴を受けることになります。
ただ医療機関への搬送の間、次項で紹介する冷却方法を行うべきです。
・Ⅲ度
Ⅲ度では明らかな意識障害、けいれんなどの症状が見られます。
Ⅲ度であれば直ちに救急隊を要請する必要があるほどの重症です。
病院では中枢神経の症状、血液の異常、臓器障害に対しての治療が行われます。
熱中症になった場合は、体温が異常に上昇している状態なのでまずは体を冷やすことが第一です。
次に紹介する方法を参考にいざという時に実行できるようにしておきましょう。
・蒸散冷却法
霧吹きや濡れたガーゼ、タオルなどで体表を濡らして、送風して冷却します。
熱中症の場合は自分で発汗できない状態にあることが多いので、体を濡らすことで、気化熱を利用する冷却方法になります。
素人でもできて、汗での冷却と原理が同じであることからもっとも推奨されている方法です。
・冷水浸漬法
全身を冷水に浸す「冷水浸漬法」は急変時の対応が難しいことがあるため状況によって推奨されますが、水を溜める時間や溜める桶などを探す時間があれば、いち早く「蒸散冷却法」で冷却を開始する方がGood!
・局所冷却法
ソケイ部(足の付け根)、脇、首など氷嚢のどを用いて冷却する「局所冷却法」は誰でもできて簡潔ではありますが、効果としては「蒸散冷却法」「冷却浸漬法」に比べて低いとされています・・・
冷やす場合は、紹介した通り、体の中でも大きな血管が通っている部分を冷却します。
ここまで“熱中症になった場合”について紹介してきましたが、熱中症は言わずもがな予防が大切で、しっかりと対策をしていれば防ぐことができる症状です。
次のことに気を付けて安全に楽しくダイビングを楽しみましょう!
1.水分をこまめにとる
「喉が渇いたから水分補給・・・・。」はちょっと待って!
水分補給は、実は喉が渇いてからでは遅いです。
基本は喉が渇く前に摂取することが大事です。
先程述べましたが、汗によって排出されるのは水分だけではないので、真水よりもミネラルを含む飲料水がおススメ(スポーツドリンク、麦茶など)。
またウーロン茶、緑茶、コーヒーなどは利尿作用があるので、水分の排出をさらに早めてしまうのでダイビングの時にそれだけを摂取するのは控えましょう!
さらに、ダイバーにありがちなのは前夜のアルコール摂取。
アルコールの分解には大量の水分が必要となるため、体が脱水症状に陥りやすくなります。
ダイビング時は乾燥した空気を使用しているため、肺からも気が付かないうちに水分が奪われています。
そして、水分をこまめにとることは「減圧症の予防」にもつながるので是非徹底しましょう。
体の水分が少なくなれば血液中の粘性が増して血流が悪くなります。
また循環する血液量が減ることで、抹消を流れる血流が減少して、浮上時、窒素の回収が遅れ、減圧症のリスクが高まります。
2.ダイビング後はウェットスーツを脱ぎ、風通しのよい服装に着替える
水面休息時間中、日焼けを気にしてウェットスーツを脱がないというダイバーを見かけますがこれは本当にNG!
スーツの中はいわば、高温多湿の状態です。
そのような格好で炎天下にいれば、せっかく体を冷やそうと出てきた汗も蒸発できずにあっという間に体温が上昇していまいます。
ダイビング後はウェットスーツを脱いで、日焼け気になる場合は風通しのよい服を羽織るようにしましょう!
3.できる限り通気の良い日陰で休憩を
夏の南の島へダイビングに行けばテンションが上がるのもわかりますが、たまには日陰でゆっくり休憩しましょう!
たとえ日陰であってもムシムシしている湿度の高いところはダメです。
汗をしっかりと蒸発させて体を冷ましましょう。
楽しくダイビングするためには適度な休憩も必要です。
4.普段から汗をかく習慣を!
ダイビングの時だけ汗をかくという人も、忙しいこの現代少なくはないかと思います。
しかし直射日光を浴び、ウェットスーツを着て、いつもとは違う環境にいることでの疲れも出てきます。
普段汗をかかない人が急激に汗をかけば、体が大きな変化についていけない他、自分でも水分補給のタイミングや量を間違ってしまう可能性も。
安全にダイビングを続けるのであれば、普段から少しでもいいので体を動かしておくことも大切ですよ!!
5.熱中症になりやすい体質、持病を再確認!
暑い日に集団で行動するダイビングはどうしても「周りの人に迷惑をかけられないから体調が悪いと言えない・・・・。」という声も聞こえてきますが、言わない方が逆に迷惑をかけてしまうことも・・・
ダイビングガイドやインストラクターも体力がある人、ない人などできるだけ個々に合わせたチーム編成を考えてくれるはずなので体調が悪いことや持病についてはしっかり伝えるようにしましょう。
また心臓や腎臓に持病がある人、肥満の人、高齢者、夏バテしやすい人は熱中症になりやすい!!!という自覚をしっかり持ちましょう。
逆に自分に余裕がある場合は、周りの人への気遣いをお忘れずに♪
毎年のように熱中症で命を落とす方のニュースが流れていますが、明日は我が身と思って自分の行動を思い返して行動するきっかけになれば嬉しいです
暑い日の海はとっても気持ちが良くて油断しがちですが、安全に楽しく潜るためにみんなで気をつけよう(^O^)/
ではまた(^^)/
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 日記
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こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
コロナ終わりからダイビングが再開してニュースにて目にすることが増えてしまったもの・・・事故
昨年は全国的にニュースになってしまうものも八重山ではありましたね
お店の過失によるものから長いブランクがコロナによって空いてしまったせいでの体調の変化によるものだったりと様々です。
体調やダイビングスキルなど自分自身の現在の状態を正確に把握しておくことが大事かもしれません!!
それと一緒にダイビングの安全に対する意識も上げちゃおうということで
今回はこのテーマ
【潜水事故を0に】安全ダイビングの為に私たちがしなければならない10のこと編~!
ちょっとしたトラブルが潜水事故につながります
一方でヒヤリハットはダイビングにはつきものとも言えるかもしれませんが、
たいていのヒヤリハットやトラブル、そして潜水事故は未然に防げるものばかり。
安全に楽しくまた潜ることが再開できるように私たちがすべきことを挙げてみました。
たった10のこと。
基本的なものばっかりです。
みんなで基本に立ち返ってみましょう!!
1.無理のない潜水計画
ファンダイブなどは1日2ダイブとか3ダイブと、アバウトな雰囲気もありますが、実際は現地スタッフが無減圧潜水範囲内で潜れるようにスケジュールを立て、行き先を決めている場合がほとんどかと。
人によっては潮回りなども考慮してゲストに良い思い出を作ってもらおうと効率よくダイビングスポット決めをしている場合もあります。
こうした場合は、自分自身で潜水計画を立てることはないのですが、無理なリクエストをしたりしないよう気を付けたいところですね。
またセルフダイブする場合は、自分たちでダイブテーブルやダイブコンピュータのダイブプランモードを用いて確実に安全に潜れる時間を選ぶようにしましょう。
ダイビング中も最初は深く、徐々に水深を上げて後半は浅瀬で時間を使うといった工夫も必要です!
2.バディシステムの遵守
ファンダイブの基本はバディシステム。
日本人はガイドやインストらくーたが優秀かつサービス精神旺盛なため、ガイドについていけばバディシステムはなくても(疎かにしても)いいといった風潮がなんとなくあるような・・・。
過去の事故をみてもバディシステムが整っていれば助かった、または事故にならなくても済んだと考えられるものが少なくないのも事実。
バディシステムは自分に、またはバディに何かあったときのためにあるもの。
初心者がバディになって頼りなくて・・・ではありません。
何かあった際にガイドに危急を知らせるだけでもいるだけで全然違います。
必ずバディシステムを守って潜るようにしましょうね。
3.器材の操作方法に慣れる
初心者の時にも経験があるでしょうが、なかなか沈まないのはBCDのインフレーターホースの上げ方が足りないからだったり、沈みがちなのでBCに給気したもののなかなか浮き上がらないのは給気が足りないからだったり、透明度が悪いのはマスククリアが出来ずマスクが曇っていたからだったり・・・。
器材を扱い慣れていないと基本的なスキルはなかなか向上できません。
これと同様に急浮上しそうな時、BCに空気が入りっぱなしな時、ドライスーツで吹き上がりといった万が一の場合、確実に器材操作ができないと余計に大変な事態に。
器材の操作方法に慣れるためにもマイ器材を使い続けることこそがベスト!!
4.気象・海象に注意
今年の石垣島は珍しく梅雨らしい梅雨模様・・・。
毎日のように冠水レベルで大雨が降るタイミングがしばしば。
2014年の2月のバリ・レンボガン島での日本人ダイバーの漂流事故では、浮上する時間帯に天候が急変、激しいスコールでボートオペレーターがダイバーを見失ったことが大きな原因となりました。
他にも潜水事故の中には、天候の急変、想像とは真逆の潮流などで漂流事故が起こっています。
20年以上前には、台風が接近している中、海の様子を確認しに海岸線に行ったダイバーが高波にさらわれて行方不明になるといった事故も・・・。
このように自然が猛威をふるうと何が起こるかわかりません。
ですが私たちダイバーはこうした自然に挑戦するのでなく、安全を冒して冒険するのでもなく、自然と共存して、楽しく海で遊ぶことが目的。
気象や海象に関しては地元の漁師さんをはじめとするベテランが詳しいです。
よくダイブクルーズでは「キャプテン(の言うこと)が一番」と言われますが、長年経験しているキャプテンだからこそ安全面では一番に信頼すべきということ。
天候、海況が不安な場合は、ベテランの助言をよく聞いてダイビングを中止した方がいいという判断であれば勇気をもって中止するようにしましょう!!
5.体調を自己管理
一概に言うことはできませんが、過去の例でいえば耳抜きが出来ず無理やり潜って耳管を損傷、意識不明になる、睡眠不足(一睡もしていない徹夜)で潜って意識を失い死亡とか、体調管理ができていないのに無理やり潜って悲しいことに死亡に至るケースもあります。
そのほかにも想像でしかありませんがダイビング中の突然死で心不全や脳溢血が起こってしまっということも考えられます。
よく鼻アレルギーや風邪でも潜水事故を起こす誘因になるのでダイビングを中止すべきです、と医者はいうけれど、本当にそのとおりです。
遊びで潜るだけなのに、せっかくの休みだからと無理やり潜って命を落としたのではひとたまりもありません。
ダイビング前は風邪をひかないようにして、睡眠もよくとり、体調万全で潜るようにしましょう。
6.危険生物、潜水病など最新知識を得る
「わぁキレイ!」とミノカサゴの仲間をつかんだり、(美しいヒレに毒がある)、急浮上するとエアエンボリズム(空気塞栓症)になる確率が高くなるにもかかわらず、安全停止後ビューっと一気に浮上してしまったりと、オープンウォーターコースで習ったはずの“ダイビングの常識”をまったく覚えてない人も少なくないのでは??
でも学科講習をちゃんと受けていないという方は今からでも遅くはありません。
昔学んだことは時代が進むにつれて過去のお話になっていることもしばしば。
最新の情報をお伝えできるようにこのブログはこれからも頑張るのでぜひチェックを!
本ではマリンダイビングが新しい知識を紹介することが多いのでおススメですよ。
7.ダイビング直前はウォーミングアップ
スポーツ科学的見地からも研究している(セントラルスポーツ)のコースディレクターのお話ですが、冬はもちろん夏でも海の水は冷たいことがあります。
この冷たい水にいきなり入ると血管がキュッと収縮し、血圧が急上昇。
脳溢血の原因になったりすることもあるそうです。
まずダイビング前には体を動かし、血行を良くしておくことと、体をほぐすこと。
そして、水に日ある前にはまずは顔に水をかけて、つぎに足先を水に浸け、冷たい水にいきなりドボンと入らないようにすることがポイント。
ボートダイビングの場合はボートに乗る前にやはり顔に水をかけ、シャワーを浴びておくとGood!
ボートにシャワーがある場合は船上で浴びてもいいかも。
ポイントに到着したら準備の前に静かに海に浸かるのが一番かもしれませんね。
なお減圧症の観点からいうと事前の運動はOKですが、ダイビング後の激しい運動やスキンダイビングはNGなのでご注意を!!
8.水面ではとにかく浮力確保
水面移動の時にBCに空気を入れておかないと沈んでしまうことはおわかりだと思いますが、ダイイング器材を全装着した状態で水に浮いていると顔から下が没っている状態になるもの(そして、直立姿勢になった際に目線まで没っていることが適正ウェイトの条件なわけですが)。
安全を確保するためにはBCに給気してレギュレーターやスノーケルを外したとしても呼吸ができるぐらいにはしたいものです。
エントリー時にはわかっていても、浮上したらこれができない人も多いです。
エグジットの為に浮上した時はもちろん、流されているときも、緊急浮上してしまったときも、水面に上がったら確実にBCに空気を入れて波をかぶったりしても慌てずにすむようにしましょう。
慌てると過呼吸を引き起こしさらにパニックを起こしてしまう可能性もあるからです。
9.浮上速度はゆっくりと
おそらく口酸っぱく言われている安全対策のひとつが「浮上はゆっくりと」だと思いますが、みなさん出来ていますか??
これは水深が深いところにあった空気が浅瀬になるにつれ膨張。
急な浮上で肺が破裂したり、ダイビング中に血液中にたまった窒素が膨張して、血液の流れをとめたりするのを防ぐためだということはご存じかと。
でも浮上の目安は1分間に18m(最近は1分間に9mの浮上速度が推奨されてます)といわれても、なかなかわかりません。
目でみて分かる目安としては、自分が吐く小さな泡のうちでも小さな粒に合わせるかそれ以下のスピードで上がるようにすれば大丈夫と言われてます。
ただ、今はダイブコンピュータが普及してます。
コンピュータの指示に従うようにして浮上しましょうね。
10.パニックにならない術を身に着ける
ダイビングでパニックになるとかなり高い確率でトラブづに陥り、潜水事故まっしぐら。
なので、何が起きてもパニックを避けたいところ。
胸騒ぎがしたり、ドキドキしたら、
①その場に止まる。できれば何かにつかまって止まる。
②大きく吸って、吐いてと大きく呼吸をする。すると不思議と落ち着いてくる。
③バディやガイドに大丈夫かどうか知らせ、ダメそうならサインを出して浮上したい旨を伝えてその後の指示を仰ぐ。
この3ステップの後にダイビングを続行できそうなら、OKサインを出して続行を!!
さて10項目触れてきました。
かなり基本的なお話にはなりましたがどれもかなり大事なこと。
どうしても我慢の後の行動は羽目をはずしがち・・・。
事が起こってからでは遅いですよ!!
ではまた!!
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