石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月20日 まで営業自粛中です。
こんにちは~~!「うみの教室ネタブログ」のネタ探しがそろそろ枯渇!?(笑)ななです(^O^)/
沖縄の梅雨入りをはじめ、ところどころ30℃を超えたりと夏の兆しがちらほらと表れ始めている今日この頃ですね。
まずは、季節の変わり目は体調を崩しやすいタイミングかと思うのでご自愛くださいませ。
今回のテーマはタイミングよく「暑さ」
前回の「寒さ」の対になるテーマでいってみましょう~~~
題して【減圧症予防に不可欠!】ダイバーのための水分補給のススメ☆編~!!
夏になると毎年のようにニュースに上がる熱中症の話題
どれだけ取り上げられようが無くならないということは、どこか「自分には関係ないや~」なんて我関せずな態度があるのではないのかな~なんて思ってしまいます。
「暑い」ことによる脱水は陸上だけでなくもちろんダイビングでもとっても危険
ダイバーにとってなんで水分補給が重要なのか?またダイビングの旅行に出かける際の注意点についてバッチリ解説!!
体内から放出された水分量よりも摂取した水分量が少ない場合、脱水状態となります。
脱水は健康上のトラブルへと発展することがあるため予防が必要です。
ダイバーであろうとなかろうと健康状態に影響を与えるため脱水状態は絶対に回避するべき。
【脱水状態の症状】ひどい脱水症状の場合
・頭痛
・パフォーマンスの低下
・いらだち、錯乱
・疲労、筋肉の痙攣
・体温調節力の低下
・意識レベルの低下
・生命をおびやかすショック症状
・腎臓結石の原因となる可能性(長期的影響)
私たちダイバーにとって、脱水は減圧症発症のリスク要因となります。
どんな理由なんでしょう??
脱水状態では、血しょう量及び組織への血液が減少して血液の粘度が上がり血流が悪くなります。
血液は体に栄養を運搬し、ガス交換の役割も果たすので、血液粘度が高くなると窒素の排出に悪影響を与えて減圧症を発症するリスクが上がってしまうというメカニズム。
原則としてダイビングは脱水になるリスクを増加させてしまいます。
しかしDANヨーロッパによる研究では、多くのダイバーがその前後に十分な水分を摂取せずにダイビングをしているという結果に・・・
正しく水分補給をするということが問題になることはほぼありません。
ひとたび休暇を取りトロピカルな地域へダイビング旅行に出かけるとなると、ダイビングの回数は増え、天気が良いことも多いことでリスク要因が普段に増して増加します。
したがって、ダイビング旅行中の適切な水分補給の重要性はより増すことになりますね~。
ダイビング旅行というだけで脱水状態を誘発するリスクが高まるわけではありません。
ただダイビング旅行中のダイバーには、無意識のうちに通常よりも早く脱水状態になってしまう行動上・環境上のリスク要因があります。
例えば、ダイバーが飛行機に搭乗したときから脱水は始まります。
機内の空気は地上よりはるかに乾いているため体は搭乗中に刻々と水分を失っていきます。
しかし、多くの旅行者はフライト中に十分な水分を摂りません・・・
またフライト中に、コーヒーやコーラ、あるいはビールを飲む旅行者が多いですが、カフェインやアルコールを含む飲み物には利尿作用があるので脱水症状を引き起こしてしまいます・・・。
このため最終的にダイバーは軽い脱水状態で目的地に到着することになります。
ここまででまだスタート段階ですよ!!
ここからは旅行中に普段より早く脱水状態になる理由を考えてみましょうか!
①日光
ダイバーが好む南国では、暖かく晴れた天候となり、しばしば湿度が高くなりますよね。
このような状況では、汗をかきます。
汗をかくと体内の水分が失われ、水分がh級されない限りは脱水状態を引き起こします。
また日焼けをすると水分は加速的に失われます。
皮膚が赤く熱くなり(時には痛みを感じ)、体が反応して皮膚に水分を送り出す。
そして太陽と風がこの湿気を蒸発させてさらに脱水時症状が悪化するという負のスパイラル・・・。
②海水の塩分
海から上がってくると水(海水)が乾燥し、塩の結晶が肌に残ります。
結晶が肌から水分を奪い、太陽と風によって水分が蒸発することにさらに脱水のリスクを促進させてしまいます。
③ダイビング・発汗
ダイビング中はスーツにより体温を保ちますが、陸等での着用中に体温を下げることはできません。
暖かい気候下でTシャツを着ているだけですでに汗をかいているのであれば、スーツの下でどれくらい汗をかいているか?
想像は難しくないはず!!
④ダイビング:浸水利尿(尿生成量の増加)
ダイビング中には周囲圧の上昇や、冷水温によって手足の血管が収縮し、血液が手足から体幹に移動して体を暖かく保とうとします。
ところが、体はこの体幹の血液量増加を水分過剰と認識してしまうので腎臓は、この水分過剰に反応して多くの尿を生成することによって水分と塩分が失われることに・・・。
このためダイバーがダイビング中や直後に排尿したいと感じる状態は「浸水利尿」と称されます。
多量に排尿するのは十分に水分をとっているからだと思われるかもしれませんが実際には過剰な水分が失われています。
⑤ダイビング:圧縮空気の呼吸
さらにダイビング中に水分を失うもう一つの原因は呼吸している空気です。
シリンダー内の空気は乾燥しており体がさらに水分を失うのは飛行機の中と同様です。
また低水温の水中では、肺の中の空気を温めるためにりょい一層肺に負荷がかかるため水分損失量がさらに増加。
⑥アルコール
旅行中、多少のお酒を楽しむことは珍しくないかと。
当然飲酒してダイビングをするのは厳禁ですが、飲酒による酔いだけではなく、アルコールは脱水症状を加速させます。
アルコールやカフェインを含むものは利尿作用があるので排尿量は増加します。
ということは脱水状態へ。
⑦吐き気・下痢
飲みすぎや船酔いなどで嘔吐すると短時間で大量の水分と塩分を失い脱水を促進させます。
旅行中の下痢(不衛生な食べ物を摂取したために起こる腸感染から発症)には、同様のマイナス効果があります。
⑧服薬
薬(特に血圧の薬など)の中には利尿作用がある薬が存在し、脱水症状を引き起こします。
ダイビング旅行で脱水症状や減圧症のリスクが高くなるのはこれで理解してもらえるかと。
ただダイビング旅行中だ、ということだけで減圧症のリスクは増加しません。
しかし前述のようにダイビング旅行中、ダイバーの気づかないうちに脱水のリスクが高まります。
多くの場合、脱水の症状は軽度であることが多いので水を飲むことで簡単に解決することができます。
水に加えて経口補水液またはアイソトニック飲料を飲むと失われた塩分や電解質を補給することもできるとされています。
しかしながら、さらに重度の症状がはっきり見られる場合には直ちに医学的な処置を受ける必要があるので医師による診察を受けましょう。
脱水状態の改善を試みるよりも、脱水を予防する方がはるかに良いです。
最も簡単な脱水症の予防方法は、多量の水分を摂ることです。
ところが、大量の水を一気に飲むと血しょうの量が急激に増加しその結果尿量が増えるだけなので体組織に水分はいきわたりません。
このためダイビングの直前直後に1ℓの水をまとめて飲むのではなく、15~20分ごとにコップ1杯の水を飲む方がGood!!
この方法では、組織に水分が補給されて結果として気泡形成と減圧症発症につながるガス交換の抑制を防ぐことが可能に。
実際に必要な水分量は、多くの要因によって異なります。
しかし1日の通常水分量に加え、水を少なくとも2ℓ飲むことで十分な水分量を保つ助けになるかと。
また果物屋野菜などのような水分の多い食べ物を摂るのも良いかもしれませんね!!
今回はかなりマニアックというかお堅い内容になってしまいましたね・・・
ただこれからの季節かなり大事になってくる情報ではありますので確実に抑えておきたいところ(^O^)/
正しく学んで・実践して安全なダイビングライフを!!
ではまた(^^)/
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月20日 まで営業自粛中。
こんにちはー!スタッフのリンです。
本日、沖縄県は梅雨入り!!最近ジメジメしてるな~ と思っていたら、やはりですね
石垣島の現状は?といいますと、
市民への自宅待機のお願いは昨日まで、島外への移動や観光客の来島は依然として自粛要請中。
といった感じです。
ですが、沖縄県の新たな感染者は10日間続けてゼロ!!
今日から子供たちの学校も再開し、少しずつですが日常が戻ってきています。
皆さんと一緒に潜れるのも、きっと、もうすぐですね
さてさて今回のブログも、カメラネタ~
これまでのブログはこんな感じです!良かったら読んでみてください~
過去画像を編集! こちら
夜空の撮影!! こちら
WB(ホワイトバランス)で遊ぶ!!! こちら
フィルター効果で遊ぶ!!!! こちら
で、本日のテーマは ピンボケ写真からの脱却!AF(オートフォーカス)の工夫の仕方をご紹介~♪
まずはこの写真をご覧あれ。清々しいくらい、THE ピンボケ写真です!!笑
スズメダイやベラの仲間は特に、動きが素早くピントがなかなか合いません!
イソギンチャクに定住するクマノミですら、なかなか上手く撮るのは難しいです、。
そこでご提案したいのが!「AF(オートフォーカス)の自動追尾モード」!!
読んで字のごとく、フォーカスエリア(画面中央の四角)にいれた被写体をロックオン!
画面内で動いても、追いかけてくれるという機能なのです
早速設定の仕方から!
まずはカメラを P(プログラムオート)モードにし、フィルター効果を 「Vivid」 、WB(ホワイトバランス)を「水中」に設定!
(ここまでで、「え?何の事!?」 という方もご安心を!過去ブログで紹介していますので、リンクへどうぞ!!)
続いて右下の MENU ボタンを1回押して、下の写真のところで 「AF方式」 を選択
初期設定は 「顔検出」 となっているので、ここを 「自動追尾」 に変更して完了です!
さて設定ができたところで、お約束のお家で試写タイム ♪ 笑
今日のモデルはベランダに咲いた ランタナ というお花です
「OK」 ボタンを押すと、中央でロックオン!
その後カメラを動かしても、被写体を追いかけてくれます!
完璧にピンボケをゼロにしてくれるわけではありませんが、ピントが合う確率はぐっと上がります!
次回のダイビングで活用して、ちょこまか動く可愛い子ちゃんたちを、バチコーン!と撮っちゃってください!
ただーし!ピントが合わなかったからといって、ポイッと捨てちゃわないでくださいね!
ずっと書き続けていますが、写真に正解なんてありませんから!
なんと、あえてピンボケ写真を楽しむ撮り方もあるんです笑
こちらは次回のブログでご紹介しましょー!
以上!「AF(オートフォーカス)を工夫して、ピンボケ写真から脱却しよう!!」 でした
水中写真のこと、次回ダイビングするときは、もっとじっくり勉強したい!
なんて方には、SPライセンスコース がオススメです。
僕がみっちり、ご一緒しますよ笑
スペシャルティ(SP)科目
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月20日 まで営業自粛中。
こんにちはー!スタッフのリンです。
いい天気が続いているのに、海に行けないのが残念すぎる!!
もやしのように白くなってきましたので、とうとうベランダで日焼けを敢行。
さすがは石垣島。ベランダでもよく焼けます笑
さてさて今回のブログも、カメラ片手にステイホーム♪
これまでのブログはこんな感じです!良かったら読んでみてください~
過去画像を編集! こちら
夜空の撮影!! こちら
WB(ホワイトバランス)で遊ぶ!!! こちら
で、本日はですね。 カメラのフィルター効果について、取り上げてみまーす!
Instagram などの画像投稿 SNS を楽しまれている方には、おなじみのフィルター効果。
撮影時にカメラの設定を変えて、楽しむことも出来るんです♪
P(プログラムオート)モード、もしくは顕微鏡モードに設定して、下の写真のカーソル部分でフィルターの変更を行います。(水中モードではないので注意!)
OLYMPUS さん、前回のWB(ホワイトバランス)同様、多数用意してくれています!
試写してみた一部をご紹介~。モデルは我が家のカエル君です笑
Vivid (少し色味が強調されてますね。)
フィッシュアイ (広く写せるというよりは、中心をデフォルトしている感じです。)
クリスタル(光の反射部分がキラキラ~)
ミラー (なんとも不思議な雰囲気)
ポップアート (思いっきり鮮やかに!)
ラフモノクローム (迫力のあるモノクロに!)
ドラマチックトーン (ドラマチックにドーン!!笑)
過去画像をほじくり返しまして、今回は水中で試しているものも見つけました!!
購入してすぐ、浮かれていた時の写真ですね
Vivid (通常の色味に近いかな)
ラフモノクローム (コントラストが強調されて、大迫力)
ドラマチックトーン (摩訶不思議な感じになってます)
フィルターによっては、WB(ホワイトバランス)が操作できず、全体が青っぽくなってしまうものもありますが、
それはそれで、面白い色合いかなーと思います
写真に正解なんてありませんからね!自由に楽しんでいただければいいかと!
それにしても、手持ちのカメラでいろいろ出来過ぎですね!
次回潜るときの楽しみが、どんどん増えてきちゃってます
皆さんも、まずはお家でフィルター遊び、楽しんでみてくださーい!
水中写真のこと、次回ダイビングするときは、もっとじっくり勉強したい!
なんて方には、SPライセンスコース がオススメです。
僕がみっちり、ご一緒しますよ笑
スペシャルティ(SP)科目
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ。
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記スタートです
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中。
皆さんおはようございます!スタッフのリンですー
GW突入しましたが依然休業中なため、のんびりと穏やかな日々を過ごしております。
こんなGWは5年ぶりでして、なんだか変な感じです
1日ずっとお家にいると身体がなまるので、奥さんの勧めでヨガなど一緒にやってるんですが、、、。
なかなか難しいですね!ヨガ!!
まず姿勢をキープするのが大変
想像以上に固くなっていた自分の体にも愕然としました
スポーツマンだった学生時代はどこへやら。
いつまでも過去の栄光にすがっていてはダメですね
ゆっくり慣らしつつ、続けていければと思います。
さてと、このままだらだらと僕の私生活を暴露しても仕方がありませんので笑
そろそろ、今日のブログのテーマ!「記録写真をアート作品へ」
前回僕が書いた日記で、カメラの特訓中!とお伝えしたんですが。 こちら
写真の面白いところは、撮るところだけでなく、撮った後も遊べるところにあると思うんです。
外出自粛でダイビングが出来ないこの時、今まで撮った写真を見返して、
あれこれと加工してみて、自分だけのアート作品を作り出すいい機会かと
難しい知識などは置いておいて、アプリで気軽にいじってみるだけでもいいと思います。
自分が楽しめれば、それで良し。それを見て楽しんでくれる人がいれば、なお良しです
百聞は一見に如かず!
恥ずかしながら僕の写真をご紹介ー
<Before> ハダカハオコゼ
<After>
綺麗で巧妙な模様の目元を強調したかったので、
少しトリミング(切り取り)して、明るさ、色温度、コントラストなどいじってます。
<Before> ハナミノカサゴ
<After>
ヒレの曲線が素敵だな―と思ったので、
構図を整えて、色味も変えてアートな雰囲気に。
<Before> ウミキノコ
<After>
これは雰囲気重視。思いっきり明るくして、ハイキーな感じに。
<Before> ハマクマノミ
<After>
アプリで浮遊物を消して、色を少し鮮やかに。
自分で解説すると、また恥ずかしさ倍増ですね笑
でもやっぱり、表現することは楽しいです
ちょうど水中ライトメーカーのRGBLUEさんが、Instagram 上でオンラインフォトコンテストを開催されてます。
参加料は無料なので、気軽にご参加を
今年の4月7日以前に撮られた水中写真や動画が対象です。 詳細は こちら
僕も出してみようかな~と思ってます笑 なんだかワクワクしますね
水中カメラのこと、写真のこと、気になったー! という方は、こちらの記事も。
今の騒動が落ち着いたら、一緒にじっくりネチネチ潜りましょう笑
最初はしっかり教えてもらいたい!という方にはこちらがオススメ。
水中写真などのライセンスコース、じっくりご一緒いたします!
ダイビングで出会った感動の瞬間を公開して、気の合う人たちと楽しみあう。
今はそうやって、次に潜る時へのモチベーションをどんどん高めていきましょう!
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はリンでした!次回の日記もお楽しみに~
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最初にお知らせから!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月6日 まで営業自粛中です。
従業員の出勤状況が平時と異なるため、電話やメール等、
お問い合わせへの対応が通常どおり行えないこと、何卒ご了承くださいませ
こんにちは~~!わぁ~だいぶブランクダイバー、干からびる~~!!ななです(^O^)/
今回も前回書かせていただきました「マンタ」ネタのように読み物チックにまとめてみました!ダイビングや石垣島に関わり深いネタを探してこれからもお届け予定
意外と知らない?知りたい!ことに焦点当てていきますので一緒に勉強してみましょう(笑)
それでは今回のテーマの発表です!!ズバリ・・・
「日焼け止めの成分ってナニ??」です( *´艸`)
沖縄と言えば青い空・青い海・照り輝く太陽といったイメージ
もちろん降り注ぐ紫外線もハンパじゃありません
条件反射のように日焼け止めを塗る方も多いのでは??
でも日焼け止めのこと知ってますか?最近ダイビングの側面からも日焼け止めが注視されていること知っていますか??
ということでいまさら聞けない、でも今だから知りたい「日焼け止め」を深掘りしまーす!!
昨今世界的に日焼け止めが海やサンゴにダメージを与えていることから、海外ビーチでは使用規制が始まっています。
ハワイではすでにサンゴに有害な化学物質を含む製品の販売禁止法案が可決、ダイバーにお馴染みのパラオでもやはりサンゴに有害な物質を含む日焼け止めの持ち込みや使用を禁止する法案が通り、2020年1月から施行済みとなっています。
日焼け止めに対する目が厳しくなっているということですね。
紫外線(UV)には、肌の奥まで届いて老化の原因になるA波、肌の表面に届いてシミやそばかすを作ってしまうB波、大気層(オゾン層)で吸収されて地表には届かないC波の3つの波長があります。
地表に届くUV波のおよそ9割はA波で、春~夏をピークに1年中、朝から午後遅くまで地表に降り注いでいます。
このA波が肌に浸透するのを食い止める効果を表しているのがPA(Protection grade of UVA)。
日本製品は+で表され、+ひとつで、何もつけないよりも紫外線防止効果が2~4倍というもの。
+が多いほど効果が高く、市販の商品では++++(フォープラス)が最大値です。
一方、B波を防ぐ効果を表すのがSPF(Sun Protection Factor)。
1~50+の数値は、紫外線が肌に影響を及ぼすまでの時間を遅らせる効果を表していて、SPF1で約20分、SPF30なら効果は600分(約10時間)。
というわけで、肌の露出度が高い海の旅には、ウォータープルーフで最高値のSPF50+、PA++++を選ぶ人が多いのです。
汗をかいたり、時間が経ったりすればその効果は減ります。
なので日焼け止めは
①ムラなく塗る
②2~3時間ごとに塗り直すというのが重要。
繰り返し使うものだからこそ私たち1人ひとりが海やサンゴにやさしい成分を使いたいですね。
ジェルやクリーム、スプレーなど、日焼け止め製品の形状はさまざま。
厚生労働省による薬事法で2001年からは医薬部外品以外の化粧品の全成分表示が義務付けられたことから、パッケージに舌を噛みそうな長い名前がずらりと並ぶようになっています。
紫外線を防ぐために、それぞれの製品に配合されている吸収剤や散乱剤のほかにも、揮発性シリコンを含む成分であったりアルコールや防腐剤の役割を果たすパラベンや香料など気になる成分も少なくありません。
それだけに、塗った日焼け止めはその日のうちにきちんと洗い流しておきたいものですね。
石鹸だけで洗い流せる製品もあれば、クレンジングを使わなければ落ちない製品もあるのでしっかり確認を!!
石垣島であればスノーケリングやダイビング中、所々で目にする真っ白いサンゴ。
一見きれいなその姿こそ、サンゴの瀕死状態を意味する白化現象。
サンゴは動物プランクトンを食しながらも、共生している褐虫藻(藻類)が光合成を行うことで栄養を得ています。
白化は、褐虫藻がサンゴから逃げ出したために起きると考えられていて(※1)、その原因は高水温や水質汚染。この水質汚染の要因の一つ、と指摘されているのが日焼け止めに含まれる有害な化学物質。
サンゴの白化に影響するとされているのはおよそ30μg/ℓという研究結果が出されている(※2)
1人あたりが使う量はそれほどではない思われがちですが、沖縄のトロピカルビーチでの2001年の調査では8月14日に1400μg/ℓの紫外線吸収剤が検出されているそうです(※3)
私たち自身が、知らないうちにサンゴをいじめて、海やビーチを汚染していたかもしれないんです。
日焼け止めに含まれる英文はとにかく種類が多く、それぞれが複雑に関係しあっていて、全てを理解するのは至難の業。
「ノンケミカル」と書かれていても化学物質が含まれていたり、「オーガニック」表示があってもその天然成分を配合するためにケミカルの力を借りた製品もあって、大量の成分表示とにらめっこしてもらちが明きません。
では、健康にも環境にも安心な日焼け止めは、どうやって選べばいいのか、チェック&クリアしたい条件は次の8つ。
・紫外線吸収剤不使用
・揮発性油剤不使用
・界面活性剤不使用
・無香料
・防腐剤不使用
・エタノール不使用
・動物性原料不使用
・旧表示指定成分不使用(※4)
いや~~漢字ばっかり~~寝る~~(笑)
ってなったそこのあなたちょっと待って!!
考えなくていいように1つだけ紹介しておきます!!
TAEKOサンスクリーンが代表的なものとしてあることを雑誌より情報を知り得ることができましたので気になる方は調べてみて下さい。この他にも環境へ配慮した製品はたくさんあります。
(この商品を作っている会社の回し者ではございません(笑))
簡単に言うと、微生物由来の原料を使った「日焼け止め美容液」だそうです。
紫外線吸収剤不使用で肌へのストレスが少なく、水質汚染の原因になる揮発性油剤も使われていないので海やサンゴにやさしい。
水が貴重な離島の旅でも、クレンジングで水を汚す心配のない石鹸で洗い流せる仕様だそうです。完璧~~~
※1 最近のサンゴ研究では白化は褐虫藻が逃げ出すせいではないという説も出ています
※2 Roberto Danovaro,Lucia Bongiomi,et al,L Environmental Health Perspectives Vol.116より
※3 Y.Tashiro,Y.kameda,JMarine Pollution Bulletin Vol.77 333-340 2013より
※4 体質によってアレルギーなど肌トラブルを起こす可能性がある成分。
防腐剤や界面活性剤、紫外線吸収剤など約102種
雑誌LaSCUBAを参考にさせていただきました。
すご~~~く長くなってしまいましたね・・・
今回の内容いかがでしたでしょうか??
ダイバーの皆様が今一度使われている日焼け止めを考えるきっかけになれば嬉しいです(^^)/
小さいことから石垣島のような素晴らしい環境守ってみませんか??
ではまた(‘ω’)ノ
石垣島北部のダイビングショップ 「うみの教室」 おウチ日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~