石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
本日のうみの教室はPADIアドバンスドスノーケラー(旧スキンダイバー)講習を開催しておりました
ここ最近、PADIアドバンスドスノーケラー(旧スキンダイバー)講習のお申込みが多いうみの教室です!
PADIアドバンスドスノーケラー(旧スキンダイバー)講習を開催しているところがあまりないというのもあるかもしれませんね。
さて、今日のお客様は今までにも何度もご来店いただいているベテランダイバーご夫婦です。今回はダイビングではなくスキンダイビングに挑戦されました~
ダイビングとは勝手が違い、はじめはウエイトだけ付けて潜ることに苦戦されたそう
そんな時、奥様は気づかれました
「あ、ウエイトもうちょっと付けたらできるかも~」とさすがダイバー!
そうそう、ダイビングだったらちょっとウエイトを重めに付けてオーバーウエイトにしてていても、水中に入ってしまえばBCDに空気を入れて調整もできますからね。
(注!もちろんダイビングでも、適正ウエイトの方が楽に潜れますよ~)
でも、スキンダイビングでこれをしちゃうと・・・水面で溺れそうになっちゃいます
気を付けてくださ~~~い
スキンダイビングでは浮き具をつけていないので、オーバーウエイトにしていると、水面に浮いているために、足を終始かき続けなくちゃいけません。
こんなところで体力を使ってはもったいな~い
ダイビングだけでなく、スキンダイビングでも自分の適性ウエイトを知ることはとっても大事ですね
そして、ここで、ちょっと前の日記でもご紹介した潜り方のコツのおさらい~
①まずは水面に浮き身をしてみましょう!
②次に腰から体を垂直に折り曲げます
③そのまま足を上げて足の重さでさらに沈み、手で水をかくと
④潜れま~す
今日のお二人は、午前中からのPADIアドバンスドスノーケラー(旧スキンダイバー)講習2回コースにもう1本スキンダイビングをプラスされ、まるっと1日スキンダイビングを楽しまれました
3本目のスキンダイビングでは、こ~んな
とっても楽しそうに仲良く泳いでいらっしゃいます
いつもはダイビング器材を背負ってるから、水中で息ができることを何とも思いませんが、何もつけずにこんな身軽な装備でにサンゴの上を泳ぐって、不思議な感じ~
そして、たくさん楽しまれたお二人は、無事にライセンスGet
おめでとうございま~す
次はまたダイビングでもお待ちしてますね~
石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~
【新たなダイビング様式について】
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
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「ダイビング短期プロ育成制度」奨学生募集開始!
講習費が無料&奨学金を貰いながら約3カ月でダイビングのプロ資格取得を目指すコースです。 詳細は「短期プロ育成/奨学制度」へ
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今朝の石垣島北部は梅雨らしいどんより曇り空
市街地は晴れていたのに~、島の真ん中にある山周辺でできた雲が、南風に運ばれて北部一帯を埋め尽くしておりました
でもね、もうちょっとしたらこの雲も流されて、晴れ間が広がってくるって知ってるんです♪
ということで、今日も楽しくダイビングに繰り出します!!
今日は、島のお客様をお迎えしてのダイビング
目指すは、ブルーケーブ太平洋エリアのポイントです
ここに行くとなったら、スタッフもちょっとソワソワ、ワクワクな大物ポイントなんですが、平久保を回った辺りから波が出てくるので、海況がとってもいい日でないといけません。
今日は南風なのですが、ちょっと風が強い・・・行けるかどうか微妙なところだったのですが、目指してみました!
ポイントまではたどり着いたものの、リーフの際のポイントなので、波の影響が強すぎ、泣く泣く断念。
ちょっとだけ戻って天使の砂地にやってきました
ここもね、まだ太平洋エリアの中に含まれますよ
白い砂地がとてもきれいなポイントです
砂紋が素敵ですね~
ふと脇を見ると、クロユリハゼが集まっていたり、
キンギョハナダイの幼魚もい~っぱい
アヤコショウダイは、暗がりで写真を撮ってるナナが気になるのか、ナナの周りをずーっとウロウロ~、この光景が面白くて、思わず写真をとっちゃいました
ナナはアオギハゼとか撮ってるのかな???
ナナの脇を通り抜け、広ーい砂地に帰ってくると、なんだかおかしな光景が・・・
フィンを脱いで少し離れ、おもむろにカメラを構えるさつきと、その隣できょとんとしているであろうお客様
‘キレイな砂地に映えるフィン’的なイメージ写真を撮りたかったんだと思うんです。
でもね・・・それにしてはフィンが汚すぎた~~~(笑)
さつきが撮りたかった写真↓
まぁまぁ、フィンの汚さはそれほど気になりませんね
このフィンがキレイだったら、お客様にもこんな風に写真撮ってみると面白いですよ~っとご紹介したと思うのですが・・・、残念!!(笑)
さて、さて、2本目はせっかく北部まで来たのにもったいないので、もう1本北で潜ろうと久しぶりにカスミの根に来ましたよ透明度もめっちゃいい
名前の由来にもなっているカスミチョウチョウウオがい~っぱい!写真映えも抜群です
そして、ここでサプライズゲストが
ふと振り返ると、向こうからまっすぐこっちにやってくるのは~マンタ
スピードを速めることもなくゆ~っくりこちらに向かってきます。
そのまま来たら、私にぶつかっちゃう!!くらいの真正面、しかも手を伸ばしたら触れちゃうくらいの私の真上低空飛行
この感じを見ていたスタッフがどれほどいい絵が撮れていることだろうと思ったはず
でも実際はサンゴとマンタに板挟みにされ、焦ってしまってブレブレ動画の出来上がり・・・・残念(この動画はあとでFBにあげてみまーす!)
慌てふためく私とマンタの図(さつき撮影)
青紫色がとてもきれいなハナゴイもあちらこちらにた~くさん
こちらは、まだまだ小さいハナゴイの赤ちゃん。
青紫色は親譲り。赤ちゃんもとってもきれいです!
2本目を上がると、空はこんな感じ。こちらは船から島の方を撮った写真
この島の上にかかる雲も、午後には流されて、今は陸も気持ちいい青空が広がっています!
でもこの厚い雲も島にとっては、貴重な雨を降らせてくれる大事な物。
梅雨時期に雨がある程度ちゃんと降ってくれないと、夏に水不足になっちゃいますからね!
そして、こちらは、船から島と反対側を撮った写真
こーんなに違うんです!どんより曇り空だとちょっと気分も下がっちゃいますけど、島からちょっと離れるだけで青空も広がり、日も差すから、水中はキラキラキレイなんですよ
はい、ということで、現在は3本目。
3本目はどこに行くのかと聞いたところ、「どこでもない所に行ってくる!」とさつき
普段ポイントとしては使っていない、ちょっと気になっているところに潜りに行っていますよ~
ということで、3本目にこんなのを見ているハズ~というイメージ画像は添付できませんが・・・いつかここがポイントになっているかもしれません
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こんにちは~~!ななです(^O^)/
お久しぶりです!!
本州の方が相当早い梅雨入りを迎えている地方がチラチラ
ということはこちら石垣島はもう梅雨明けてるんじゃないかな〜〜!!??
梅雨明け特有の強い南風も連日吹いてるし連日晴れてるし(ノ ̄▽ ̄)
今日のブログは先日ゲストの担当がなかったので遊びで潜らせてもらった時の写真を大公開ブログでいきたいと思いまーーーーす!
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ちなみに潜らせてもらったのは5/13のブログの日でした
ブログにも書かせてもらっていますがこの日はマンタ探しday
ダイナミックな地形を縫うように泳いでマンタ探し〜〜
前回は画像のみだったので出会えた時の動画公開!!!!
優雅に泳ぐな〜〜〜
マンタmissionも無事大成功に終わり、ラストダイビングはじっくり生物ウォッチング
僕はそんな予定ではなかったんですがほとんど同じ場所から動くことなくエキジットを迎えることに(笑)
この日はコナユキツバメガイが大量発生
至る所にて発見!
ペアでいる個体も多かったので繁殖行動の真っ最中のタイミングだったのかな??
春のアイドル!アマミ幼魚
だんだんと大きくなってきた個体が増えてきましたね
そろそろかわいい時期も終わりが近いかな??
無事大人になって欲しいけど被写体的にはなってほしくない・・・
このクロメガネスズメダイのベビーちゃんはほぼほぼここから動かなかったな〜〜
いろんなサンゴに囲まれてご満悦??
ヒレ全開!!「ぼくは大きいんだぞ」
最近ぼくが個人的に好きなハナゴイのおちびちゃん
紫色一辺倒かと思いきや尾びれ先端におしゃれな赤色アクセント
目が血走ってるみたい!?寝不足かな??
あぁぁぁ〜〜〜惜しい・・・・・
できれば胸びれが左右とも綺麗に開いてて欲しかった(泣)
ヒレの模様も綺麗なんだけどな〜〜〜
コンデジで魚の鱗感がなんとなくわかるレベルで撮れる時代って改めて恐ろしいですね
海の青に対しての赤色も綺麗だけど背景暗くして浮き上がる赤色もなんだか素敵
目の周りの色がグラデーションになってただなんて肉眼では絶対に気がつけない
写真で見るからこそ気づける特徴ですよね!!
危うく画角からフェードアウト
欲を言えばもう少し中央よりが良かったですが初めての感じの撮れ方だったので挙げてみました!!
図鑑ぽい感じではない躍動感ある瞬間て撮れるととっても気持ちいい〜〜〜
もっともっと色々な撮り方を試してみたいな〜〜
いい撮り方が見つかったらまた皆さんにフィードバックしていきますのでお楽しみに
ではまた(^^)/
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今日はファンダイビングのお客様をお迎えして、1本目からお客様念願のマンタポイントに向け出港!!!
今まで何度もご来店いただいている本日のお客様なのですが、いらっしゃる時がいつもちょっと海が時化模様の日に重なってしまい・・・今までマンタポイントにトライすることすらできなかったお客様なんです
そんなことが続いたいたので、昨日のお電話の時も‘マンタはやっぱり無理ですよね?’とちょっと諦めモードとっても控えめなお客様
いやいや、最近の風向きだったらポイントには行けるはず!大丈夫ですよ~と本日を迎えました
マンタポイントまでは約30分の道中、梅雨とは思えない気持ちのいい青空が広がっていますよ
そして、無事にお客様をマンタポイントまでお連れできました~
まずは第一段階はクリア
肝心のマンタを見てもらわなければ~
マンタが来るまでは、きれいに復活してきたマンタポイントのサンゴを見たり
グルクンのちびっ子たちがちょうどプランクトンのたまり場があったのか、みんなで狭い場所にかたまって口をパクパクしている様子を見てみたり
さらにサンゴを見てみたり・・・・・・・・・・
マンタが来なーーーーーーーーい!!!
何と、ミッションクリアならず
でも、そんな事もあろうかと、いつもなら2ダイブ目に狙うマンタポイントを1ダイブ目に狙ったんですフフッ
1ダイブ目でマンタを見れなかったら、2ダイブ目でポイントをちょっとずらして、もう1度マンタを狙おうと計画済みだったのでした~
※うみの教室では、安全上の配慮から通常は初日1ダイブ目からマンタポイントへご案内
することがありません。今回は、1か月前にも当店で潜っていただいており、更に前日
まで西表で潜っていらっしゃるのを知っていての特別対応になります。
そして、2ダイブ目のエントリーをすると、早々に2匹のカメに出会います
そして、このカメたちがカメの城に私たちを導いてくれました~~~
2匹のカメに導かれるように付いていくと、まぁなんということでしょう
そこには5匹のカメが思い思いに休憩したり、じゃれあったりしているではありませんか~
私たちもちょっとお邪魔して、写真を撮らせていただきました
こんなにたくさんのカメを同じところで見たのは、石垣では初めてです!!
すっかりカメに癒された、私たち
その後もたびたび登場してくれるカメたちとたっぷり遊んだ後に、ふと我に返りました・・・
そう、最初の重大なミッションが・・・うっかりカメに気を取られてしまいました
でもここでそろそろダイブタイムは折り返し、‘あ~今日はダメなのかぁ’スタッフ心の声が聞こえてきそうな水中世界
その時、チャリン、チャリン、チャリン
まさかのマンタ登場
一度通り過ぎたマンタが根の上でくる~ん
また私たちの真上に舞い戻ってきてくれるサービス満点のマンタ
このタイミングで、この登場の仕方、打ち合わせでもしていたようなドラマチックさでした会いに来てくれてありがと~
恐らくそこにいたスタッフ全員が、‘今日はこれだけカメ三昧できたし、もしマンタに出会えなくてもやるだけのことはやったし・・・’と心の中で言い訳をはじめた頃の登場に、お客様と同じくらい大喜びしました~
お客様にマンタを見て頂けて、本当に良かった
そして、現在は3本目の真っ最中、伊原間沖でキラキラ太陽差し込む中、キンギョハナダイの乱舞を堪能しているころなハズですよ(下の画像はイメージ画像です!笑)
うみの教室、本日のミッションコンプリートイェーイ!
毎日、今日の様にお客様のリクエストが叶えられたらいいなぁ!
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うみの教室では、5/22~30の間にサンゴの産卵狙いのナイトダイビングを開催する予定です!
サンゴの産卵ナイトダイビングについて、詳しくは⇒こちら
そこで、今日はサンゴ豆知識を
海の中を彩ってくれるサンゴ
サンゴって石みたいに固いし動かない、、、
植物なのかな~となんとなく思っている方も多いかな???けど、本当は動物なんです!
サンゴは「ポリプ」と呼ばれる小さなサンゴ個体が共通の「骨格」にたくさん集まってできています。
「ポリプ」には触手があり、水中のプランクトンを食べていますよ。
ほら、この写真を見ると、よくわかりますね。
このピロピロ(?笑)しているのが触手です
サンゴは世界中で約800種類、沖縄には200種が確認されているんですって
形状はいろいろ平べったかったり、木の枝の様だったり、岩みたいだったり
エダサンゴやテーブルサンゴは分かりやすく‘サンゴ’ですが、こんなのもサンゴなんですよ!
ハマサンゴ
ユビエダハマサンゴ
リュウキュウキッカサンゴ
サンゴは「褐虫藻」という海藻の仲間と共生しています。
「褐虫藻」は体調の光で光合成をして、サンゴや周りの生物たちに酸素や栄養を供給しているんです。(褐虫藻はとても小さくて肉眼では見れないそうです)
サンゴは触手を伸ばしてエサをとる一方で、褐虫藻の協力で生きています
ではそのステキな共生関係が崩れた時・・・どうなるか・・・
様々なストレスにより褐虫藻がサンゴからいなくなってしまうと、サンゴは白化します
石垣で記憶に新しいのは、2016年の水温上昇によるサンゴの白化です。
白いサンゴはぱっと見、とってもきれいではあるのですが・・・
この写真も、何も言われなければ、穏やかな水中世界の日常に見えませんか?
でも、見てください!
左側や手前のサンゴは白化してしまっていますね。
褐虫藻がいなくなって、サンゴが白化してしまっても少しの間なら、サンゴも自分で頑張れます。
白化して暫くしたら、褐虫藻が戻ったのでしょう、元の色を取り戻したサンゴを私も見たことがありますよ。
でもその褐虫藻のいない状態が長く続くと・・・そう、サンゴは死んでしまいます
色とりどりのサンゴから褐虫藻が消えると真っ白くなり、さらにその状態が長く続くと、白いサンゴに藻が付き、黒くガレていきます。
色彩豊かがサンゴが白から黒に・・・なんだかとても悲しいですね
また、そんな気候変動的な要素とは関係なく、水中世界で巻き起こる日常でも、サンゴは海中生物の‘ごはん’にもなります
チョウチョウウオの仲間はサンゴのポリプを好んで食べる種類がいたり、ブダイは丈夫な歯でガリガリサンゴをかじっているのを見たことありませんか???
そして、サンゴの天敵と言えば、オニヒトデ!!
わからない方もいるかもしれないので、画像を・・・とも思ったのですが・・・
私の心情的に、あんまりオニヒトデの画像は載せたくないので、載せませでした
すいません・・・
このオニヒトデ、昼間はサンゴの隙間に隠れて、夜になったら這い出して食欲旺盛にサンゴをどんどん食べていきます。
10数年前に石垣北部でも突然大発生し、美しいサンゴが壊滅的な被害を受けました
あの時なんか、お昼間はサンゴの隙間に隠れいているハズの夜行性のオニヒトデが、日中もあちらこちらに・・・隠れるサンゴの隙間がないくらいにいっぱいで・・・
北部のダイビング業者で駆除はするものの、追いつかず・・・大変な時期でした。
あ~~~、よみがえる過去の記憶~
数年後には、あの大量のオニヒトデはどこに行った??っていうぐらい、ぜーんぜんいなくなって、、、ほんと、どこに消えたんだろ
あ、話を戻して、チョウチョウウオやブダイもサンゴを食べてるんですけどね、オニヒトデからみたら可愛いものだからか?オニヒトデだけが諸悪の根源の様にきらわれてしまっております。ですが、彼らも微妙な関係で自然界では成り立っているようですよ。
(10年前の大発生みたいな状態は別ですが)
枝状のミドリイシ類は1年で1~2センチも成長します。
しかも、四方八方に延びるので、1年ではかなり大きくなります。
一方、塊状サンゴ類は1年に数ミリ成長するかどうか、、、とっても成長が遅いんです。
そして、オニヒトデはこの成長の早いサンゴ類を好んで食べるんです。
つまりオニヒトデのおかげで、成長の遅いサンゴ類も生育できる余地が生じ、サンゴの種の多様性が高くなるという効果があると言えるんです。
もしかしたら、こんな枝サンゴやテーブルサンゴの間にある塊状のサンゴたちの助けになってるのかも
へぇ~~~、そんな一面もあるんだぁ!とちょと感慨深いですね
同じ画像からもう1か所注目!
これはサンゴが攻防を繰り広げた箇所、、、だと思います・・・
テーブルサンゴが不自然な形になって整っていませんよね。
下のサンゴが光を求めてテーブルサンゴを攻撃し、光を勝ち取ったんじゃないかな~
ちょっと自分に自信が持てず、言いきらずに書いてみました・・・
ということで、サンゴ礁の自然は、たくさんの生物の絶妙なバランスによって保たれていることがわかりましたね!
そして、そろそろまとめと共に残念なお知らせを・・・
うすうす気づいている方もいらっしゃるとは思いますが、、、残念ながらサンゴにとって一番の天敵は、私たち人間です
自然破壊、環境汚染、森林伐採、農地や土地開発による赤土、生活排水、地球温暖化・・・これらがサンゴを病気や死へ追いやってしまいます。
悲しいことですが、世界中の海でかつてあった大きなサンゴ礁をなかなか見つけることが出来なくなってしまいました。
そんな中、石垣北部では、崩れては再生し、今も着々とサンゴが育ってきてくれています。
潜るだけで幸せな気持ちになれるサンゴの海が広がっています
もはやこの海は奇跡なのかもしれなーい
大切なのは、私たちが自然のバランスを崩さないように努力することではないかと・・・
最近話題のSDGsの取り組みの中にも、自然環境に対するものが入っていますね。
1人1人が自分のできる小さな1歩からサンゴを守っていけたらいいな
そして、ダイバーの私たちだからこそできること。
それは、美しいサンゴ礁を見て、自然を心と体で感じること、そして、その感動を一人でも多くの人に伝え、関心を持ってもらうこと!
と、思う今日この頃です。
サンゴの豆知識から、お話がちょっと壮大になってきちゃった感がありますが
10年後も50年後も100年後も、このサンゴの楽園が続きます様に~
今日は思わず長文になってしまいました
お付き合いいただき、ありがとうございました
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