石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
こんにちは〜!!ななです( ´ー`)/
本日はノーゲストデー・・・
あれ?おかしいなぁ??春休みのはずじゃ??みなさーんどこ行っちゃいましたか〜〜
そういえば新型コロナのこともじわじわと忘れ去られそうな現在
コロナ前とコロナ後でダイビングに参加する方の動きや量って何かしら変化があったのかしら?
肌感覚的には自粛というイベントがあった手前感じるレベルには少なくなってるような気がしてならないです・・・
時折情報として入ってくる石垣島に来る観光客数は戻った!みたいなニュースは本当か?!と思ってしまいます
本当だとしたらダイバー人口が減った・・ということなので由々しき事態です
なんとか一昔前のようにダイビング熱が再燃するようなことがあるといいのですが、何ができるのかなぁ〜
時代の変化だから、と諦めたくはないですね
前置きはこれくらいにして、変わったといえば今回のブログテーマでもあるダイビングコンピューターはここ近年で認知度を含めかなり大きな変化があったように思います
ということで本日のブログテーマは
【MY器材応援企画!!】ダイビングのマストアイテム☆~持ってないとやっぱりマズい・・・ダイブコンピューター最前線~編!!
今や安全なダイビングをするために必要不可欠なダイブコンピューター(長いので以下ダイコン(笑))。
登山するときに無計画で登ることがないように、ダイビングもダイコンを使用して事前に潜水計画やリアルタイムの情報を確認しながら潜るもの
そこで今日はいまさら聞けない基本の知識から最新のトレンド商品まで一挙ご紹介していこうかな~と!!
Q1.ダイコンはなんのためにあるの?
講習で習ったであろう減圧症が起こるメカニズムを覚えていらっしゃいますでしょうか??
私たちがタンクから吸う空気には窒素が含まれていて、深く、長く潜るほど体内組織に溶け込んでいきます。
窒素が過飽和状態になって組織内で気泡化!それが細い血管などで詰まり、関節の痛みやしびれを起こしたり、ときには脳や脊髄に影響し意識混濁に陥ることも・・・
これが減圧症でした。
この減圧症を可能な限り防ぐツールがダイコン。
ダイバーがいる水深や潜水時間を刻々と感知して、無減圧で安全に潜れるリミットを計算してくれる頼もしいやつ!!
だから絶対持たなくちゃダメ
Q2.ガイドやバディと共有は可能??
「ガイドが持っているから大丈夫」と思っているあなたは大間違い!
ダイコンは深度を10cm単位で計測しているので、ガイドやバディと全く同じ深度でずっと潜ることはまず不可能ですよね。
ダイビングパターンは一人ひとり異なるため自分専用のものを持つべきと言えます
加えてレンタルできる現地の店も増えてはいますが、その度に慣れない器材だとよくわからず十分役立てられないなんてことも。
これではただのお洒落で終わっちゃいますね(笑)
また、前に使った人のデータがレンタルには残っている場合があるので潜る水深によっては不利益を被ることも・・・
海外では必携の国もあって、持っていないと潜れない場合もあるのでぜひMYダイコンを手に入れましょう!!
Q3.ダイコンの主な機能は??
機種によって様々ではありますが、必要最低限の基本機能はどれも同じです
水中では、無減圧潜水時間・現在水深・潜水時間・水温などを表示してます。
ナイトロックス対応の場合は、酸素分圧が表示されるものも。
また、浮上速度が速いとアラームが鳴ったり振動するほか、安全停止で3分間のカウント機能を搭載しています。
陸上では時計・残留窒素排出時間(飛行機搭乗の可否)・水面休息時間が基本的には表示されるものが多いですね。
Q4.ダイブテーブルではダメ??
ダイブテーブルは、ダイコンと同じく潜水計画を事前に立て、減圧症予防に役立つツールですね。
しかしダイブテーブルは基本的に一定水深にとどまるダイビング(モノレベル)をベースにしているので、レクリエーショナルダイビングのように最大水深から徐々に浅く深度をとるマルチレベルには不向きなことが多い・・・
さらにダイコンの場合はリアルタイムで実際の深度や窒素の吸収量を測定してくれているので、モノレベルの計画よりも無減圧潜水時間が長く、より長時間ダイビングを楽しむことができます
Q5.使い方は難しい??
ほとんどのダイコンは、初期設定のままで難しい操作をする必要がない場合がほとんどです。
水感知起動機能が付いているので水中に入ると自動的に画面が切り替わりダイブモードがスタートする仕組みになってます。
エキジット後は自動的に時計モードに戻るのも嬉しい点ですね!
ただしメーカーやモデルによって操作方法が違うためナイトロックスや高所潜水など設定を要する場合に慌てないよう取扱説明書は読み込んでおくことがベストですね(^^)/
事前に使い方は確認しておきましょう
Q6.ダイコンの表示に従えば安全??
答えはNO!!無減圧潜水時間は減圧理論(アルゴリズム)によって導き出されています。
減圧理論というのは、身体にたまった窒素の量を算出する計算方式のこと。
もっとかみ砕いて言うとダイコンに表示される無減圧潜水時間などは使用中のダイバーに実際たまった窒素量をもとに計算しているわけではなく、研究による理論をもとに計算された計算結果ということ。
近年ではより安全性の高い(より厳しい)アルゴリズムが主流となっているのでダイコンの信頼性は高くなってはきていますが、人によって体型や体質も違えば日によって体調も異なるので無減圧潜水時間の範囲であっても減圧症になるケースもあります。
メーカーやモデルによってこの減圧理論(アルゴリズム)は異なるので、使っているものが違えば表示される結果も大きく変わってきます。
一緒に潜っている人のなかで最も厳しいものに従うのが鉄則ということを念頭に数値を過信せず余裕あるダイビングを心掛けるようにしましょう
Q7.どんな種類があるの??
主流のコンパクトなウォッチ型他に、リスト型、コンソール型とタイプはさまざま
価格帯も5万以下のものから15万以上するものまでピンキリです
レクリエーションダイビングで使用するための必要最低限の機能はほとんどのダイコンに備わっているので安心ですが、タンクにトランスミッターをつけて残圧をダイコンに表示することができるタイプがあったり、テクニカルダイビングで使用できるものまであります。
この後に登場しますが、近年は高機能のスマートウォッチ型登場し注目を集めつつありますね。
ダイコンはエントリーすれば自動でダイブモードに切り替わって安全に必要な情報をリアルタイムで表示してくれたりなどとても優秀な道具です!!
なのに、時計や水深や時計しか見たことがない・・・なんて残念過ぎるダイバーもちらほら
せっかくMYダイコンを持ったのであれば基本表示だけでも理解しておこう!!
A:現在水深
水深をリアルタイムで表示。ただいま18.3m
B:無減圧潜水可能時間
(NDL=NO DEC LIMITまたはNO DEC TIMEと表示される)
減圧停止をしなくとも、その水深に留まっていられる時間。表示ではあと16分
C:水温
現在水温を表示。数秒ごとに計測
D:体内酸素量
身体に蓄積した酸素量の危険度を表示。少ないに越したことはない。
E:潜水時間(DIVE TIME)
ある水深を検知したところからカウントを開始。表示では潜り始めから42分経過。
F:最大水深(MAX)
1ダイブの間の最大水深。このダイブでは33m
G:体内窒素量
身体に溶けた窒素量。この機種ではバーグラフ表示。少ないに越したことはない。
・限界時間ぎりぎりまで潜らない
たとえダイコンを使っていても体調が悪かったり、太り気味など体格により減圧症になりやすいことがあるので、安全マージンは常に大きく取っておこう。
無減圧潜水可能時間ぎりぎりまで潜るのではなく、減圧停止に切り替わるより少なくとも5分前には早めに浅い水深に移動を!!
・深いダイビングが先
ダイビングは“常に深いダイビングが先”がルール。
つまり反復潜水では1ダイブ目を一番深く、本数を重ねるごとに最大水深を浅くしましょう。
各ダイビングも最初に深くへ行き徐々に深度を浅くしていくということも頭に置いておきましょう
その方が窒素の吸収を抑えられ、より減圧症になりにくくなります。
逆にダイビング後半に深く潜ったり、2本目の方が深いと減圧症リスクは高くなる傾向に!!
・アラームは鳴らさない
設定で音を鳴らさないというわけではありません(笑)
ピピピ・・・といったアラーム音は何かマズいことをしているサイン。
特に多いのは浮上速度警告で、たとえ無減圧潜水時間を守っていても、浮上が速いと窒素は気泡化しやすく減圧症になってしまいます・・・
なので、浮上速度警告アラームは鳴らさないように!!
鳴ってしまったら浮上のスピードを緩める努力をしましょう。
ここ近年のダイコンのイメージはソーラーパネルやBluetooth機能などが挙げられるかな~と。
おぉ~電池じゃ無くなったのかー・ログの記入が変わったのか~などの感想をもった人も多いのではないかなと思います。
ただダイコンの業界も日々進んでいます。
いまとなってはこんなものまで登場しているよという1つの例を紹介!!
最先端好きにはたまりません(^O^)/
・GARMIN社のとあるダイコン
腕時計サイズのダイコンとしては数少ないフルカラー画面のマッピングと位置参照を備えました。
水面でのGPSナビゲーションも提供されています。
簡単に言うと巷では身に着けている方も増えてきたスマートウォッチを水中に持っていけるといったイメージ。
Point1.高感度なナビゲーションセンサー
幅広いトップサイドナビゲーション用のABC(高度計、気圧計、コンパス)センサー機能を装備。
フルカラーマップとGPS機能により、水面では現在地を表示してくれる。
カーナビが自分の手についていると思ってもらえればいいですかね。
Point2.スマホとの連携でダイビングライフが充実
専用アプリを使えば、PC・スマホと連携可能。
ここまではここ近年かなり広まってきた機能と言えます。
ただ加えて、深度変化をグラフ表示してくれたり、心拍数や消費カロリー、潜水地などの情報も一緒に本体に記録されているのでこれらの記録も併せて簡単に残しておくことができるんだとか。
Point3.ヘルス管理もできる光学式心拍計
時計本体裏面にあるセンサーが、血液中のヘモグロビン流量を感知して脈拍数を計測。
水中でも素肌に着用すれば、心拍の計測が可能。
Point4.種類豊富なバンドが充実!ワンタッチでスライド操作
厚手のスーツ着用に合わせて、さまざまなバンドに工具不要で交換可能。
意外とありそうでなかった点かもしれません。
種類もシリコン製からステンレス・チタンなどのバンドもあるんだとか。
ここまでダイブコンピューターは進化してきたんですね~~
2024年現在多数の企業がスマートウォッチ型ダイブコンピューターを取り扱うようになってきています!!
ただまだまだ走りな感はありますのでさらにブラッシュアップされそうな予感?!
さて今回はダイブコンピューターについて触れてきました。
昨今多くのメーカーがたくさんのダイコンを取り扱うようになったので自分に合うダイコンがどれなのか探すことがかなり難しくなってきたように思います。
うみの教室ではそういった器材に関する質問も随時受付中!!
一緒に今後のダイビングライフを考えるお手伝いができたらなと思ってまーす(‘ω’)ノ
どこまで進化するダイブコンピューター??
ではまた!!
追記
2024年度動画投稿更新3月10日より再スタート
再始動1発目は手の込んだ編集版から!!春だけのキャンペーンに併せてうみ教メニューの1つの紹介動画作ってみました〜〜
ダイバーの方もノンダイバーの方もぜひ一度ご覧くださいませ〜〜
「0」と「5」の付く日に頑張って更新してますよかったら見てくださーい
こちらが最新動画です
石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はななでした!次回の日記もお楽しみに~
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