石垣島ファンダイビング&体験ダイビング&ライセンススクール日記スタートです
海神祭ハーリーも終わり(と言っても、今年は漕げませんでしたが…)、いよいよ梅雨明けが目前に迫っている感じの石垣島
梅雨明けと共にこの緊急事態宣言も明けてくれます様に~と願いつつ、今日は夏の時期限定のナイトダイビングのご紹介です
北風さえ吹かなければ、1年を通じてナイトダイビングも開催できるのですが、「ニシキテグリの産卵」が観察できるのは、この時期だけ
ニシキテグリとは・・・この子です
日中はユビエダハマサンゴの奥の方でちょろちょろ動いていてなかなか観察が難しい・・・
とってもキュートなこのニシキテグリの産卵は、6~9月の日没後30分間くらいの間に行われます。
夜の間中ずっとするわけではないので、ピンポイントで見に行きますよ~
ということで、船は日没前にはポイントへ
船の上から見る夕日がきれい
まだ完全に日が沈まないうちに、エントリーします!
イブニングダイブに近いので、エントリーした頃はまだ薄明るく、水中ではライトをつけなくても見えるくらいです。
なぜかというと、まだ明るいうちにお客様にニシキテグリを確認してもらうため
暗くなってのエントリーで、どれがニシキテグリかよくわからないうちに産卵が始まり、よくわからないうちに終わってしまうという残念なことになってしまわないようにします
日中はユビエダハマサンゴの奥の方にうろちょろしているんですが、夕方になるとこんな風にパートナーを見つけるため、活発に動き回ります
まずはこのサンゴの中を動き回っているニシキテグリを見てもらいます!
辺りがだんだんと暗くなると、ニシキテグリたちもソワソワし始め、雄は雌にアピールします
パートナーを見つけたニシキテグリは、雄と雌が寄り添ってそっとサンゴの上に上がってきます
ニシキテグリはとっても敏感で、ちょっとでも不穏な雰囲気を感じると、産卵行動をしてくれないので、観察中ライトを使うのはガイドだけです。
通常のナイトの様にお客様皆さんがライトをつけることはありません。
カップルになった雄と雌がサンゴの上に上がってくるのを見計らって、ガイドがライトを手で包み漏れる光でその様子をそっと照らします。
急にライトを当ててしまうと、せっかく上がってきたテグリは産卵せずに一目散にサンゴの中へ・・・
テグリのご迷惑をにならないように、そっとお邪魔させてもらって観察です
パッと放精・放卵をしたニシキテグリたちは、あっという間にサンゴの隙間に戻って行っちゃいます
パッとやってピュっといなくなる・・・ほんと一瞬です
この一瞬をお見逃しなく
ニシキテグリの産卵活動は、その年にもよりますが6~9月くらいまでの期間限定です!
これからのシーズンのお勧めですよ~
ちなみに、去年はニシキテグリ自体はたくさん確認できたのですが、産卵活動はあまり観察できませんでした。
というのも、とっても小さい個体がたくさんだったんです!
その子たちが順調に育ってくれていれば、今年はたくさんの産卵活動が見れるんじゃないかと期待
すでに産卵をやっているころなので、近々私たちも観察に行ってきたいと思います♪
☆うみの教室では、リクエストベースでナイトダイビングを開催しています。
【ナイトダイブ開催条件】
・お客様2名様以上のご参加で催行します。
※お一人でご来店のお客様がナイトダイビングをご希望の場合は、ご来店期間中にご来店の他のお客様にもお声がけしますので、リクエストがあればご予約時にお伝えくださいませ~
・はじめてのナイトダイビングの場合は、アドベンチャーダイブとしてナイトダイビング特有のルールやノウハウのレクチャーを受けていただきます。(ナイトアドベンチャーダイブ追加料金/3,300円)
・海況によっては開催ができない場合があります(北風の日は中止になります)
石垣島ダイビング体験ダイビング&ライセンススクール日記
本日の担当はドラでした!次回の日記もお楽しみに~
【新たなダイビング様式について】
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、お客様に新たにお願いさせていただく事項がございます。
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